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大雨インターンシップ🌧

5/21から全部で5日間、静岡市女性会館に大学生がインターンシップに来てくれました。彼女がインターンを通して感じたことや学んだことを体験記として書いてくれたので是非ご覧ください!

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台風のような大雨が降りそそぐ朝。
女性会館でのインターンシップ1日目が始まりました。

日本の女性のキャリアライフ

まず始めに学んだことは、日本の女性のキャリアライフについてでした。
日本のジェンダーギャップ指数は、先進国156か国中120位
この数字は衝撃でしたが、他の情報を知ると納得でした。

「日本の女性が結婚、出産を機に離職する傾向が顕著に表れるM字カーブ」、「男性の賃金を100とすると女性は74.3と男女の賃金格差は大きい」、「日本は管理職に就く女性が少ない」… 

など例を挙げるときりがありません。女性が社会で活躍にするには私たちを取り巻く日本社会が変わることが不可欠です。
また、女性たち自身も社会を変えるべく主体的に生きることが大切だと思いました。

生理の貧困

次に学んだことは、「生理の貧困」についてでした。
ここで重要なのは、「貧困」が示すのは、経済的な問題だけではないということです。経済的負担によって生理用品を買うことができないと、学校や仕事を休まなければいけず、行動の制約や機会の損失を受けることになります。
また、生理になると生理痛やPMSなどのからだの負担、水泳の授業を休む時に男性の先生に言わなければいけない、生理用品を買う時にレジに男性店員しかしかいないなどこころの負担も生まれます。
このように、日本ではまだまだ生理を「隠さなくてはいけないもの」と捉える傾向があり、生理がある人にとって負担が大きい社会となっています。私自身生理によっていやな思いをしたことがたくさんありますが、最近では「フェムテック」の発展によって生理期間を快適に過ごせるような製品が多く出てきていたり、私と同世代のインフルエンサーが生理について情報を発信していたりして、そういった情報を目にするうちに以前よりも生理をポジティブに捉えられるようになりました。

生理をなくすことはできませんが、
生理とうまく付き合っていくことはできます。

そのためには、全ての人が生理を自分事として「生理は隠さなくてはいけないもの」という意識を変えていかなければいけないと学びました。
静岡市女性会館でも、まず生理による経時的負担を少しでも軽くするため無料でナプキンを配布し、生理について情報を共有する機会にもつながる女性のためのほっとスペース「ふらり」など様々な支援を行っています。

私自身もこういった支援や生理についてのポジティブな情報を発信し社会を変える一端になれればいいなと思います。

このように、たった1日だけで学んだこと・考えたことはこの日降った雨の量よりもずっと多かったです。2日目以降も台風レベルで知識を吸収していきたいと思います!

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