ライフワークとは如何に
夏至の頃
私はと言うと、パチスロに勤しんでいた
ニートなのに
もう一度言う
ニートなのに、だ
久しぶりに、無性に、打ちたくなったのだ
20代前半、パチンコ屋でバイトをし
バイト終わりに近所のパチンコ屋に打ちに行くという日々を過ごし
ついたあだ名が『スロキチ』な私だ
いざゆかん、じゃんじゃんバリバリのむこうへ
私が座った台の両隣りにはすでに人がおり
かたや、大当たりを引くたびにクレジットのコインを一度全部出すというマイ願掛けをお持ちのおじさま
かたや、杖をつき背中も丸まった年金暮らしであろうおばあちゃまが豪快に目押しを決めている
(目押しとは、高速回転するリールを狙った図柄でストップさせること)
楽しい気分(一喜一憂、悲喜交々含む)にお金と時間を使うのはライフワークだなと思った夏至であった
結果はと言うとちょい負けで草
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