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スタッフバイク紹介Vol.2 TCR ADVANCED 1 KOM

いつもありがとうございます。FORZAの新井です
いよいよニセコクラシック。
ほんの軽い気持ちで始めたレースに向けたカスタム。歯止めがかからなくなった様子をご紹介させて頂きます。
多少?歯止めがかかっていたこちらの記事もチェック頂けますと幸いです


リアディレイラー交換

まずはチェーン周りを洗浄して、ササッと簡単な部分だけのパーツ交換で済ませる予定で作業スタート

105  RD−R7150 実測302g 33,000円(税込)
DURA-ACE RD-R9250 実測218g 101,212円(税込)

リアディレイラーを外して105からDURA-ACEに。
84gの軽量化と変速性能の向上と駆動抵抗の低減にササッと成功。
RD-R7150最大のメリットは36Tが使用可能なこと。そして安いですね。
デメリットはプーリーから出るチープな駆動音とプーリーの低い回転性能。そして重量。しかし価格を考えると圧倒的コストパフォーマンス。

カセットスプロケット交換

そしてお次はカセットスプロケット交換。こちらもササッと出来ますからね。

ULTEGRA CS-R8101  11-34T 実測343g 13,420円(税込)
DURA-ACE  CS-R9200  11-34T 実測256g  44,818円(税込)

ULTEGRAからDURA-ACEに。
87gの軽量化と変速性能の向上と駆動抵抗の低減にササッと成功。
カセットのアップグレードは軽量化だけでなく、確実に変速性能が向上するのを実感できるのでコスト的にもオススメ。
何よりDURA-ACEはロー側6枚(11-30は5枚)がチタン製。ロマンもあります。
あっという間に171gの軽量化と変速性能の向上、駆動抵抗の低減を手に入れました。
ここまでの作業は非常に順調で快調。5分もかかりません。

ハンドル交換。。。あれ?。。。

さぁ次はハンドル交換。丁度 旧 TCR ADVANCED SLからの取り外し品が残っているので、純正のアルミハンドルからカーボンハンドルへアップグレードです。
ここも以前から計画していた部分。ササッとバーテープを剥がして重量測定。

Giant Contactハンドルバー 420mm 実測 294g  4,950円(税込)
Giant Contact SLRハンドルバー 420mm 実測181g 46,200円(税込)

おぉぉぉぉ。。。ハンドルで113gの軽量化はかなり大きいです。
カーボン化により快適性もグンと向上します。
特にエントリーグレードのアルミハンドルは肉厚もあり重厚感を感じるズシンとくる硬さ。
カーボン化により手に伝わる振動はかなり変わってきます。ここは体感的にもかなり効果的なアップグレードです。

純正アルミステムの重量も気になり始める

こうなってくると、純正アルミステムの重量も気になり始めます。
幸いADVANCED 1グレードはOverDriveではなく通常コラム。専用品ではなく通常のステムが装着可能です。
しかし、程よく軽くて剛性も高い110mmステムの店頭在庫が見当たりません。

あっ……
BLACKINC 一体型ハンドル 420/110mm 実測 332g 93,500円(税込)

あるじゃないですか、、、FACTORで使い慣れていた一体型ハンドルが、、、サイズもピッタリ!

TCR ADVANCED 1 KOM純正アルミハンドル・ステムセット 実測506g 9,900円(税込)

ステム一体型ハンドルへ交換

一気に174gの軽量化に。
微調整が出来ないことがデメリットとなりますが、一体型ならではの剛性感とかっこよさ、若干のエアロ向上がメリットに。
何より今回はFACTORで使い慣れていた事もメリットになります。まぁ、それは純正アルミハンドルも一緒なのですが。
しかし、内装一体型ハンドルへの交換作業は想定していなかった。。。そこそこの作業ボリュームになるぞぉ。。

BLACKINC純正メーターマウント Wアーム 実測47g

一体型ハンドル専用のメーターマウント。これも軽量化になり-33g。
元々使用していたメーターマウントが少し重めということもあったのですが、トータルで207gの軽量化となりました。

歯止めがかからなくなってきました。STI交換へ

さぁ、ここまで来ると前回交換を見送ったSTIも交換してしまいましょう。
何れにせよ内装ハンドルへの交換でオイルラインの切断が出てしまいますし。

105 ST-R7170  実測426g 60,500円(税込)
DURA-ACE ST-R9270 実測355g 125,736円(税込)

か、価格が倍ですね。。
価格を考えるとアルテグラ(ST-R8170  391g  92,510円税込)でも良いかと思います。
今回は71gの軽量化です。
このアップグレード一番のメリットは、サテライトスイッチが増設出来ることと、レバーの頭にあるスイッチAが使用可能になること。
普段はサイクルコンピューターを操作しますが、レース中にはサイコン操作することはほとんど無いので変速操作に割り当てます。

軽い気持ちで始めたレースに向けたカスタムは、オーバーホールへ

更に、一体型ハンドルに交換するとブレーキホース長が微妙に足りない感じだったので前後ともブレーキホース交換が追加に。。。
ササッと簡単な部分だけのパーツ交換で軽量化と性能UPを済ませる予定で作業をスタートさせたはずなんです。
気がつけば、BB・クランクを残したオーバーホールの状態に。。。
まぁこの1ヶ月半、しっかり乗りましたから。
そしてレース日は雨予報になってきてるので、ブレーキパッドとローターの残量もしっかりチェック。
改めてヘッドベアリングのグリスアップも完璧に。

でもまた最後は105に戻さなきゃなんだよなぁ😇

さぁ最終的な完成重量です。フレームサイズはML。ホイールはCADEX 50 ULTRAです。
元々の完成車から残っているパーツはBBのみ。最終的に他は全てDURA-ACEに交換。
純正パーツが残っていた前回のカスタムからトータルで約500gの軽量化となりました😊
今回のカスタム費用は純増したパーツ代金だけを計算すると36万円ほどに。工賃を考えると40万円弱。
やはりある一定のカスタムを超えると、メーカー完成車で買い替えたほうがオススメとなりますね。
1台目のバイクは売却もできますし、最近のバイクは価値も落ちづらいですから。

早速シェイクダウン!レースまでにしっかり馴染みだしも行います。
一体型ハンドルカッコいい。。。最終的にここから5mmダウン。

ということで、自転車はバッチリ仕上がりました。
やっぱり機材の更新はいいですねぇ。テンションあがります。
フルDURA-ACEになって、地味に105Di2で気になっていた細かな部分のストレスが一切なくなったのも最高。
ライドクオリティも非常に高まりました。
あとはレースでベストを尽くすのみ。
6年ぶりのニセコクラシック、安全第一にて頑張ってきます!

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