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この人のためなら死ねる。「新卒経営者」が、求心力について考えたら、答えは哲学にあった話

経営者よ、哲学者たれ。

このnoteの要旨
太古より、集団の頂点に立つものが価値を定義し、その定義のもと民衆は集い、物事に価値をつけ、判断をします。宗教、政治、あらゆる組織の構図は同じです。会社を導く経営者が哲学を持たねば、現代は人を導けないよ、というお話。

ご機嫌よう、朝シャワーを浴びたらパンツが見当たらずあたふたふたした
福太郎です。

地方経営者の右腕人材をやって、二年で実務により起業や経営ができる能力/マインドセットを身に着けるプロジェクト二期生やってます。🐣
新卒でながら経営者の卵としての視座をもつために 日々の苦悩やら学びを
アウトプットしたり、経営者目線での文章を綴ります。
なんだクソ生意気な小僧だなと思ったら怒りを込めて「スキ」押してください。
この文章は全部で5章からなります。大体5分ぐらいで読めるし、後悔させません!まあ知らんけど。

1/5君にとって「幸せ」って何?深くえぐるような問い

研修で、その道20年弱の、侍のような佇まいと覇気を備えた社会起業家集団ボーダレスジャパンの鈴木副社長からマインドセットを学ぶ時間があった。

冒頭早々、「幸せって何?」と深い斬撃のような逆質問が飛んできた。答えに詰まっていた人もいた。みんなも考えてみて欲しい。

僕は「コアバリューに従い、常にウェルビーイングに生き、死に主体性を持って向かうことです」と信念を持って答えた。

「幸せとは何か」という抽象概念について数年来日々考え、問いに自分なりの答えを持っていたから僕は答えられました。

2/5侍は「もっと哲学しろ」と言っていた。哲学ってなんだろう?

楽しい、自由、美味しい、苦しい、美しい、平和、悲しみ....
思えば世の中、フワッとした抽象概念で溢れている。
物事をある程度までつめると、その抽象概念に行き着く。

では、そこで因数分解は終わりか?
否、違う。そこから無限の旅が始まる。
ゲームで言うところのエクストラモードだ。
どこまでも突き詰め要素がある。

ある程度自分が納得するところまで詰めたら、「定義」として、そこを仮の到達点とする。それが「哲学する」ってことなんじゃないかな。

結論、哲学とは?→終わりなき問い=根元的な物を理性により定義づけ、体系化し、説明しようとした試みの総称だと思います。

哲学しろ....と言われましても。大丈夫です、〇〇論とかの小難しい理論を学ぶのでは在りません。
「自分で」〇〇ってどう言うこと?に関して考え、「自分なりの答え」を出すことです。

もちろん深めたければ先人たちの答えを知ることも大事です。
なるほど、こう言う考え方もあるのか。その上で僕はこう考える。と言う相対比較ができるから。

哲学者は、「世界とは」「人生とは」「幸福とは」「死とは」「人間とは」「幸せとは」など、終わりなき根元的テーマに対し、一つ自分で定義づけをし、論理/体系化して人に説明づくようにした人たちです。古代ギリシアからずーーーーっと飽きもせず人間たちはその問いと向き合い続けてるのです。
その上で、納得できる理論があったらそれを信じればいい、ただのそれだけ。


ちなみに僕は「万物は流転する」とし、「この世界の根元は火」と定義づけたヘラクレイトス推し。(どミーハー)

3/5「価値はなにか?」を定義づけた人がトップに立つ
企業も同じではないか

古代より、集団が出来上がればヒエラルキーができます。
偉い人とその下につく人。偉い人が集団における「価値」を定義し、
下につく人は集団にいる限り、その価値の最大化に努めます。
そのようにして宗教も成り立つし、国や、あらゆる集団は成り立つ。

