#肋骨2020 二次創作短歌
こんばんは。クリスマスイブの夜とかいうちっとも特別じゃない夜ですね。
13日に閉幕した劇団肋骨蜜柑同好会「2020」の余韻をいまだにひきづっているので二次創作短歌を詠みました。本編をまだご覧になってない方は27日の23:59までツイキャスでの配信のアーカイブが見られるのでぜひそちらをご覧になってください。というか「2020」を見ていないとなんのこっちゃだと思いますので…。
18人ぶん36首詠みました。思ったより主観短歌になってしまいこれぞ二次創作といった感じになりましたが、楽しかったです。趣味にしよ。面白かったよという方はグッドボタンとチャンネル登録、サポートのほどよろしくお願い申し上げます。
できるだけ恥ずかしいこと言っておく思い出しては死にたくなってね
きみの字はちょっと怖いよ そのわけは明日教えてあげる あ、へび
ねえあのさ私のどこが好きなのか教えてのてでキスをして笑
きみのいない朝は当然やってくる きみがこぼした歯磨き粉にも
「油には毒が入っているからね」楽園のはじで食べるファミチキ
俺のことまっくらの中で待っているきみも誰でもいいんじゃないか？
このままじゃバターになるわ 焼きりんご作ろうかしら あなたの夜食
恋人でいたときの方がまだきっと私上手に𠮟れていたね
出てってよ眠れないでしょあんたとは現実で以外会いたくないの
こんにちは失うことに慣れている人たちの楽園にようこそ
ポケットを叩けばひとつほっぺたを叩けばふたつ増えるクッキー
虫おれがやらな虫いといけな虫いんですか虫たすけてくださ
お父さん 見てよ小鳥が死んでるよ とりたいの だめ？ 薬の特許
xとyが交わる瞬間に子供に戻ることにしている
井戸水に毒を投げ入れその水で焼酎を割って乾杯をする
ああおれはこのまま死んでゆくのか え？こんな時に綿混のジャケット
全員に嫌われる前に全員に好かれたいんだ変態だから
結婚をしてもないのに何回も聞いた誓いの言葉（くらやみ）
五線譜に一本線を書き足して下のドの止まり木を作った
女だから震えた両手女だから出会えたひかり 鈴の音が鳴る
つらくないおそろしくないくやしくもかなしくもない 朽ちていく豆
電卓の０が増えてくその度にそらで歌える曲が増えてく
帰宅後に顔から剥がす布製のマスクにくっついているほほえみ
今ぼくが死に向かってく間にもりんごは赤く死に向かってく
シャガールにとてもじゃないが敵わないきみの絵がどうしようもなく好き
なにもかも嘘だったんだと思えるよ 知らないおんな小さなこども
すみません、店長。明日休みます。独房にてパーティーがあるので。
飛べるけど一応階段使っとく 趣重視タイプの悪魔
ぼくの名とおんなじ名前の衝動で知らない街の猫を切り取る
ファインダー越しに見えないものがあることを見て見ぬふりをしている
菓子パンを4個も食べたし残したし悪いけどオレ不良ライダー
あと1本 知らないサービスエリアにて今日2回目のラス1を吸う
手のひらがなぜか熱いと思ってた 椅子の転がる朝のオフィスで
困ったわ私の言うこと聞きやしない 受話器叩けば頬に響くか
お前たち ごはんの時間よ 食べ終わり次第清き一票を吐け
馬鹿どもがばうばうと騒ぎ立てている 馬鹿と薔薇とは少し似ている
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