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#034_自営業・フリーランスは、じぶん年金で備えよう

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#034_自営業・フリーランスは、じぶん年金で備えよう

老後の備えって、どこまでしておくべきか?
けっこう悩ましい問題ですよね。

まずは、どれくらい公的年金をもらえるかというところが、
大事なポイントになってきます。

特に、自営業・フリーランス、つまりは第1号被保険者と呼ばれる方々は注意が必要。

会社員には「厚生年金」という上乗せ分がありますが、
自営業の場合には国民年金(基礎年金)だけだからですね。


ちなみに、きっちりと掛金を支払っていて、満額もらえる場合でも、
受給額は月額68,000円です。(令和6年度)

夫婦ともに国民年金のみに加入し続けていたご家庭なら、
月136,000円で暮らしていくということになります。
・・・だいぶ厳しいですよね💦


なので、自営業の方は特に、しっかり意識して
上乗せ分の「じぶん年金」を作っておく必要があります。

自分で上乗せするために、誰もが使える方法が、

  • 付加年金

  • 国民年金基金

  • iDeCo

    あとは、民間の個人年金保険、ということになりますね。


付加年金とは、月額400円を納付することで、
受け取れる年金額を、200円×付加保険納付月数分増やすことができるという制度です。

2年間で掛金の元が取れてしまうこと、少額でできることから、
ぜひ活用したい制度ですね。

ただし、65歳よりも前に亡くなった場合には、納付した付加保険料は返金されません。

掛け捨て保険扱いのようなものだと
イメージをしていただければ良いでしょう。


ちなみに・・・
iDeCoには最大で月額68,000円まで掛金を入れられるのですが、
付加年金を併用すると、その分は差し引かなければいけません。

それなら68,000円-400円=67,600円までOKになるかと思いきや、
iDeCoには1,000円単位でしか掛金が出せないので、MAX67,000円になります💦

iDeCoの枠を満額使おうと思っている方の場合には、
付加給付を諦めるか、1,000円分の枠を諦めるかの2択になってきます・・・


iDeCoと国民年金基金のどちらを優先するかについては、
基本的にはリスクを取ってしっかりとiDeCoで運用した方が良いでしょう。

特に20年、30年と運用期間が取れる場合には、
どうせ引き出すことができないのですから、
無いものと考えて値動きは無視!
完全放置で育てるのが一番です。

ただし、配偶者の分の掛金を負担する場合には、
国民年金基金を使っておくと、掛金を全額所得控除の対象にすることができますので、使い分けもアリですね。

iDeCoだと、自分の掛金分しか控除の対象にならないのでご注意ください!


その他、じぶん退職金制度に当たる小規模企業共済というものもあります。

ただし、業種ごとに従業員数の縛りがあったり、事業を兼業している給与所得者は使えなかったりと、一定の条件がありますので、
もし使える可能性があるようなら、あわせて検討してみてもいいでしょう!


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#iDeCo #年金制度 #国民年金


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