見出し画像

日本株に興味があるのはバフェットのみならず!10年で4200%のリターンを叩き出した伝説の投資家ジム・ロジャーズも日本株を買っている!?

海外勢の日本株買いが止まりません!10週連続買い越しとなりました。そして、本日(6月9日)5大商社株も揃って年初来高値更新かつ上場来高値更新~!!

ウォーレン・バフェット氏が日本の5大商社株へのさらなる増資を表明し、マーケット参加者をざわつかせたのは今年の4月。それ以降の商社株は上昇に弾みをつけ、一段高する動きを見せています。

事業が多岐にわたる商社のスタイルは、実は世界でも珍しいビジネス形態であり、業績の良し悪しが見極めにくいという理由から、これまで投資家から敬遠されるきらいがありました。

しかし、アップルをはじめ米国株をメインとして巨額マネーを投じてきたオマハの賢人が、ここにきて本気で乗り出してきたわけですから、当然そこは確たる勝算があってのことでしょう。

その投資行動について深堀り探求していくと、なるほど!と思える理由が確かにありました。詳しくは以下の記事にて。(ちなみに、商社株はいずれ評価されるだろうと5年前から予期していたある日本人投資家の動画も以下記事にて紹介しています)

そして、もうひとり!世界中の投資家が、その一挙手一動を気に掛けている人物もまた日本株に興味を示しています。

彼の最新刊のタイトルが『捨てられる日本』なので、一見“アンチ日本”という印象を持ってしまいますが、実は日本株のETFを買い進めているといいます。

1970年代にはあのジョージ・ソロス氏と共にクォンタム・ファンドを立ち上げ、10年で4200%のリターンを叩き出した投資家であり、世界中を車やオートバイで走破し、ギネス記録を2つ持つ冒険家としても有名です。

そう、彼こそが世界三大投資家のひとり、ジム・ロジャーズ氏です!

ロジャーズ氏の投資スタイルには「変化」と「割安」という特徴があります。投資家にとって、割安で買うことは常套手段ですが、割安のまま放置されっぱなしでは利益は得られません。

成長する産業や将来性のある業界、需要の伸びが期待できる商品など、投資対象が割安にあって尚且つそこに“変化”が加わらなければならないというわけです。

投資する価値があると判断できるなら、時間がかかっても上昇するまで待てばいい。価格で判断するのではなく価値を見る、このスタンスはバフェット氏と同じですね。

こうした話は、今日買えば、明日儲かるといったものではないので、価格だけを判断材料にしているトレーダーには、参考にならないかもしれませんが、頻繁に売買を繰り返すこと自体が目的でないならば、投資界の巨匠の考察は参考にすべきでしょう。

投資していくうえで最も重要視しなければならないのは、長くこの世界を生き抜いていくこと!ストレスなく、ノンビリ構えて、よい株(投資対象)だけを買い、大きく儲けて、元気で長生きするのが幸せってもんですよね。

世界中の投資家がリスペクトする巨匠も2人の娘の前では普通のパパです(笑)。以下、シンガポールで仲睦まじく暮らすロジャーズ一家の動画です。

日経平均の高値更新がどこまで続くかについては、外国人投資家の動向次第ということになりそうです。

外国人に日本が評価されるという点では喜ばしい限りですが、、、これほどの大きな流れがあるなか、日本人がさほど恩恵を受けていない現状は、残念でなりません。

日本の企業が生み出す素晴らしい成果は日本人こそが最も享受すべき!!

現在、日本株の保有比率は、外国人投資家が30.5%であるのに対して日本の個人の比率が17.5%。まだまだ頑張って啓蒙してまいります!

(写真:Gage Skidmore)

PS
ジム・ロジャーズ氏のご自宅に訪問いたします。」という記事を先日(5月31日)投稿しましたが、現地より続報が届きました。

★現地シンガポールより続報です!

FPOの山本です。緊張MAX状態で投資界の巨匠、ジム・ロジャーズさんにお会いしてきました(なんと!ご自宅にお招きいただきました)。さすが世界3大投資家!見えている景色が全く違います!!非常にたくさんの示唆をいただきました。

ジム・ロジャーズ氏と話す藤ノ井俊樹氏

日本人にとってショッキングなタイトルの著書(新著のタイトルも『捨てられる日本』。。。(ノД`))をみると、ロジャーズさんは日本嫌いなの?って印象でしたが、どうやらそれも大きな勘違いだったようです。

厳しい指摘ということは間違いありませんが、アンチどころか親日家。日本が好きだからこそ、日本が滅びないために、言葉を発せずにはいられないということなのでしょう。「私はうなぎや鮨、和食が大好きだ。日本に滅びられては困る」と仰っていました(笑)。

ジム・ロジャーズ氏邸にて

ちなみに、しばらくは日経平均は上方向で、史上最高値も更新するだろうと考えてはいるものの、長期的な日本経済の見通しについては、やはり悲観的にならざるを得ないというご意見でした。

ジム・ロジャーズ氏邸にて

貴重なお話をたくさん伺うことが出来ましたので、皆さんにも近々共有させていただきますね。お楽しみに!

いやぁそれにしても、気さくで素敵なお方でした。初対面の私たちに対して非常にフレンドリーに接してくださって、はじめの緊張もすぐに吹き飛び、とっても楽しい時間を過ごすことができました。

2時間近くもお話させていただいた後に、快くサインや撮影にも応じてくださるなど終始お優しく、スタッフ一同さらにロジャーズさんの大ファンになりました!

最新刊『捨てられる日本』5冊にサインをしてもらいましたので、プレゼント企画も近々実施いたします。詳細が決まり次第、ホームページ・SNS等でお知らせいたしますので、お見逃しなく!

Make Japan great again ‐ Jim Rogers

『捨てられる日本』にメッセージ「Make Japan great again」って、粋ですよね!別れ際には一言「日本を救ってくれ!」と言い残して、部屋から出ていかれました。最後までかっこよかったです!

PPS
書籍『捨てられる日本』では、今の日本が危機的状況にあることを多面的に捉え、テーマごとに鋭い指摘をしている一方、危機の時代をいかに切り抜けるかについても書かれています。

耳の痛い話が多いですが、日本人なら知っておくべき内容だと思います。ぜひ読んでみてください!

【追記】
BarFPOの書籍コーナーにあったロジャーズさんの書籍も持っていき直筆サインをしてもらってきましたー♪

店舗に展示いたしますので、ぜひ伝説の投資家の直筆サインを拝みにご来店ください~(笑)。ご利益があるかもしれませんよ〜!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?