見出し画像

金融情勢が不安な今、ほぼノーリスクで金利4.6%獲得する方法

MMFをご存知でしょうか?

今回はMMFのお話です。
MMFとはMoney Market Fund(マネーマーケットファンド)の略です。



中身はと言うと、
短期の債券や、超短期の債券(実際は約束手形)のCP(コマーシャルペーパー)で運用するファンド(投資信託)の事です。

「えっ!?意味わからん?」
ですよね。

要するに、
返してくれるまでの期間が短い借金です。

意味は理解しなくてOKです。


ざっくりとだけ解説しておくと、

債券は借金の事で、
その国や会社が破綻しない限り必ず返済されます。

で、貸出期間は長いより短い方が「破綻リスク」が少ないので安心。
と言う訳です。

友達にお金を貸すのに、
明日返してもらうのと、1年後に返してもらうのとどちらが低リスクなのかを想像してもらえれば分かりやすいと思います。


で、今オススメの貸し出し先は「米国」です。

米国は言わずと知れた世界第1位の貿易国です。

つまり、
米国が破綻しない限り利息を受け取り続けれるのが米国MMFと言う訳です。

MMFは元々ほぼリスクが無い事から、証券会社に資金を置いて居る間、勝手にMMFで運用してくれている。
と言ったぐらい安全性の高いリスク商品です。

しかし、
安全性が高い=利率は低い
のは世の常で、利息も雀の涙ほどしか付きません。


ところが、
今、と言うか今だけ、このリスクリターンのバランスが大きく崩れているのです。


理由は、
米国のとてつもない利上げです。

これにより、
米国MMFの金利も上昇しています。

僕が今、資産の一部を預けている米国MMFの金利は年利4.6%。ととんでもない過熱ぶりです。


まとめますと、
世界第1位の米国に、いつでもすぐ換金してくれる短期でお金を貸しておくだけで、年利が4.6%受け取り続けれる。

と言う事です。

これは、インデックスファンドなどの株式でしっかりリスクを取った場合とリターンは変わらず、

だったら、少ないリスクでリターンを得れる方が良いよね。

となるのは当然ですね。


したがって、
すでに米ドルを保有している方はノーリスクで年利4.6%をGET出来る事になります。


今から、米ドルを購入し米ドルMMFを購入するのも全然アリな戦略だと思います。

しかし、急な円高などが起きると為替差損で年利の4.6%は軽く吹っ飛んでしまう事は頭に入れておきましょう。


個人的な考えは、為替の動きは読めないので、
為替がどちらに動こうが米ドルを長期保有しておく事をオススメします。


米ドルを長期保有すると決めれば
為替がどちらに動こうが関係ありません。

ただただ、米ドルMMFを保有し金利が高い間、ほぼノーリスクで金利のみを受け取り続ければ良いのです。





最後にどんな方にオススメなのか?は
・投資に今ひとつ踏み込めない投資アレルギーの方。
・米国で受け取った分配金の一時的な保管として


などが良いと思います。
僕も分配金のとりあえずの保管場所として米国MMFに預けています。


ちなみに、
年利4.6%が続くいたとして、長期保有した時の損益分岐点は下記の表の通りです。

※2023年7月30日のレート 1ドル141円で計算


5年保有していれば
1ドルが115.49円以上に円高にならない限り
プラスになります。


気になる方はオフィシャルLINEからお気軽にご質問下さい。

それでは。




【FP中野ブログ】

【FP中野事務所 オフィシャルライン】
特典
・相談料割引き(不定期)
・Kindle本無料(僕の有料記事は、Kindle本です。LINE登録頂ければ、Kindle版が不定期で無料になります)
・節約などお役立ち情報
登録しておいて損はありません。ぜひ。
https://lin.ee/zkfpkVp




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?