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【投資】現時点における新NISA制度で注意すべき点

こんにちは。FPひろき(@FP_Hiroki)です。
この2023年もあっという間に終わろうとしています。
投資家の皆さまにとって2023年は良い年でありましたでしょうか。

すっかり株高に慣れ切っていた株式投資家にとっては、なんとも掴みどころのない難しい年だったと思います。

なかなか上手くいかなかったという投資家にとっては、来年2024年こそは…と考えていることでしょう。

そんな2024年は多くの個人投資家にとって新たなステージの幕開けとなるはずです。

新NISA制度を自身のライフプランと投資プランにどう組み込んでいくか。

皆さまにおかれましては新NISAを取り入れた新投資戦略を、今まさに立てている時期ではないでしょうか。

そこで新NISA制度活用における、この時期だからこそ覚えておきたい大事なポイントを解説いたします。

よろしくお願いいたします。

1月から積立投資をする場合の注意点

1月から積立投資する場合、「積立予約」手続きをしなくてはならない

現時点における新NISA活用の最も大事なポイントは、「積立予約」の手続きです。

具体的にいうと来年1月から定期積立をする場合、新NISA制度利用の際には定期積立設定の期限があるということです。

その期限を過ぎて設定手続きを行いますと、定期積立は2月以降にずれ込む点に注意が必要でしょう。

証券会社によっては、それに伴って定期積立額が予定よりも多くなることも考えられます。

そうなりますと、ご自身が思い描いていた収支バランスを崩しかねません。

そのあたりをしっかりとご認識の上、期限までにお手続きすることをお勧めします。

主なネット証券会社の積立投資の定期設定日の確認

「積立予約」をしないと、予定積立額の増加で家計の収支バランスを崩す可能性も

「つみたて投資枠」の定期積立設定日は証券各社で異なります。
2大証券会社の例でご説明いたします。

SBI証券の新NISA積立予約

SBI証券は新NISAにおける積立予約手続きを以下のように公式リリースをしております。詳細はこちらでご確認ください。

SBI証券では11/19(日)(変更訂正後日付)から積立予約の手続き申込みが始まりました。

2024年1月から新NISAでクレカ積立をする場合、12月の各カードのクレカ積立設定締切日までに作業を完了しなくてはならない点に注意が必要です。各カード会社で期限が異なるため、カード会社に確認が必要となります。

【三井住友カードの場合】

2023/11/19(日)~2023/12/10(日):クレカ積立設定を完了

→2024年1月分から新NISAで積立開始

引用:SBI証券

なお詳細の手続きについては以下のサイトをご確認ください。


いつも思うのですが、SBI証券のサイトは少し見ずらい点が難点です。
私がSBI証券を使わない要因の一つとなっています。汗

楽天証券の新NISA場合積立予約

楽天証券も新NISAにおける積立予約手続きとその方法を、以下のようにわかりやすく公式リリースをしております。

それによりますと、1月からの定期積立をする場合、キャッシュカード引落しか楽天証券の証券口座からなのか、他行(楽天銀行以外)からの引落しかで、積立予約の設定期限が異なります。
詳細は上記記事をご参照ください。

なお積立予約をすることで、1,000円が当たるキャンペーンも行われているようです。

新NISAを積極活用した資産形成は、制度熟知が重要となる

新NISA制度は制度設計が拡充され、多くの個人投資家の味方になるはずです。
投資戦略の幅も一気に拡がり、制度設計の熟知をしているか否かでいずれ大きな差となって現れてきます。

投資初心者においては、まずは新NISAがどのような制度なのかを理解するところから始めてみてはいかがでしょうか。まだまだ時間は十分にありますのでご安心ください。

新NISA活用において現時点で大事なこととして、1月から定期積立投資を始めるには、その手続き期限があるということです。まずはこれを覚えておいていただけたらと思います。
これについては少し余裕をもたせて、11月中に行ってしまえば間違いないと考えます。


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