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家計診断 #1(夫のギャンブル)

ウマイFP山内による勝手に家計診断シリーズをやっていきます。
これは私個人にではなく掲示板にでている相談内容で、
私だったら、どのようにアドバイスをするかを書くものです。
早速行きます。

今回はこちらの内容をアップしました。

内容は下記になります。

相談内容

質問者様の夫が仮想通貨を始めたとのこと。
家族構成は夫、質問者様、子の3人で、質問者様は無職。
質問者様の両親は他界していて、実家に軽度精神障害で無職の妹が1人暮らしで、障害年金と遺産で生活している。
3月から無理のない程度でとの約束で夫が仮想通貨(イーサリアム)を始めましたが、「価格がさがったから、20万円貸してほしい」と質問者様に言うようになったとのこと。

その意味は実家のお金を言っていて、質問者様は仮想通貨で増やすのは乗り気ではないので、貸す貸さないのケンカになり、
どうすればいいか相談したとのことです。

補足
以前夫はビットコインに興味を持っていた。
スロットも年に1、2回ですが行くのでギャンブル脳の可能性がある。
「質問者様が大暴落したらどうする?」と聞くと、
「大暴落することはない、下がってもプラマイゼロになればいい」といい、
質問者様を怖がらせているとのことです。

アドバイス内容(3つ)


1 配偶者様の意見を通さない


理由は
① ビットコインが投機性(ギャンブル性)が高い

一般的にギャンブル性が高いとお金を失いやすいです。

② 増える前提で行っている

投資でもと投機でも、必ず増えるものはありません。

また、買ったものが値上がっても、値上がる前に手放す可能性もあります。
多くの人は暴落に耐え切れずに売却して、お金を失います。

③ 資金の投入の仕方がおかしい

通常は下落リスクに備えて、資金を残しておくのが正解です。
上がっても、下がっても大丈夫なようにリスクをコントロールします。

④ 大事な生活資金は投資や投機にまわすべきではない

お金が必要になった時に暴落したら目も当てられません。

⑤ お金を借りてやるというのが間違いです

余力資金でやるべきです。

以上の5つの理由から反対するべきです。

2 次に配偶者の人が譲らなかった場合の対処


副業をしてもらい、そのお金を使って行うように伝える

手軽にお金を使うからギャンブルはやめにくくなります。
副業をして、労力と時間を伴わせればやめやすくなります。

心理的な話ですが、ギャンブルをする人は
ギャンブルをするときに、お金を失う時のストレスを軽減するために、
ギャンブルで使うお金と労働して手にしたお金を切り離して考えます。

ギャンブルで使うお金はあなたが苦労して稼いだお金だというメッセージをさりげなく行うと効果的です。

3 借金を疑う


ギャンブルを行う人は少なからず借金をする可能性があります。
すでに友人や配偶者の両親などからお金を借りている可能性もあります。
そうなると引くにも引けない状態で食い下がらないです。

一度きちんと話し合うべきだと思います。
してなかったとしても、自分って疑われる行為をしているんだと思ってくれれば効果高くなります。


ギャンブルは時代が変わるにつれていろんな姿に変わります。
そして多くの人の心と生活を壊します。

今回このテーマを取り上げたのは自分の身内にギャンブル症の人がいて、
家族全員の苦痛の種だったため、
みなさんも同じような苦しみを味わってほしくないと思ったからです。

生活が破綻するような行為は慎むようお願いします。
今日も読んでくれてありがとうございました 🙌🐴

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