会社のトップははヴィジョンを掲げ、世界観を語り、導くこと。
そのビジョンのもとに人は集まり、世界観の実現化にむけて動く。
そのための行動指針「クレド」「コアバリュー」が出来上がり、
組織として同じ方向を見て船が走り出す。

組織である以上、時代、国、環境は変われど、構造は同じ。
その価値がない組織は共通の目的がない。ゴールがあってもどう向かえばいいの?がわからず迷走してしまう。
逆にそこがあれば、それをやる事の意味と一人一人が常に向き合いながら行動できる。さらに言えばゴールは不変、手段は可変とし、クレドやコアバリューさえ、無思考で従うのでなく、環境の変化に応じて壊し、再生させ、どうすれば「価値」の最大化ができるのかに向き合える。

4/5「価値」を定義づける=哲学する=ついて行きたいと思わせる人間的深み

もう一人ジャイアンみたいなアニキ気質の経営者ともお話をする機会を得た。もうこの人にはかなわねえ、手放しでついて行きたいと思う。そんな人だった。
どんな方向から質問があっても、「これについてはこうだ」と、即答され、説得力があるエピソードを交えて説明してくれる。

たくさんの苦しみと葛藤のなかで意思決定をし、地元からも、日本からも愛され、必要とされる会社を経営されていた。一つ一つの言葉がボディブロー。
ああ、これが経営哲学か。本質的価値は何か?を常に問い、かといって机上の空論にもならずに手と足を動かし、走り続けてきたからこの人の言葉は重いのか。と納得。


逆に、価値の定義づけが浅いリーダー、定義づけても浸透させる努力を怠ると、ピンチになった時に一気に組織が空中分解する事も理解した。
船が難破し、転覆寸前の時に船長の指示に誰も従わず自分勝手な行動に走り、結果沈没。

求心力とは断固とした答えを持ち、それだけでなく、なぜそうなのかを説明し、納得させてくれるから生まれるのであり、立場がそうさせるわけではないのだろう。
ちょっと横道にそれるが、ナルトの中に出てくる火影(里のリーダー)論とも通づるなと思い出した。

5/5深みはどうやって出すの?→問いにぶつかれ。
修羅場で葛藤しまくれ。その過程で哲学は形成される

僕はよく、お前何歳だよ?とか人生何周目?人にツッコまれる。
確かに経営者としての経験値は0に等しいひよっこではある。

しかし、たくさんの根元に近いような、答えのない問いにぶつかってきた。
自分の中では修羅場と言えるようなことも、それなりに経験した。
一番大きいのは、「生きるとは」と言う途方もない問いに14の時に打ち当たり、19の時に方向性を見出し、22の時に自分の「定義」を見つけたこと
に起因するからだと思う。ずっと悩み、その問いに伴うサブイシューに対しても考え続け、ようやくできたのが自分の人生に対する「スタンス」であり、「答え」であり「世界とはこうだ」と言う定義づけではないのか。

経営者はそれこそ意思決定が仕事。日夜不確定な未来に向け、どうすべきかを考えることに注力をする。自分だけならまだしも、従業員の生活や家族もかかっているとなれば、責任は重い。苦しい決断もたくさんありだろう。
その中で"答え"は形成されるのだろう。

経営者よ、哲学者たれ。

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ここまでお読みいただきありがとうございました。
会社はミッションビジョンバリューがなきゃいけない。経営者はそれを体現するために、経営哲学しなきゃいけない。

けどそもそも、経営者だけがそれを持てばいいのか。そんなことはない。
僕は自己哲学を持って生きる人を増やしたいと思っています。
信念を持った上で、その上で信じたい物を信じて生きる。
そのひとつに今働いている会社がある。そんな方がハッピーじゃない?

なので僕はコーチングの手法を通じて、そのお手伝いをしています!
これがライフワークです。
ただクソ真面目にやってもシャーないので、その手法を応用して、
#ハッシュタグ屋  なんてのもやっています。
・人生まではわからないけど、目標達成に向けて動きたい
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