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家づくりは消費?浪費?投資?

何かものを買うときに、

この投資なのか、単なる消費なのか、

もしくは、浪費なのかを考えるのは重要なことだと思います。


ちなみに、投資とは、何か金融商品で

お金を運用するという意味だけでなく、

将来的に払ったお金以上の

価値を受け取れる可能性のあるものに

お金を使うことです。


例えば、

・仕事のためになる資格取得のためにお金を使う

・これがあることで仕事を頑張れると思えるような趣味にお金を使う

などのように将来的に

「使ったお金<価値」

となるようなものにお金を使うことです。


ちなみに、消費は食費や水道光熱費、

家賃など生活するのに必要なものへ

お金を使うことです。


「使ったお金=価値」

となるものですね。


浪費は、無駄遣いのことです。


例えば、

・毎日仕事の帰りに

なんとなくコンビニに寄って、

なんとなく使っているお金

・通わなくなったジムや習い事の会費

などですね。

「使ったお金>価値」

になる支出のことです。


私も何かを買うときには

この3つのうちどれにあたるかを

考えるのが癖になっている気がします。

極力投資にあたるものにお金を使いますが、

浪費ももちろんありますね・・・。


さて、この考え方は家づくりにおいても

意識しておいたほうがいいことです。


一生に一度の大きな買い物である家。

耐震性や間取り、床材、断熱性など

すべてを充実させようとすると

とんでもないお金が必要になります。


私のところに相談に来られた方に

家づくりでこだわりたいところ

を聞くと、ほとんどの方が

耐震と断熱性を充実させたいと言われます。


しかし、いざ家づくりを始めると

耐震と断熱性以外にも床材やお風呂、

キッチンにもこだわりが出てきます。


そうすると、当然家の価格も高くなっていきます。

そこで、家の何にお金をかけるのかを

投資、消費、浪費の観点から選んでみるのです。


例えば、共働きの場合だと、

できるだけ奥さんの家事の負担を減らせるように

キッチンにお金をかける。


家で仕事をすることもある旦那さんがいれば、

仕事に集中できる書斎を作る。


毎日元気に仕事に行けるように

仕事の疲れを癒してくれるようなお風呂環境にする。

など、これから先、何年も考えたときに

金額以上の価値を得られそうなものを重視して

そこに予算を多めに投入する。


そうすると、自然と家の満足度も上がり、

家づくりの成功に近づくことが

できるのではないでしょうか。


せっかくの家づくりなので単なる「消費」

にならないように注意してくださいね。


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