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メンエス経営のPL収支ってどうなの?理想と悲惨な現実を暴露します
こんにちは。メタニキです。
本日の記事では、メンエス経営ってぶっちゃけ儲かるの?というお話をしたいと思います。
メンズエステという業態が今流行っていますが、それと同時にお店を出す方も増えています。
中には会社員をしながらメンズエステを開業する方もいるくらいです。
そんな起業ブームが起きている理由は、やはりメンエスは儲かるという噂が流れているからでしょう。
そしてこの私も、メンエスは儲かるという話を聞き、起業を誘われた身でもあります。
なので、実際メンエスを開店しどうだったのかという実体験を元に、今回の記事で解説していきたいと思います。
摘発対策に有効な業務委託契約書
まず初めに、昨今の摘発対策として、業務委託契約書を紹介します。
メンエスは真面目に経営していたとしても、理不尽に摘発される可能性があります。
なので、経営者が女の子に違法行為を指示していない証拠として、契約書を交わすことが必須になります。
最低限必要なものですので、この機会に準備をしておきましょう。
理論上は稼ぎやすい業態
まずメンズエステはすでにご存知の通り、理論上は稼ぎやすい業態になります。
その理由として多く言われているのが、
初期投資金額が少ない
ランニングコストが低い
誰でも気軽に始めることが可能
資格や許可が必要ない
客単価が高い
というような内容です。
確かにどれも事実であり、メンズエステが稼ぎやすい理由になります。
マンション型でしたら、普通にマンションを契約するだけですので、誰でも気軽に行うことが可能です。
他の店舗物件と違い、高額なテナント料も必要ありませんので、賃料に関してはかなりの経費削減になります。
また、それに対して顧客単価が高いのも事実です。
どれくらいの初期投資リスクがあるのか?
そして、初期投資のリスクが低いという内容について、こちらの記事で解説をしていますので、参考にしてください。
このnoteでは私の実体験を元に、メンエス開業のために必要な初期投資額を割り出しています。
おおよそ100万円の資金が1ルームにつき必要になります。
100万円という初期投資額が少ないのかどうかは個人の見解によりますが、一般的な店舗ビジネスよりかははるかに少ないでしょう。
飲食店でしたら、軽く300万〜500万は必要です。
また、箱ヘルなどの形態でも、高いテナント料が必要になりますね。
デリバリー形式にしても、車代や運転手が必要になりますので、もっと高くつくと思います。
それらと比べたら、風営法上の許可も不要で、どこでも開業できるメンズエステは、リスクが少ない方だと思います。
メンエスの収支の例
ここでメンエス経営の収支について一例をお見せしたいと思います。
ランニングコスト
家賃:100,000
消耗品:10,000
光熱費等:20,000
集客広告:50,000
求人広告:50,000
合計:230,000円
売り上げ
(セラピスト手取り50%、オプションフルバック、90分16,000円)
1日1人の来店
240,000-230,000=10,000の利益
1日2人の来店
480,000-230,000=250,000円の利益
1日3人の来店
720,000-230,000=490,000円の利益
になります。
この計算を見る限り、たった1日1人の来客があるだけで、コストは回収可能ですので、かなりリスクが低いビジネスに思えてしまいますよね。
そして、1日たった2人の来店で月に25万円の利益です。
それで一つずつ部屋を増やしていったら…
夢が広がってきますよね。
1日3人のお客さんがくれば、もう大儲けです。
あくまで90分を前提にしていますので、実際は何回かロングコースも入るでしょう。
広告費も少し多めに載せているので、利益率も少し上げれそうです。
この計算式をみんな想像して夢を見ながら起業をするわけですが、あくまでこれは理想的な収支です。
実際に起業してわかった現実
そしてこの私も、上記のような理想的な収支を広告代理店に言われ、資金を投じてメンズエステに参入しました。
まず、物件の契約と備品消耗品の調達は、面倒ですが誰でも可能です。
その次に問題になってくるのが、働く女の子です。
メンズエステは女の子が命ですので、女の子がいないとビジネスが成り立ちません。
そこで代理店に斡旋された媒体に出稿したのですが、全く求人がこない。。。
やっときたと思って面接をセッティングしたら、当たり前のようにバックレ(泣)
こちらの求人についての闇については別noteで詳しく暴露しますが、思い通りに女の子が集まりません。
また中には面接を通過して出勤をしてくれる方もいましたが、そういう時に限って電話がこない。
挙句、待機時間が長いと言われ、出勤辞退。
実は当店はオープン前から集客媒体に掲載していたため、オープン前から予約の電話がかなり鳴っていました。
需要があることが確認でき安心していたのも束の間、女の子の管理がおぼつかずに電話のほとんどを取り逃がしました。
同業者からの嫌がらせ
そして一番驚いたのが、同業者からの嫌がらせです。
おそらく求人の申し込みもほとんどが同業者によるいたずらだったでしょうし、嘘の予約電話や不審な電話もありました。
そういった幼稚な嫌がらせをしてくるのも、この業界の特性でしょう。
反社や半グレが経営してる店もおそらく多いですし、バックに強い力がないとすぐに攻撃にあう可能性もあります。
こちらの同業者からの嫌がらせについても、またnoteで詳しく告白しようと思います。
このように、一見儲かると思えるメンエス起業にも、様々な苦難があるのです。
失敗パターンに陥れば1ヶ月で廃業
求人に上手くいき、女の子が安定的に出勤できれば、需要があるので儲かるでしょう。
ただし、その軌道にいち早く乗れなければ、たちまち経営難に陥ります。
あとはどれだけ資金を用意して、何ヶ月我慢出来るかになります。
我慢を続けていれば、いつか軌道に乗れて、一気に稼げるかもしれません。
しかし、そのまま軌道に乗れずにマイナスだけで終わることもあります。
この点、ランニングコストがかかるビジネスならでは苦悩があります。
私の場合は、諸々の事情で1ヶ月半で廃業、そしてM&Aで売却し、即撤退を決意しました。
この事情についても、今後別noteで解説しますが、こういった現実もありますので、覚えておきましょう。
それなりの準備をしよう
このnoteはあくまで私の経験談を元に書いていますが、何もメンエス起業をやめろということを言いたい訳ではありません。
メンズエステは実際にボロ儲けしているところもありますし、やりようによっては大きなチャンスのある業態です。
参入障壁が低く、利益率も高いビジネスであることに間違いはありません。
ただ、上手くいくにはそれなりの準備が必要になります。
特に物件の選定には一番時間をかけましょう。
私の場合、広告代理店や他のメンバーに言われるがままに場所を選んでしまい、それも失敗要因になりました。
また、私のようにメンエスの経営について発信している情報をフォローし、十分に知識をつけてから始めましょう。
私のnoteでは、求人や集客広告の実際のデータや失敗談などのリアルを今後も発信し続けます。
成功ノウハウを発信している方は沢山いますが、失敗談を発信している人は珍しいでしょう。
ただ、物事で成功するためには、失敗要因も全て知っておく必要があります。
私がこのnoteを公開しているのは、あなたに同じような過ちをして欲しくないからです。
なのでぜひ私のnoteをフォローし、反面教師として経営を学ぶことにお役立てください。
それではまた次回のnoteでお会いしましょう。
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