女性三人組で天下統一 今更三国志11(13)
これは、シミュレーションゲーム『三国志11』のプレイ記録です
前回の記録と登場人物紹介、そして縛りなど
1 陽平関奪還作戦(260年7月)
貂蝉軍に陽平関を占拠されてしまった三人娘。とはいえ、関から漢中に向かって出てきた部隊を撃破しよう、そのために防衛設備整えてたんだし、と思っていて、そこまで悲観はしていません。
なのですが、どうも漢中側に出て来る気配がありません。そのかわり、陽平関の外、天水方面に居残っていた我々の部隊を壊滅させるべく、陽平関から張郃の部隊が出ていきました。
杜氏 あれ、向こうに行っちゃったよ。
李氏 すぐに漢中を攻めに来るかと思ったのだけれど…。
関銀屏 だが好機かもしれん。外の部隊に少し我慢して貰えば、陽平関を取り返した上で援軍を出せる。
というわけで、間髪入れずに陽平関攻略部隊を編成します。すでに迎撃隊として出ていた魯粛と張任(どちらも弩)に加え、馬忠(槍)と王濬(衝車)の4部隊。関の攻略は多くの部隊を配置できないので、これで十分。
奪われたばかりで耐久度があまり高くない状態の陽平関に、主に火矢で攻撃を加えます。そしておよそひと月後の8月、陽平関は再び三人娘軍のものとなりました。
どうしても関って取ったり取られたりになりがち。
ちなみに、この背後で、南蛮勢がひしめく永安が孫尚香に落とされ、南蛮の皆さんは捕虜となりました。狙い通り。ぜひ使ってあげてください孫尚香さん。
2 第二次陽平関防衛戦(260年8月)
そして陽平関を奪還した直後の260年8月
伝令 申し上げます。長安より敵影、6部隊です。
李氏 早速か…。貂蝉どのは動きが早いわね。
関銀屏 それで、敵部隊の詳細はどういったものなのだ?
関銀屏 やはり、呂布・董卓・張郃らが主力か。手強いな。
杜氏 うわあ、呂布の副将は楊修さんかあ。知力94て鍾会くんと同じだよね。混乱させられないよう。
李氏 董卓にも「明鏡」持ちの蒋琬どのがついてるわね。弱ったな。
関銀屏 兵器隊の数が多いな。野戦部隊への攻撃能力のない兵器隊をあれだけ出せるのは、呂布と董卓らで対応できるという自信の現れか。
とりあえず、漢中からみて陽平関の外側で野戦を行っていた鄧艾・姜維・鍾会なの部隊は天水に収容。陽平関攻略隊を長安からの部隊の迎撃に回します。
そして、貂蝉との争いの最中。
伝令 申し上げます。安定から天水を狙う敵影二部隊を発見。率いるのは文鴦と牽弘のようです。
杜氏 うわーん。陽平関だけでも大変なのにー。
李氏 でもまあ、面倒ではあるけれど、それくらいなら心配はないわね。鄧艾どの、迎撃をお任せするわ。
というわけで、鄧艾・鄧忠の親子を中心として、天水を狙う王異軍を迎撃させます。
相手は二部隊なので、こちらは迎撃自体はそれほど難しい作業ではありません。ただ、陽平関の防衛隊に天水から援軍を送るのが遅れてしまい、陽平関の前では泥沼の戦闘が繰り広げられます。
姜維 漢中に戻って参りました。して、陽平関周辺の戦況は?
関銀屏 長期戦が予想されるため、軍楽台を立てて気力を回復しながら奮闘中だ。
李氏 敵将の呂布と董卓には知性派の副将がついていて、計略が思うようにいかないの。火罠を使いながらの迎撃になっているわ。
鍾会 ふむ。狭いところに多くの部隊がひしめいているようですな。これは天水から部隊を出して背後をつく方が良いのでは?
