【介護日記】#12 介護認定通知
◎母の通院と介護認定通知
5月15日(月)は、母の認知症の治療のための通院日でした。
義弟のお母さんが入院したため、妹夫婦は週末は九州に帰省していましたが
戻ってきた翌日、母の通院に車を出してくれました。
帰りの飛行機が遅れたため、帰宅が深夜だったそうで睡眠不足なのにありがたいことです。
午後からケアマネのHさんが、月に一度の訪問をしてくれることになっており、初めて妹夫婦と顔合わせになりました。
母の介護認定結果は、Hさんが郵便局留めにして受け取りに行ってくださったようです。
認知症の方は、受け取った郵便物などをなくしてしまったり、どこかにしまい込んで忘れてしまうことがあるので、そのための処置でした。
認定結果は要介護1でした。
丁度Hさんが来ているときに、介護保険負担限度額認定申請書が届きました。
忘れずに申請するようにとのこと。
有効期限は毎年7月末であり、更新が必要です。
以前は更新時は特に添付書類はなかったそうですが、今は通帳のコピーが必要です。
高齢者が増えているため、審査が厳しくなっているようです。
父の介護認定審査会は19日とのことでした。
そういう情報もケアマネさんには連絡が届くのですね。
父が要介護3以上なら、母と二人で入れる特養を探す予定ですが
このときに介護保険負担限度額認定が重要なのだそうです。
これによって費用がだいぶ抑えられるそうです。
妹がHさんから司法書士の先生とはどういう関係かと尋ねられたそうで
「姪の大学の先輩で……」というと
「いい人脈がありますね」と言われたそうです。笑
本当にいい人脈があってよかったです。
私達姉妹の乏しい人脈では、今頃途方に暮れているか、毎日苛々ピリピリしているかだったでしょう。
母はデイサービスがかなり気に入った様子で、週2回に増やしたいようです。
体が慣れてきたら増やしてもいいだろうとのことでした。
◎ヘルパーさんとショートステイ
Hさんから妹がうかがったおはなしです。
退院してもすぐに特養に入れる見込みはありません。
しかし、その間在宅で母が父の介護ができるわけもありません。
そんなとき、ショートステイを利用すると介護度によって数日から30日まで宿泊ができるようです。
在宅の間は、ヘルパーさんをお願いしておむつの交換など、母には難しいことを助けてもらいながら生活する。
この2種類を繰り返しながら、施設に入れるのを待つのだそうです。
これなら在宅でも、母と父で生活することはできそうです。
私達にはわからないことばかりですが、頼りになるケアマネさんがいてくれて、本当にありがたいです。
よいご縁をいただきました。
◎母の野望
実家の土地は処分できない状態ですが、母はどうしても受けれられないのか、それとも忘れているのか、あるいは執着してるのかわかりませんが
今日も相変わらず、家を売って叔父二人に出て行ってもらうというようなことを言っていたようです。
毎日電話で様子を確認してくれている妹は、本当に大変だなと思います。
今日の妄想は土地を担保にして老人ホームに入るというものだったようです。
そんな話をきいてふと思いました。
母の野望は、とにかく長年いじめられてきた叔父たちを追い出したいということです。
しかし、私たちが遺産放棄すると実家の土地は父の兄妹3人が相続します。
最終的には一番若い、そして母が一番嫌いな叔母がすべてを相続することになるでしょう。
叔父は二人とも家族がいないので、いずれは叔母の子供たちに相続されることになるのでしょう。
1円も出さずに、土地を手に入れることになるんですよね。
「なんだかモヤるね~」と妹といいました。
大した価値もないので相続税もかからないようです。
濡れ手に粟とはこういうことでしょうか?
これを知ったら、母はものすごいショックを受けるのではないかと思います。
これだけが母ができる唯一の復讐劇だったのに、あっけなく計画破綻です。
なんだか母が可哀そうな気がしました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
介護問題はプロの力を借りることで、想像以上に順調に進んでいます。
娘の尽力に感謝せずにはいられません。
私には冷たい娘ですが、頼りにはなる漢気のある子に育ちました。笑
今週末は、父の最初の入院先と今の入院先から届いた、入院セット(おむつや衣類など)の支払いに、介護保険負担限度額認定申請書の作成とやることがいっぱいです。
自分の年金関係の書類も届いていたので、これも作成しなければ。
買い物に行く予定でしたが、果たしていけるのか!?
早く平和な日が訪れますように。
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