夏をドラマチックにする服って。
「夏をドラマチックに纏う方法 2018」
〜 赤いワンピースは夏の魔法の1着!〜
今年もこの季節がやってきました。
foufouといえば基本的にはくすんだ地味なカラーが多いんですが、この夏の企画に関しては、どこにも売ってないような真っ赤なワンピースを作ります。
夏のキラキラした思い出や景色を全て包み込んでくれる1着。
細かくデザイン、素材解説をしていきます。
1.素材について
~ 夏の綿、100%のシャリ感が心地よい~
素材はパリッとした綿素材。
夏は麻もいいんですが、どちらかというとナチュラルでくたっとした雰囲気になるので、この夏のワンピースはナチュラル系に振り切りたいわけではなく「キラキラした永遠の少女」のイメージでパキっとさせたかったのです。
あとは発色も綿の赤がパキッとしていて好みです。
もちろんガシガシ洗って着れます。
肌ざわりは例えるなら白シャツのパリッとした雰囲気。
固すぎるわけではないので着やすいと思います。重さも感じません。
2.デザインについて
~ ふわっとしたギャザーシルエットとゆったりとしたノースリーブ。肩が気になる人も!!~
今年はウエストにたくさんギャザーをいれました。いつも通りとんでもないくらい生地量を使ってるので、後ろ側が空気をふくんだときのシルエットが抜群に美しい。
体型カバーの役割もしてくれます。
衿ぐりは少し詰まりみのクルーネック。隠すところしっかり隠してバランスをとります。
袖は去年は半そでにしましたが今年はノースリーブです。
ただノースリーブ、なかなか「着るのは難しいのよ!」という方も多いのでは。
肩問題に、二の腕問題となかなか慣れないとハードルが高く感じる方もいるはず。
そこで foufouが作るノースリーブは「逃げ道のあるノースリーブ」と呼ばせていただきます。
肩が気になる方も、foufouのこの肩のデザインなら気になる部分も隠してくれます。
あまり攻めすぎてない、絶妙なバランスに。
そして腕を通す穴(アームホール)が大きめに作られています。腕が細く見え、プラスしてゆったりとしたシルエットなので客観的に見ても「ノースリーブ、、!!!!」みたいにならない自然なデザイン。
そしてさらにアームホールが大きいので中にTシャツを着ても◎
ノースリーブにTシャツもスタイリングとしておっしゃれーですよね。
3.原価率について
最近では原価率50%のブランドは珍しくないです。
ECサイトで中間マージンを排除した価格で販売できるからです。
ただどこも初速は少し跳ねるのですがそれが長く続く固定客を生むかというとなかなか難しい印象。
ファッションは結局価格では計れない世界なんだろうなと思います。
そしてファッションはある程度、受け手との距離感が大切で、そうじゃないと魔法は生まれないのかもしれません。
「原価率50%だけが正義か」と言われればまったくそうは思いません。
とはいえ、私たちは「どうやったら適度な値段で、適度にファッションファンタジー(勝手に作った言葉)を楽しめるのか」を追い求めて活動は続けていきます。
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