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夢の方向転換

司書から貸し出し本棚へ

私は学生時代、図書館司書に憧れていました。

母の影響で、幼い頃から「本」は私の身近にありました。

保育園の読み聞かせの時間や、学校の図書室も好きで良く本に入り浸っていました。

以前、こちらの記事でも紹介しましたが、私は本を読む時間も選ぶ時間も大好きです。
それは昔も今も変わりません。

だから、図書委員は率先して立候補していました。

自分がオススメした本を友達が借りていって感想を貰うのが嬉しかったです。

その頃から「本に携わる仕事がしたいな」と、夢がありました。

そこから月日は流れ、私は「司書」という仕事がある事を知ります。

「司書」とは、主に図書館資料を扱う方々の事を言います。図書館司書と言う呼ばれ方が一般的なのかもしれません。

それまでは、⚪⚪書店などの本屋さんで働くという事しか頭に無かったので、新しい道に出会えた時は新鮮でした。

学生の頃の職場体験で、先生方に無理を承知で「図書館司書を体験させて下さい」と頼み込んだのは懐かしい思い出です。

初めは前例がないから、という理由で学校も困惑していましたが、当時の担任から「私の地元の図書館へ聞いてみる」と言って下さり、ご厚意もあり3日間だけ図書館司書を体験させて頂ける事になりました。

体験では、どんな本があるのか、本が破れたり、フレームが破損していないか等の確認をして修復係の方に報告。
館内のゴミ拾いや、利用している方のお目当ての本を一緒に探す。貸し出し簿の管理や確認など、色々させて貰った事を覚えています。

もう10年以上前の話なので、詳細には書けませんが、小学生くらいの子ども達が「これ貸してください」と笑顔で貸し出しカウンターへ来て、対応したことが印象的でした。

体験後、私は図書館司書を目指そうと言う気持ちが強くなりました。楽しかったからです。

ただ、現実は難しいもので「楽しい」だけでは、成せれないこともあるんだなと味わったのが「図書館司書までの道のり」でした。

図書館司書までの流れを大きく話しますと
大学(短大含む)にて「図書館司書」または「図書教諭」の免許を取得。

図書館司書の採用試験または、地方公務員試験(司書の専門職もしくは一般行政職)を合格し、初めて司書になれます。

今でも学生時代の勉強に対する頑張りが足りなかったと後悔しています。

私の学力が足らなかったのか、私の夢への想いが弱かったのか、恐らく両方だと思いますが、試験に3度落ち司書への道を諦めてしまいます。

今の仕事を辞めてまで、その夢を追える程ではありませんでした。

 しかし、やっぱり本が好きなので「本に携わる仕事がしたい」という気持ちはどこかにありました。

ですが、好きな事を仕事にしたくないという気持ちは大人になってから芽生えたものです。中々に面倒な私ですね💦

その理由として、好きな事ほど義務感でやりたくないからです。

そんな中、貸し出し本棚というサービスを見つけまして、こちらに似たサービスを受けれないか模索中です。

引用元『自分の蔵書を無料で貸出…図書館に毎月2千円払う「一箱本棚オーナー制度」市民がつくる新たな図書館のカタチ』より 
https://www.tokai-tv.com/tokainews/feature/article_20221030_22779

また最近は、カフェの一角を借りる「間借り本屋さん」なども出てきているので、趣味として何か本に携わる事が出来たらと思っています。

最後に
既出でしたら申し訳ありませんが、電子書籍のユーザー同士での貸し借り等も面白そうだなと考えているので、そういったサービスも出していきたいですね。

【書く習慣チャレンジ22日目】
夢の方向転換

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