見出し画像

ついに実現!社員が地元凱旋で『地産地食』のピザを販売!

こんにちは!
フォーシーズSNSマーケティング推進部の伊藤です!

今回は、わたくし伊藤が、
地元の名産「下條にんにく」を使ったピザをピザーラのキャラバン隊に参加し地元で販売した時のお話🧄🍕

地元の長野県下伊那郡下條村にて、キャラバン隊と私(伊藤)

ところで皆さま、
宅配ピザ『ピザーラ』の移動販売プロジェクト『ピザーラキャラバン』をご存知ですか?

『ピザーラキャラバン』とは、“ピザ専用キッチンカー“で日本全国を廻るプロジェクト。今ではなんと、40台のキッチンカーで全国を駆け巡っています!


移動販売プロジェクト『ピザーラキャラバン』
晴れの日の営業は最高に気持ちがいい♪

『ピザーラキャラバン』の始まりは、遡ること8年前の2015年。
ある地方の町からお客様相談室に届いた、一件のお問い合わせからでした。

「ここにはピザーラがないので、ぜひ出店してほしいです」

当時ピザーラは、日本全国の60%の地域にピザをお届けしていました。🍕🛵
ただ、裏を返すと、残りの40%の地域にはまだピザーラがありません。
残り40%の地域にどうやってお届けしようか。

「お店がないんだったら、行けばいいんじゃないの?」

…目から鱗!

そこから、キッチンカーを使ったピザ販売プロジェクト『ピザーラキャラバン』が始まりました🍕🚚


オーブンで焼き上げてすぐ、お渡ししています!

 

地域を活性化したい!そんな思いで…


私は以前、長野県下伊那郡の下條村役場で働いていました。

“地域おこし協力隊“という仕事に就いていて、“農業振興で地域活性化を進める“というコンセプトの下、地元の食材の認知向上・販売推進を行なっていました。

ある時、地元下條村で初めて産直販売をする機会がありました。
それまでは、都心で産直販売をしても、1日で10万円売れるかどうかの売上でしたが、下條村ではなんと2〜3時間で10万円の売上。 

そこで感じたことは、下條村の皆さんは、地産の食べ物の存在を知らないだけで、実はとても興味があるのではないかということ。

そう思い私は、下條村に住む方々にヒアリングしてみました。

「地元の食べ物って、食べないよね」
「下條村の名産…なんだろう」
「車で飯田市(隣町)のスーパーに行くから、あまり気にしていなかった」
…など。 

特に若い方は、地産の食べ物への理解が深まっていない現状がありました。

そこで、私たち“地域おこし協力隊“は、地産地消の推進を目的に、農家の女性の有志グループと共に、地元でマルシェを始めました。

下條村の農家の皆さまと一緒にマルシェ(後列右から2番目が私)

この女性有志グループは、「農業で夢をかなえる!」を
テーマに活動する「下條農業女子まんま」です。

“まんま“とは“ごはん“のことで、赤ちゃんからお年寄りまで使う下條のコトバ。「食を通じて、地元に愛着を」そんな想いをグループ名にしました。

活動の一環として月1回、役場の駐車場や公園などで開催している「まんまるしぇ」。毎月のテーマを明確にして、とにかく旬や手作りにこだわりました。

旬の果物や野菜、果物を使った焼菓子やパン、スワッグなど、メンバー一人一人の得意分野を活かして様々な物を販売。

最初は保育園のママ友中心にマルシェに遊びにきてくれていましたが、回数を重ねるごとに客層も広がり、近隣市町村から来てくれるご家族も大勢いらっしゃいました。

最初は「村内でマルシェなんて売れるはずがない」とネガティブ思考だった先輩農家さんたちが、野菜の提供に協力してくれたり、遊びに来てくれるようになったときはうれしかったですね!

まさに食を通じた老若男女が集まる、コミュニティの場にもなっているんだと思います。

下條村のマルシェでは、地産の野菜がたくさん♪ 


“故郷に錦を飾るキャラバン“で、地域おこしをしてみたい!

