ひとりぼっちのDIY

つい先日、ベットサイドに置くナイトテーブルが我が家に届いた

マイリストに入れておいた品がAmazonのセール対象となり、小躍りして買ってしまった

薄々わかってはいたが、案の定組み立て式の家具であった

だが、届いたのが嬉しくてそそくさと開封し組み立てに取り掛かる

大体どこのメーカーかよくわからない所の品は
ざっくりした組み立て書である場合が多い（当社調べ）

そんな組み立て書と睨めっこをしながら少しずつ組み立てていく

こちとら一人暮らし歴ウン十年、慣れたものである

まず、読み間違えて組み直す場合も想定して
ネジは完全には締めない

ネジ穴が浅いことが多いので、深くするためのキリも準備万端である

電ドリをもっておらず、手動でネジを締めていくのでいつも手が痛い
そんな時のために厚手の軍手も用意がある

そして、ありとあらゆるものを使う

壁は助手一号

左手でネジを固定しながら、右手の手のひら中央にドライバーをしっかり捉えて強めの圧でおしていく

その圧に負けないように左足も支えに出動させる

さながら一人ツイスターである

汗だくになりながら何をやっているのか
途中虚無になる自分をスルーしながら作業は続く

いつか電動ドライバーをもった白馬の王子様が現れないかと、友人とくだらない現実創造話しをしたこともあった

そうして今日も自力でナイトテーブルを完成させてしまうのだった

DIYに限らず、一人暮らしが長いと自分でどうやったら解決できるかが身に染みてしまい
いざという時、何を頼っていいのか迷子になる

こうやって私の心のシックスパックは今日も鍛えられていくのであった