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オンライン学習支援あれこれ


オンラインでの学習支援で、気をつけているかもしれないこと。
なんともぼやっとしているのですが、書き留めておこうかと思い立ち、ずらずらと書いておきます。

オンライン学習支援は、LINE WORKS同士でつなぎ、主にビデオ通話で1時間ほど、勉強を1対1でみているものです。

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・滑舌とアクセントに気をつけてしゃべる

最初オンラインをやったとき、喉がちょっと枯れてしまって。
おそらく、きちんと聞き取ってもらえるように話さなきゃ!って力んで大きな声で話してたんですよね。
でも音量は相手側でも調整してもらえるわけだし、ご近所迷惑もあるので声が大きければいいというものでもないなあと。
なので、大袈裟なくらいに滑舌とアクセントに気をつけることにしました。
数学の「定義」と「定理」と言うときに
「ひし形のてい『ぎ』!は、四辺がすべて等しい、なんだけど」みたいにするとか。
(ひし形の「ひ」とか四辺の「よ」とかにも力込めている感じ。アクセントや発音に詳しくないのでよくわからないのですが、聞き取りにくそうな音は気をつけています)

・リアクション大きく、身振り手振り大袈裟にする

オンラインだと受け答えしていても、リアルよりもなんだか薄く見えます。
なので大袈裟に頷いたり、手を振ったりをよくしています。
何より、オンラインは……眠くなる!
教えてるこちらはあまり感じないのですが、受け取る側はかなり眠いらしい。

学校で目の前に先生いても眠くなるんですから、1対1とはいえオンラインでつないでいてもそりゃあ眠くなりますよね。
というわけで、「錯角は!ゼット!みたいなのがあったら怪しい!」とゼットをなぞってみせたり。
けっこうはたから冷静に見ると恥ずかしい動きをしています。

なんというか、演劇をしている感じ?に近い気がします。
演劇やったことないけど(笑)。

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・テンポ感ゆっくり話す

たまに声が途切れて、聞き取りにくいときがあります。早口のあたりがもごもごっと聞こえて、「今何て言ったのかな?」と、話の流れから推測することもしばしば。それか「なんて?」って聞いちゃいます。
なので、自分が話すときには普段の会話よりもゆっくりめに話しているイメージです。
盛り上がったおしゃべりのときって、テンポ感早い方が楽しいし面白いけれど、それはオフラインのときならではなんだなー。

・文章は短めに、やりとりは多めに、言葉は具体的に

↑とも関わるのですが、説明に文章三文くらいかかるなら一文言ったら、少し間を取って相槌打ってもらって、という感じにしています。
そして具体的に話すようになりました。
証明の説明とか、オフラインなら「こことここの線があるじゃん〜、二等辺三角形だからこいつら同じ長さじゃん?で、さらにこことここが同じ角度でしょ?」みたいに言っていたのが、

「辺ABと辺ACは二等辺三角形だから同じ長さだ」
「うん」
「さらに二等辺三角形は底角が等しい。ということは」
「同じ角度だ!」
「そう、角ABCと角ACBは同じ大きさだね」

……のように、こそあど言葉を言わないようにしました。どんなに焦っちゃってもせめて右の角、左の角、とか。

というか、正直オフラインのときはサボって「こいつらがいっしょじゃん〜」「あれがあったじゃん〜」とか言いまくっていたなと思いました。反省。

・ホワイトボードを使う

お役立ちなのが……ホワイトボード!
画像を送ってもいいのですが、ビデオ通話の画面とメッセージ画面を行き来してもらうのが大変なんですよね。余計な時間もかかるし。
なので、ホワイトボードに書いて説明しちゃうのが楽です。すぐ消せるし。
(消しカスで周りが汚れるのが難点ですが)

こちらはリングノートみたいになってるホワイトボード。前のページを残したまま次のページに行って、その後前のページに戻ってきてとかできるので重宝しています。

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アナログでノートとかに書いて見せてもいいんですが、線が細いのであまり視認性がよくないんですよね。ただ、相似や合同の証明の説明をするときに色分けしたくてノートにしたこともあります。

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これは人によりけり好き好きな気がしますね……。

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(日によっては1時間のうちに2回くらい突然切れたりするのでもう慣れっこ)

・ふたりでつくりあげていく

……と、ここまでいろいろ書いてきましたが、これらが絶対正しいわけではないです。

ただひとつ言えるのは、お互いに「この時間をどういったものにしたいか」を探り探りつくってきたような気がしています。
ひとりだとなかなか集中してできないので見ていてもらいたいだけ、という場合もあるし、常に解説や相槌がほしい!という場合もあります。

「今日はおしゃべりが◯%で、勉強が◯%」とリクエストしてくれることもあります(笑)。

どんなかたちが一番いいのか、それは人によって違いますが、日によっても違います。

そこをうまく合わせて、よりよい時間にしていけたらしていけたらないいな。

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