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【相続にも争族にも小口化不動産が有効だ!】~FP酒場inカラオケ居酒屋べ~

「”争族”を避けるにはどうしたらいいんだろうね」
”ソウゾク”には2種類「相続」と「争族」があると言われています。
お金というのは本当に厄介なもので
無きゃ無いで困るんですが、有ったら有ったで困ることもあるんですよね。

今回はいつものカラオケいざかや”べ”でFP酒場
八神純子の「みずいろの雨」が高すぎて、全然気持ちよく唄えませんでした!当たり前か。

相続というのは、亡くなった人の財産を配偶者や子どもといった関係者がもらうことを言います。
そのもらうものに対して税金が発生します。それを相続税と言うんですね。

もらったもの以上に相続税を払うことは基本的には無いのですが
できるだけその相続税を下げて遺族に多くの資産を残したいというのは皆さん共通しています。
(相続税をできるだけ多く払いたいという人とは私は会ったことがない・・)

この相続税を下げるための手段の一つに不動産を購入するというものがあります。
不動産というのは、購入額より税金を計算する上での評価額が下げることができるのでよく選ばれる手段です。

この不動産というのは「相続」には有効なんですが、「争族」を生みやすいのです。

なぜか。
それはキレイに分けることができないから。

例えば遺族が二人いた時に一方には2000万の不動産、もう一方には1000万の不動産となると、不平等ですよね。
これが事前に了解が取れてればいいんですが、そうでないと争族になることがあります。
事前に了解が取れていても、遺族の家族(主に配偶者)が出てきて後から揉める争族もあります。

厄介ですね・・・

ただそれを解決できる可能性が出てくるのが「小口化不動産」です。
争族や贈与の際に、例えば一口100万円ずつで小分けにすることができるのです。
例えば遺族が二人いて3000万円分の小口化不動産をもち相続が発生すれば、それを15口、1500万円分ずつ綺麗に分けられます。
さらにこれは現物の不動産なので、相続税評価額を下げる効果もあります。

ただし国税もここに対してはアンテナを建てていて、
明らかに間もなく相続が発生する!!というタイミングで
相続税対策として小口化不動産を所有すると、指摘を受ける可能性はあります。

いろんなことをあらかじめ準備しておいて、事態が深刻化する前に予測をして対応することも大切ですね。

お金なんかに左右されない人生を!

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