その後フォーシーズに入社し、ある日のこと。

ピザーラ社員の中で、“故郷に錦を飾るキャラバン”が流行っているということを聞きました。いわゆる、地元で行う“ピザーラキャラバン“🍕🚚

先ほど、前職で“地域おこし協力隊“の活動を行っていたという背景もお話しした通りですので、“故郷に錦を飾るキャラバン“の話を聞いた時には、目がキラキラ✨

「ピザーラキャラバンで地産食材のピザが提供できたらすごい!」と思いました。

早速、下條村役場の総務課の先輩である佐々木洋平さんに企画の提案をするため、ピザーラのピザに使える下條村の地産食材を探しました。
 
そんな中、選んだのが、下條村一番の名産である「下條にんにく」です!

下條村で110年以上守り続けている名産「下條にんにく」

なぜ「下條にんにく」かと言いますと、マルシェでも“下條にんにく“を売ろうと思い、売り方を色々と考えていましたが、“にんにく”自体がメインで食べる食材でもなく、なかなか使い道がないため、たいへん苦労した記憶があったからです。

地産食材があっても、地消する料理方法が少ないことが大きな課題となっていました。

また、地元の人へのヒアリングでも「下條にんにく」が下條村の名産だと思っていなかったこともありましたので、「下條にんにく」をたっぷり使って、ピザーラのガーリックピザ、「ガーリックミート」を販売することを、佐々木さんに提案しました。このピザ、ビールに合うんですよね🍺

役場の皆さんも非常に喜んでくれて、スーパー・道の駅などの開催場所をご紹介いただき、さらに「下條にんにく生産者組合」の農家さまにもお声かけいただき、「下條にんにく」の仕入れ、並びにFacebookでの告知も行っていただきました!

下條にんにくを使った“ガーリックミート”の告知POP

他にも、役場、農協、スーパーなど、様々な村の方がSNS・口コミ、チラシを中心とした宣伝広告も行ってくださり、地元のつながりの強さ、深さを改めて実感致しました。皆さんに感謝です!

販売当日は地元の皆さまで大盛況!
「また来てね」のうれしい言葉が!!

キャラバン当日、私も地元の下條村に戻り、販売のお手伝いをしました。

本当に皆さん買いに来てくださるかドキドキ。

AM11時に開店しましたが、お昼時もあってか、開店と同時に多くのお客様にこの“下條にんにくのガーリックミート“をお買い求めいただけました!🧄🍕

下條にんにくを使った“ガーリックミート”🧄
ビールに合うんです!🍻

下條村役場の皆さまも、両日キッチンカーに来ていただき、多くのピザをお買い上げいただきました。皆さまありがとうございました!!

両日ともに、本当に良い天気に恵まれ、おかげさまでキッチンカーは大盛況でした!

キャラバン当日キッチンカーは大盛況!!

そして、気になるピザ販売枚数の結果ですが、“下條にんにくを使用したガーリックミート“は、2日間合計で第2位!第1位と同等の販売枚数となりました!

ちなみに、ピザーラの店舗で販売していても、“ガーリックミート“が販売枚数の上位に来ることはまずありません。

キャラバンが終わった後、役場、農家など、数多くのご協力いただいた皆さんにお礼をお伝えする中、役場の皆さまからは「また来てね!」という嬉しいお声が!

さらに、今回は「下條にんにくが主役となるピザ」を販売し成功したことから、役場、農家の皆さまからは「今度は、親田辛味大根 (おやだからみだいこん)を使って商品開発して欲しい」という新たなるミッション(?)も加わりました。

私が前職からやりたかったことが実現でき、本当に感謝しかありません。

これからも、日本全国の各地で「ピザーラキャラバン」を実現していきたい…と思っています!

最後になりますが、私が今考えていることは、もっとご自分の地域の食材を召し上がっていただくことで地域のことを知り、そして地域のことを今以上に好きになっていただく…いわゆる地産地食を広めること。

この機会にピザーラキャラバンを通じて、 皆さんの地元やお住いの地域の地産地食について考えるきっかけになればうれしいです。🍕🚚


各地でのピザーラキャラバンに関するお問い合わせはこちら
→市区町村、各団体とのコラボレーションも是非お問合せ願います!
https://www.four-seeds.co.jp/contact

日本全国を今日も駆け巡る「ピザーラキャラバン」スケジュールはこちら
https://www.four-seeds.co.jp/brand/pizzala_caravan 


ピザーラ・秋の謎解き開催中!
5つの謎を解き明かして、ピザーラで使えるクーポンをゲットしよう!
詳しくはこちら