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幼少期のおもひでぽろぽろ


A子の結婚話をマガジンでまとめてみました。noteの使い方がまだよく分かっていないので、やり方があっているか、若干不安なまま公開。

そしてしばらく更新していない間に、こんな私のnoteに初めてのフォロワーさんが!心より感謝です☆

さてさてA子の結婚話が一通りアップできたので、私の幼少期の記憶を辿っていきたいと思います。

◇◇◇◇◇

幼児期はほぼ、母の実家で過ごした出来事で埋め尽くされている。
小学校3年、4年生くらいまでは、子ども同士、ほんとうに三姉妹のように、単純に仲良く遊べていたと思う。
物心がついてくると、次第に周囲の様子もわかってくる。

そして気付いてしまった。

自分といとこ姉妹(A子B子)には、圧倒的な格差があると。。。
私の記憶に残っている限り、祖父母の家で、失敗や間違いは非難された記憶は沢山残っているが、「褒めて」もらった記憶はほぼない

たまに褒めてもらえることがあったとしても
「じゃあ次はもっと頑張ってね」が決まり文句。たとえどんなに頑張って出した結果があったとしても、達成感を感じることがない。そんな私の状況とは真逆でA子は何をしても大絶賛されていた。
A子の望みを叶えるために、私とB子が我慢することがあたりまえ。
私が何か言えば必ず、「ワガママを言う子」として処理される。

「A子がリレーの選手に選ばれて1番になった!」「A子がピアノの発表会で難しい曲を完璧に弾いた!」

祖父母宅に行く度に「A子が、A子が・・・」と、祖母とA子母から、A子称賛の話を耳タコなほどに聞かされる。

そしてある日珍しく、私の母と私が一緒に祖父母宅を訪れていた時、たまたま私が小学校の絵のコンクールで賞をとったタイミングだったので、うちの母が祖母にそのことを報告をしていた。

そのときの祖母の反応は「そうかね。それは良かったね。でも、あのふたり(A子B子)には黙っておこうね。気を悪くするから。」と。。。

『気をわるくする・・・?私はいつも、A子B子の話を聞かされてるのに・・・?特にA子がいかに優秀かはしつこいくらい聞かされるのに・・・?』そんなふうに、祖母の言葉は小学生の私には理解し難いものだった。

帰宅してから母に聞いた。

「どうして私が賞をとった話をしたらだめなの?」と。

母からの返答は「そんな自慢話はあんまり人にするもんじゃないよ」みたいな感じだったと思う。

たしかに、あえて自慢話を人にする必要がないという母の話は正論。

ただ、それまで既に散々A子を称賛する話を聞かされていた私の脳内には『?』しかなかった。

大人になった今の私なら、当時の私に対して、優しく、小学生でも理解できるように、この話をうまく説明できると思う。

そしてこの、私の母がなぜ、私の問いかけに対し、この返答しかしなかったのか、そのカラクリについて、次に書こうと思う。