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メドックマラソン 完走までの道①~出発からスタートまで~

もう1カ月以上も前の出来事になってしまいましたが、今回はメドックマラソン当日について、コースの途中で訪問したシャトーの紹介と絡めて書きます。(メドックマラソンの概要はこちら

現地入りからスタートまで

4:30のモーニングコールで起床、準備をして5:30にホテルで朝食。混雑やセキュリティ対策のため、スタート時刻の2時間前には現地入りできるよう、6:30にボルドーのホテルを出発。この時点で空はまだ真っ暗です。

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ホテルの朝食はビュッフェ形式。この他、後から出てきたウィンナーやポテトもいただきました。

7時台にスタート地点のポイヤックに到着。ようやく空が明るくなりはじめたころに車窓から見えるのは一面のブドウ畑。しかし空はどんよりとした雲に覆われ、窓ガラスにはパラパラと神の、ではなく空から落ちてきた雫がしっかりと跡を残すようになり、降雨という想定外の事態に不安を感じるように。ポイヤックでは霧雨のような雨が降っていました。

バスを降りてからジロンド河沿いのポイヤック目抜き通りを歩いて北上。余裕を持ってきたので、スタート地点に着いた8:40頃(早い…)はまだそれほど人がいませんでした。幸い雨はやみましたが、何せそのまま走れる格好で着たので、寒い…!しかし写真を撮ったりしていたら、周りはいつのまにか仮装をしたランナーでいっぱいに。下の写真はスタート40分前の様子です。

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最前列にいたはずが、いつの間にか前に何人ものランナーに横入りされてしまいました。そしてパジャマを着た小さな女の子をリヤカーに乗せた集団が後ろからグイグイと人込みから無理やり前に来て、最前列を占領しました。この国には「早い者勝ち」の文化がないのかもしれません。女の子をリヤカーで引いてフルマラソンを走るつもりなのだろうか…。混雑度200%の満員列車の中にいるような状態で、あとからあとから大きなランナーに前の列を占領されていく…。周りの人の体温のおかげでいつの間にか寒さを忘れました^^;

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9時になると主催者メッセージやスポンサーの紹介が始まりましたが、私の語学力ではいまいち何を言っているのかわかりませんでした。その後、うしろを振り返るとクレーンで吊るされたダンサー数名によるショーが、ポップな音楽とともに行われました。

そしてスタート5秒前。

Cinq! Quatre! Trois! Deux! One! START !

マラソンが始まりました。 つづく

#メドックマラソン #フルマラソン #海外マラソン #ボルドー #フランス

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