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子や孫にお金を遺す前にすること(母の失敗から得たもの)

こんにちわ。
終活と歯に詳しいFP 今川いくえです。

私が結婚後すぐに母が某生命保険会社の養老保険(25年満期、死亡保険)を契約しました。月々の支払いは15000円くらいだったと思います。

結婚から2年後、娘を出産をして実家に里帰りした時に、母から生命保険の話しを聞きました。

そして、

「私はもうすぐ年金暮らしになるし、お父さんは定年後再雇用されたけど給料は少なくなったから支払えない。これからは、あなたは保険料を支払ってください。」

もう一度言います。
私は出産したばかりで休職中です。出産育児で出費がかさむのに月々15000円の支払いは高すぎので減額したいと生命保険会社の担当者に相談しました。

せっかく母が用意してくれたので、保障額は減りますが、継続するつもりでいました。
しかし、生命保険会社の担当者が減額の手続きで私に間違ったことを教え、個人情報にも関わる内容だったので、担当者の上司(支店長)にクレームを入れて解約しました。

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子や孫にお金を遺したいのは理解できますが、始めるにあたって下記を精査すべきです。

1.自分自身の家計とライフステージの状況
2. 子や孫のライフステージの状況
3.金融商品の情報収集と貯蓄の方法

残念ながら、母は全てできていませんでした。
しかも押し付けて支払ってと(・_・;)無責任もいいところ。

終活するときも
最初に「家計の見直し」を行うと良いです。

働き盛りの30代〜40代は必要保障額が大きく、50代に入ると子供の独立で必要保障額を減らしていく必要があります。
60代は再雇用制度があるといえども現役よりも収入は減り保険料などの支払いが家計の負担になります。

まずは無理のない範囲で貯蓄をしていくことを目標にライフステージに合った家計の見直しをしていきましょう。


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