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女性三人組で天下統一 今更三国志11(12)

これは、シミュレーションゲーム『三国志11』のプレイ記録です
前回の記録と登場人物紹介、そして縛りなど

人物紹介パート3

縛り内容


1 上庸からのお客様(259年3月)

 貂蝉軍と戦火を交え、無事勝利して漢中を手中に収めた三人娘軍。捕虜を解放して、新たな人材は在野から獲得してひと段落。さて早めに涼州征伐に取り掛かろうと思っていた矢先のこと。

伝令  申し上げます。上庸から一部隊が漢中に向かって進軍中。率いるのは黄忠のようです。
李氏  上庸って、蔡氏どのところよね。襄陽を追われてもう後がないから必死なのかしら。
杜氏  身も蓋もない言い方ね。
関銀屏 それでも、黄忠どのは難敵だ。対応はきちんとしなければならんぞ。

 というわけで、漢中攻略するや否や、蔡氏軍がせめてきました。とはいえ、いかに名将といえど黄忠ひとり。後から傅僉も加わりましたが、漢中を落とされるほどのものではありません。鍾会と姜維、そして後から加わった夏侯覇で難なく撃破。

杜氏  これ、また来ると思う?
李氏  来るような気がするわ。大勢に影響ないとは思うけれど、ちょっと面倒ね。
孫乾  おやおや、また呼ばれましたかな?

というわけで、雲南から移動してきて漢中の内政に取り組んでいた外交官・孫乾で停戦交渉。相手は蒯越という強敵でしたが、なんとか勝利。蔡氏とは12ヶ月の停戦となりました。これで漢中守備の負担が減りました。よしよし。


2 天水攻略隊、出陣す(259年9月) 

 孫乾が停戦の交渉に成功した1ヶ月後、涼州の動きが大人しくなっていたところで、天水攻略を開始します。
 天水は数ヶ月前に貂蝉が王異から奪っており、呂布が太守。またこいつと戦うのかと思うとげんなりしますが、なんとか我が軍の精鋭で撃破したいところです。
 攻略部隊は以下の面々。

姜維(槍7000)、鍾会・郭氏(弓7000)、鄧忠(槍5000)
鄧艾(槍6000)、諸葛恪・李恢(弓6000)

 天水からは迎撃部隊が出撃してします。呂布だの董卓だのといった猛将が出てくるわけですが、流石に漢中を奪った時と違い、副将に知性の高い武将を引き連れています。

 そして、天水に向かう途中の隘路で接敵。今回ばかりは我が軍の計略隊もパーフェクトではなく、なかなか混乱させることができずにいます。そうなると呂布が暴れ出す。武力100かつZOC無視という凶悪な部隊が姜維の兵を削って行きます。しかも、隘路に多数の部隊がひしめいてしまったため、なかなか前進ができません。

関銀屏 しまった、このままでは呂布の武力にやられてしまう。
鄧艾  我が軍は迂回して天水を狙う。よろしいな。
関銀屏 なるほど、「強行」持ちのそなたであれば時間もかからない。よろしく頼む。

というわけで、呂布をはじめとする知力ブーストつき猛将の壁に、姜維や鍾会が苦労していた背後。ひっそりと鄧艾が南側の森を抜けて天水に向かいます。

 一方、長安からはなんと呂玲綺が援軍として出撃。特技「疾走」は戦法が成功すれば姜維でも鍾会でも混乱させられます。まずい。こちらも慌てて鮑三娘(騎馬5000)と秦良玉(騎馬5000)の2部隊を出撃させます。
 ただ、呂玲綺は副将をつけておらず、後方にいた諸葛恪で撹乱させられます。そして、迂回していた鄧艾が天水に近づきました。…なのですが。

文鴦  よし、我が部隊はこれより天水の城を攻撃する。かかれっ。
鄧艾  …隙をついてきたか。

 なんと、我が軍が天水を狙ったそのタイミングで、少し前に天水を奪われた王異が攻めてきていたのです。

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 まずい、こちらは城に取り憑いてるのは鄧艾ひとり。鄧艾が迂回したタイミングで王濬率いる兵器隊を出してはいたのですが、間に合うかどうかは微妙なライン。我が軍の主力のほうはというと、相変わらず山間の隘路で呂布などに進軍を阻まれていました。貂蝉軍の一部武将が応戦に戻ったため、結果として我が軍に有利に働きましたが、これは間に合うか。