関銀屏 天水も王異軍の襲撃を受けているんだ。だが、撃退し次第、鄧艾どのと鄧忠どのには天水から出てもらうことになっている。
李氏 魯粛どのや諸葛恪どのも、そろそろ限界に近づいているわ。彼らを安全に後退させるのがあなたたちの役目よ。
鍾会 なるほど。心得ました。
伝令 申し上げます。鄧艾どのが呂玲綺隊に捕縛されたとのことです。
杜氏 えええええええ。
姜維 これはまずい。急ごう。
というわけで、後詰で出てきた飛将の娘・呂玲綺に撃破され、こちらも後詰で出した鄧艾が捕虜となってしまいました。我が軍随一の統率94を誇る鄧艾ですら、集中攻撃を受けて壊滅。貂蝉軍の攻撃力は本当に侮れません。
それにしても、なぜか弩兵を率いていた呂布の乱射で複数の部隊から兵士1000が一気に削られた時は、流石に目を疑いました。呂布こええ。
そういうわけで、姜維・鍾会を援軍に出し、ズタボロになってしまった諸葛恪と魯粛の部隊を下げます。260年も終わろうとしていますが、未だに防衛戦が終息する気配を見せません。
3 外交交渉、再び(261年1月、2月)
関銀屏 陽平関の防衛戦が長引いているが、全体としてはどのような状況なんだ? 防衛戦だけやっていればいいわけでもないだろう。
李氏 そうなのだけど、まずは鄧艾どのを救わないと。外交使節を送って、捕虜の交換を交渉しましょう。この際お金はいくらかかっても構わない。それくらい、彼は我が軍にとって重要よ。
杜氏 わたしも賛成。
李氏 涼州に攻め込むのは、陽平関の防衛戦がひと段落してからでいい。というか、そうじゃないと無理よ。
関銀屏 ううむ、やむを得んか…。
李氏 でも、長安からこうやって度々兵を送り込まれるのなら、武威や安定の攻略するにも、漢中の防衛にも人手が必要になるわね…。
杜氏 じゃ、江州で孫尚香ちゃんに備えてる孟獲大王や祝融姐さんに来てもらおうよ。
関銀屏 それはつまり、孫尚香とは停戦を試みるということか?
というわけで、防衛戦の集結前に、後方で待機している政治の達人による外交交渉を行うことにしました。
外交の一つ目は、貂蝉軍との捕虜交換。これは政治87を誇る董和により無事解決。鄧艾に戻ってきてもらうことができました。
そして二つ目。孫尚香との停戦交渉です。孫尚香の配下は趙雲・張遼・甘寧などの強力極まりない武闘派が揃っている一方、知力に秀でた人材は多くありません。我が軍の誇る「論客」にかかれば制御可能と考えました。こちらは諸葛瑾にお願いしました。のですが。
諸葛瑾 申し訳ありません。説得することができませんでした。
杜氏 えええええ。諸葛瑾さんほどの人でもだめなのおおお?
諸葛瑾 相手の張承どのは私より知力が低く、問題ないと思ったのですが、舌戦でのカードの引きが悪く…。
李氏 仕方ないわ。いくら諸葛瑾どのでも、たまにはそういうこともあるでしょう。
というわけで、今度は我が軍の宿将・外交担当と言えば孫乾に出ていただきます。そして、
杜氏 うわあ。さすが孫乾さんだあ。
関銀屏 まったく、頼りになるな、孫乾どのは。舌戦は全勝じゃないか。
杜氏 これで江州は最低限の防備でよくなったねー。
李氏 ただ、孫尚香軍の勢いが落葉や長安にまで及ぶと、わたしたちの侵攻ルートが防がれてしまうかもしれない。涼州制圧はスピーディーに行わないとね。
というわけで、南の方で唯一国境が接している孫尚香と、24ヶ月の停戦協定を結びました。これで戦力を北に集中できます。
ただし、我々と争う必要のなくなった孫尚香が、北上して長安や洛陽を押さえてえてしまうと、我々が大陸西側を制圧しても東進できなくなってしまいます。そうなる前に、我々は涼州を制圧して長安まで確保したいところ。
さらにもう一つの懸案。現在、孫尚香は新野の黄月英を攻撃しているのですが、停戦により後顧の憂いがなくなって新野攻略が早まる可能性もあります。黄月英は本人もさることながら、配下には知将を多く抱えています。新野を奪うと同時にそれらの知将をも手に入れると、孫尚香軍のウィークポイントが完全になくなってしまい、今後さらに大きな強敵として我々の前に立ちはだかることになってしまいます。
しかも、黄月英の配下には、あの諸葛亮がいるのです。趙雲や張遼などの武力だけでも面倒なのに、諸葛亮まで加わるとさらに厄介。できればご勘弁願いたいのですが…。
それでも、とりあえず強敵の孫尚香とぶつかることなく、涼州方面に戦力を集中できる利点が大きいというのが今回の判断。なんとか早く大陸西側を平定して、徐々に大きくなってきているいくつかの勢力に対抗したいところです。
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