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海外ビューティ情報 by CHIKA's View 3


こんにちは、CHIKAです。

サロンでムーンセラピーというセッションを行うのですが、主に子宮にフォーカスしたヒーリングセラピーです。女性にしかない臓器でもあり、体全体だけでなく顔の印象まで左右する重要な存在。改めて、女性だけでなく男性にも理解を深めて欲しいなと思っていて、これが深まれば深まるほど、世界は平和になるのではないか、とさえ思うわけです。


日本では、かつて女性の地位がとても低かったころ、といってもつい最近までそうなのですが、明治から大正、昭和初期などその時代の女性は、階級によって生理事情も違うようでした。上流社会のお嬢様ならまだ良いのですが、一般的な労働階級となる女性たちは、労働時間中のトイレに行くタイミングさえも不自由だったようで、それが原因で衛生的な面から、婦人科系トラブルが発生しやすかったそうです。ですが、その状況なら状況で対応する力、というものがあり、自浄作用を本能で理解して対応していたよう。具体的にはきれいに中まで洗い流すのだとかなんとか。かなり無鉄砲なやり方ではありますが、その状況では仕方なかったのではないでしょうか、とも思います。

意外にも、生理用ナプキンよりもタンポンの方が先に普及していた、という事実があり、やはり女性の時間が自由ではなかったことも大きく関係するのかもしれません。

現代は、様々な快適ナプキンやタンポンが出回っていますが、実質、品質のグレードアップはしてはいるものの、あまり考え方や対応方法は進化していないように思います。また快適すぎるが故に、体の力が衰えて、「生理は辛いもの、痛いもの」がスタンダードになってしまったのではないかとも、思います。

まだ明治時代の着物を着ていた時代、そしてトイレが和式だった時代は、下腹部にしっかりと力が入る状態が自然に行われていたので、いわゆる「垂れ流し状態」というのは無かったのではないかと推測できます。それでは仕事も家事もできないからです。つまり筋力の問題もここで起こっています。


では、海外ではどうか、ということで、最新の気になる生理用品をいくつかご紹介したいと思います。特にアメリカが進化しているように感じていて、PMS対策や、生理だけでなくホルモンマネジメント、ファッション性も同時に叶える、などやはり世界中女性であれば、悩みはそう変わらないのがわかります。


アメリカのサニタリーショーツ。量が少ない時には重宝しそうですね。タンポンに本分ってかなりあるとは思いますが、量があるときは心配しないわけでもないと思うので、少量のタイミングでこういったものを使うのはありかも。布ナプキンに慣れている方はより使いやすい!と思うカテゴリー。日本や台湾、オーストラリアブランドなども出てますね。


ここはいち早く動き出したブランド、とも言えるThinx.みんなこういうの求めていたのでしょうね。ナプキンやタンポンは取り替えるのも面倒などもありますが、どちらかというと衛生的に考えると今の市場に出回っている素材のものはあまり体に良いとは言えません。せめて布ナプキンをイメージした紙ナプキン(ムーンナプキン)や100%コットン素材、オーガニックのもの、など選べると直接お肌につける物としては安心です。タンポンも漂白剤を使っていないものを選びたいですね。



また、オーストラリアでは水着のサニタリーとして使用可能なものも!もはや生理で泳げないとか、海に行けないとか、関係なくなってくるのですね。自然豊かなオーストラリアだからこその発想なのかもしれません。


医療用シリコン製カップも見逃せない。次世代生理用品とも言える。このシリコンカップを膣内に挿入し経血を受ける月経カップに、センサーを搭載した画期的なスマート生理用品がLOON CUP。アプリと連動し、カップ内の経血量が50%以上になるとスマホにお知らせしてくれる。なのでシリコンの量を心配せずに使用できる。まさに未来的でもあり時代はIoT。

そして他にはタンポンにセンサーが付いていて、これもまたタンポンが満タンになる前に教えてくれるというものさえある。体の感覚機能は衰えそうだけれど、一日心配して過ごすくらいなら最新技術に頼るものありなのではないかとも思う。


また、生理は毎月の身体のクリーニングとして機能しているわけですが、自分が食べてきたもの、だけでなくメンタル的にも影響します。そして場合によっては、経血の状態によって、病気の早期発見にもなる。それを実際に毎月確認できるシステムが存在しているという。

血液検査を提供するスタートアップ「Qurasense」が開発した生理用ナプキンQ Padというもの。これは、ナプキンの内部に組み込まれた試験紙で経血を採血し郵送すると検査が行われ、結果は専用アプリで確認するシステム。定期的に検査できるので、自分の体のことがより理解できるようになるので、このシステムはなかなか興味深いなと思います。気になる方はぜひやってみて!


女性特有の生理現象ですが、あまり人に相談できない社会であったことや男性メインの社会システムだと、どうしても遅れがちなマーケット。そして世界ではまだ古い概念が存在し、女性が生理のたびに酷い状況に追い込まれる社会もあります。

ですが、これからは女性の時代とも言われ、さらにはオープンにしていくことが時代的にも受け入れられてくる中で、改めて自分と向き合う、そして周りの人と情報交換したりシェアしたりしていく事を恥ずかしいことではなく、大切なこととしてできたら素晴らしいと私は思うのです。

そしてそれはインターネットや最新技術がヘルプしてくれる。高いお金を払って一部の人だけが快適になるのではなく、世界全体で改革していけることに繋がっていくのではないでしょうか。まずは自分にできることから、始めてみましょう!




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