伝令  申し上げます。王異軍の馬騰が天水を占拠したとの由。
杜氏  …あちゃー。
李氏  おいしいところを持っていかれたわね。

 というわけで、結局天水は王異のものに。
 なのですが、

鄧艾  …なんの問題がある。このまま攻城戦を続ければ良いだけだ。

 もうこの際、王異のものとなった天水をこのまま攻め取ることにします。王異との外交関係が悪化してしまいますが、もう仕方ありません。相手は決して部隊も兵数も多くないので、攻略そのものは簡単。1ヶ月後には天水は我が軍のものとなったのでした。
 ただ、この結果として、貂蝉と王異を同時に敵に回すことに。両勢力が争って共倒れになることは望めそうもありません。涼州征伐はちょっとだけ難しくなってしまいました。ううむ。


3 第一次陽平関防衛戦(260年2月)

 天水攻略に伴い、新たな5名の武将を登用することができることになりました。迷った末に、譙周・霍弋・秦宓・馬雲騄の4名をとりあえず。女性武将であり特技「騎将」を持つ強力な前衛担当武将である馬雲騄は当然登用。あとは、内政ができる人材を選びました。
 そうして、できるだけ早く涼州を制圧しようと思っていた、その矢先。

伝令  申し上げます。長安から5部隊が出陣。陽平関に向かっているようです。
李氏  …参った。早いわね。
杜氏  またあの鬼強い人が来るの? やだなあ。
関銀屏 狙いが陽平関なのか、それとも天水なのかがわからん。もう少し様子を見よう。

 今の段階では、敵の狙いがどちらかなのかわかりません。天水奪取が狙いなら、漢中から背後をつくための部隊を準備する必要がありますが、陽平関が狙いならあえて近くまで引き寄せて迎撃する方が有利。もうちょっと様子見です。

 その間、南蛮軍団を集結させた永安を、孫尚香が奪おうとしている様子も見られましたが、まあこれは「取るならぜひどうぞ、南蛮軍を使ってあげて」というものなので、放置で問題なし。
 大事なのは漢中と天水です。

伝令  申し上げます。長安からさらに2部隊が出陣。いずれも衝車隊です。
李氏  これは本気ね。
関銀屏 敵が陽平関を狙うのであれば、天水から部隊を出して背後を突かせるか。

 最悪、陽平関は奪われても、関の奪還そのものは難しくありません。わざと取らせた上で相手の部隊が出るための通路を塞ぎ、相手を関の中に閉じ込めたまま弩兵や井蘭で陥落、という戦術はよくあるパターン。ですが、できればそれはせず、出てきたところを叩きたいのです。なぜならそれがロマンだから。
 けれども、関を占拠される前に撃退できるならその方がいいです。というわけで、漢中から張任を出撃させて高台にある岩を落とす準備をする一方、天水にいる姜維と夏侯覇、そして鍾会を迎撃隊として出します。この迎撃隊に対して、呂布と呂玲綺がむかってきます。

姜維  呂布相手に正面からぶつかるのは得策ではない。撹乱を試みるぞ。
呂布  小癪な。そのような小細工が通用すると思うなよ。
姜維  む、混乱する様子がない。…そうか、副将に楊修がついているか。

 流石に、呂布に知性の高い副将を付けないということはありません。前回それで無力化したわけだし、向こうも対策して来るでしょう。そして、計略が効かない呂布は、相手にするとただの暴力装置でしかありません。統率91を誇る姜維でさえ、あっという間に兵を削られます。
 そうこうしているうちに、衝車隊3部隊が陽平関に取りついていきます。

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 少しでも膠着状態を長引かせようと、漢中から今度は魯粛を出撃させて関ごしに敵部隊を混乱させますが、混乱した部隊を撃破することができないため結局は延命措置に過ぎません。陽平関を攻める戦力を極力減らしたいという狙いで出撃させた天水の部隊も、知力ブースターを備えた呂布はやはり強敵。思うように敵を減らせません。
 というわけで、260年6月、陽平関は貂蝉軍に占拠されることとなってしまいました。

 もちろん、三人娘とてこのまま黙ってはいませんよ。即座に陽平関奪還計画を立てます。……でもやっぱり呂布強いんだよなあ。どうしようかなあ。 


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