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ライフプラン作ってますか

ご覧いただきありがとうございます。
先日、いつ以来かわからないほど久しぶりに「朝牛丼」してきました。

牛丼はいつ食べてもおいしいのですが、朝から牛丼はいささか胃が重くなりそうで敬遠しがちです。

そこでハムエッグとみそ汁と牛丼用の牛肉とたれが小鉢に入った「ハムエッグ定食」を頼みました。これだと牛肉も少量で朝からでも完食することができました。

朝外食するときは、ス〇バやマ〇クなど「パン系」が多いのですが、たまには和食も良いものです。

さて、今回はFPらしい?ブログを書かねばと思い、ライフプランに対する考え方について、私見を交えた内容としました。

ライフプランという言葉は、何気に聞いたことがある、という方が多いのではないでしょうか。

聞いたことはあるけれど、はて?その中身は?という感じの方も多いかもしれません。ライフプランとは、直訳してもしなくても「人生設計」または「生涯設計」という意味を指すのは皆さんご存じだと思います。

ライフプランは、その方自身が未来をどのように生きていきたいのか、どのような希望を持ちながら生活していきたいのか。という「ライフデザイン」が基本になります。

ライフデザインの中味は、主なものでライフイベントや、キャッシュフローがあります。ライフイベントとは人生における各種様々な出来事、キャッシュフローは資金計画と言えるものでしょうか。

それぞれの項目の代表的な例は以下のとおりです。

ライフイベント

・結婚
・教育(入学、卒業、留学等)
・自宅購入
・就職
・転職
・定年退職
・自家用車などの高額商品購入
・海外旅行 等

キャッシュフロー

・収入
・可処分所得
・貯蓄
・退職金
・住宅ローン
・保険料 等

これらは、年単位の長期スパンで計画するべきものですが、計画通りに事は運びませんので、定期的(半年または年1回程度)に見直した方がより良いライフプラン作りができると思います。

ライフイベントとキャッシュフローを表にしたものがこちらです。👇

          ライフイベント表

           キャッシュフロー表

キャッシュフロー表を例にとれば、2048年の年間収支が-155万円、残高貯蓄が+1555万円とあります。(字が小さすぎて見えづらいと思いますが)

2048年以降、収入を得ない限り毎年赤字となってしまい、10年後の2058年頃には貯蓄も底をつく予想がされます。それを防ぐには、

・保険料を抑える
・レジャー費を抑える
・のび太様が定年後も収入を得られるようにする
・住宅ローンの借り換え、繰上げ返済の検討
・教育費の再考

などの対策が必要です。このように、キャッシュフローを作った結果、途中で収支がマイナスになるなど対策が必要な場合は、改善策を考えます。

改善策を講じた後も、その時々の現状を把握しながら定期的に見直すことで、将来の収支や貯蓄残高の予測が立てられ、精神的な負担も軽くなります。

将来的なスケジュールや収支計画を「見える化」することで、先々の計画を立てやすくなり、お金の流れや必要額の目途が立ちます。

先述したように、計画はあくまで計画であって、その通りにいくとは限りません。だからこそ、定期的な見直しは必須です。

また、計画を立てる際にも、必ずしも綿密に作る必要はなく、特に数年先の計画は「なんとなく」でも良いのです。あくまで見積もりと考えてください。

「なんとなく」で計画したイベントが近づいてきたら、そろそろかなと思い立ったときに、改めて検討し、時期を延ばすか取りやめるか、綿密な計画を立てるかをすれば良いのです。(定期的な見直しをFPに依頼している場合は、FPがアドバイスしてくれます)

「計画はあくまで計画で決定ではない」と、いう人がいますが、まさにその通りかなと思います。計画を立てたからといってその通りにする必要はないし、その通りに行かないことが多いのは、皆さんすでに経験されていると思います。

では、何故計画を立てる必要があるのでしょう。計画を目標と置き換えるとどうでしょうか。

ヒトは目標を立てることで、そこに向かって努力をしやすくなると思います。その目標がより具体的であればあるほど、達成するための手段が見えてきます。

また、ライフプランを作ることで計画を実行するための優先順位も見えてくると思います。

例えば、結婚後は子どもの教育費や住宅購入計画は優先事項が高いと思いますが、これらより優先度が一般的に低い海外旅行や自動車購入は、時期をずらしたり、グレードを落とすこともできます。

ライフプラン作りは、決して難しいものではありません。自分なりのオリジナルなライフプランを作って、今後の人生設計を「見える化」してみませんか。




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