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オヤジの就職指導記 〜エントリーシートの書き方〜

専門学校で25年以上、就職指導をしてきたオヤジです。現在就職活動をしている学生、これから準備を始める学生たちの皆さんに少しでも参考になればと、今日からゆっくりと始めていきます。

オープニングは千葉県にあるのに東京、、、夢の国に内定した時の就職指導について。当時は就職氷河期と言われる時代で、どの会社に就職するのも大変な時代でした。そこにクラスの女子学生が来て
あ『先生、●●会社(夢の国)受けようと思います』
オ『おぉ、いいじゃん、アヤなら受かるんじゃね〜⁉️』
アヤはバスケの強豪校出身で、明るく元気な学生でした。オヤジはなんとなく、いけるんじゃねぇかと思っていたんですが、、、、
●●会社は超人気企業のため、最初はエントリーシートによる選考でした。当時でも応募者は約4万人の学生が応募していたようです。
テーマは『あなたが●●(夢の国)に就職したら何ができますか⁉️』

アヤがエントリーシートの下書きを持ってきました。その内容は

私は笑顔でゲストの方々に接して、、、

オ『これさ、アルバイトで求められることじゃん⁉️社員に求められること考えてみな‼️』
あ『えーっ、なんですか⁉️責任感の重さですか⁉️』
オ『まぁ、それもあるけど、、、現実的なことを言えば、この学生を採用したら金になるかどうかだ‼️こんなこと(お金になる企画)考えてます、って内容が大事だろ〜⁉️』

そんなアドバイスをして数日後、、、アヤが持ってきた下書きには

●●で▲▲ができたら、いいなぁと思います

オ『▲▲かぁ、それメチャいいじゃん!!これ絶対イケるわぁ〜!!』

その後、エントリーシートが無事通過して面接を数回繰り返したある日、学校の就職相談室から電話があって
就『アヤさん、●●会社に内定したよ、おめでとう。これ、スゴいことだよ!!』
オヤジはアヤなら受かるでしょ、と軽い気持ちでいたんですが、実は専門学校の女子で●●会社に新卒で内定したのは初めてだったらしく、学校を上げて祝福をいただきました(もしかすると現在でも専門学校から新卒の女子は内定していないかもしれません)。

オヤジが驚いたのはその後のこと。確か内定をいただいたのは7月の下旬ぐらいだったと思います。それから2か月後の9月中旬の日本経済新聞で「●●(夢の国)で▲▲(アヤの提案した企画)を実施」ということが記事になりました。

後記:就職活動では「自分がこうしたい」の前に「相手(企業)が何を求めているか」を考えることが大事です

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