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専門学校で学生指導、キャリア教育、不登校支援、就職活動支援をしています。これまでの経験…

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専門学校で学生指導、キャリア教育、不登校支援、就職活動支援をしています。これまでの経験や想いをnoteでアウトプットして学びを深めていきます。 モットーは 学ぶことをやめたら指導者をやめなければならない 現在は教育心理学、臨床心理学、学級経営、キャリア教育について勉強中です。

最近の記事

オヤジの就職指導記 〜企業セミナー〜

日本の有名な自動車メーカーのカーディーラーに専門学校生が初めて採用されたのもオヤジのクラスの学生でした。 当時、就職活動の最初は就職を希望する会社をリストアップして、企業に資料請求ハガキを送るところから始めていました。資料が送られてくる企業もあれば、全く返信の無い企業もあります。 ヒデが資料請求した某有名カーディーラーから返信がありました。内容は「本社の新卒採用は大卒者のみとなります」。 ヒ「なんで大卒だけなんですかね。大卒と専門卒で何が違うんですか?オレは絶対に大卒になんか

    • オヤジの就職指導記 〜グループディスカッション〜

      オヤジが所属していたのはビジネス系の専門学校でした。 ある日、ミナという女子学生が大手英会話スクールに就職したい、と相談に来ました。ミナは英語が好きなわけではないし、英会話ができるわけでも興味があるわけでもありません。オ「なんで英会話スクール??」って思いましたが、一緒に企業研究をしているうちにオ「ミナなら合格できるかも」と思えてきました。 この企業の1次試験はグループディスカッションでした。オヤジとミナはグループディスカッションの対策を立てました。当時オヤジの所属していた専

      • 波紋を広げる

        ここ数ヶ月コロナ禍でオンラインによる研修会や講習会が増えた。これは運営コストを抑えることができるため、会費も抑えられ、かつ会場まで足を運ぶお金と時間と労力が抑えられる、ある意味画期的なものだと感じている。 さて、昨日もオンライン講習会に参加してとてもいい内容だったのでnoteに備忘録を残したい。 演者は花まる学習会代表の高濱氏。「教育現場のリアルと本質を語る!学生×社会人 本音の座談会」であった。高濱氏が熱弁していた『これからの教育』に必要なこと3点は ①相手の気持ちを理

        • オヤジの就職指導記 〜エントリーシートの書き方〜

          専門学校で25年以上、就職指導をしてきたオヤジです。現在就職活動をしている学生、これから準備を始める学生たちの皆さんに少しでも参考になればと、今日からゆっくりと始めていきます。 オープニングは千葉県にあるのに東京、、、夢の国に内定した時の就職指導について。当時は就職氷河期と言われる時代で、どの会社に就職するのも大変な時代でした。そこにクラスの女子学生が来て あ『先生、●●会社(夢の国)受けようと思います』 オ『おぉ、いいじゃん、アヤなら受かるんじゃね〜⁉️』 アヤはバスケの

        オヤジの就職指導記 〜企業セミナー〜

          卒業式を終えて 〜その2〜

          その2は今年度の担任した2年生(卒業年度)のクラスについて。 前年度からの引き継ぎと、色々な資料を見て『縦と横のつながりの強化』とした。縦とは『担任(私)と学生』横とは『学生同士』である。 縦の関係づくりは個人面談、個別フォロー(特に担任と距離をとっているなぁ、と感じる学生)、就職指導である。出席状況に課題があった学生に対しての指導やフォローに課題が残った。具体的にはコロナ禍において体調不良で欠席する学生に対して、積極的にオンライン面談などを仕掛けられなかったことである。 横

          卒業式を終えて 〜その2〜

          卒業式を終えて 〜その1〜

          先週、昨年度担任していたクラスの学生と今年度担任していたクラスの学生が社会へと旅立っていきました。それぞれについて、少し振り返ってみようと思います。 その1は昨年度担任したクラスについて。前年度の教育課題を考えたときに、クラス内で学習習熟度の差が広がることで、成績下位層のモチベーションが下がるのではないか、と言う仮説を立てました。 この課題解決のために学年全体の学習モチベーションを上げて、全体の成績評価の底上げを図ることにしました。そこで『学び合い』を新たに導入して、これを中

          卒業式を終えて 〜その1〜