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展示会記録2:甘美なるフランス

こんにちは。
tomoです。今月は2つほど展示会に行き充実したひと月を過ごせました!

行ったのはこちら。

気分転換にもなりますし、視野が広がっていいですよね。
もっとたくさん知識を増やしていきたいとも思いました!


今回は、
『ポーラ美術館コレクション展 甘美なるフランス』
について記録していきたいと思います!

もともと印象派に興味があったのと、モネやルノワールが見たくてこの展示に行きました。

全体的な感想としては、絵画や作家を通してフランス文化やパリでの暮らしが垣間見れる展示だと感じました。描かれている女性の変化であったりそのときの流行りが絵画を通して見れるのは面白いですね。

勉強したのもだいぶ前なのでいろいろ抜けていて展示前に、もう少し事前知識を入れたり勉強したらよかった~と思いました・・(展示会あるある)
今回、知識を少しでも補いたくて音声案内を頼りに回りました。


モネやルノワールの淡い色合いや筆のタッチが穏やかに感じて好きだったので今回もそれ目当てに来ていましたが、今回目当て以外に5つとても印象的だった絵画があったのでそちらをメインにレビューしていきたいと思います。
まず、ひとつめ、アルフレッド・シスレーの「ロワン河畔、朝」

こちらは、実際初めて見た絵画でした。
シスレーは、私の中でこの作品同様風景画の作品イメージが強い作家です。
この作品の何が印象的だったかというと「色合い」です。
たしかに、朝の色ってこんな色だ!とすごく腑に落ちたし、私の好きな色って大体が朝の色なのかも!と思わされました。明るくて柔らかい色が河畔や空気の色にもなっているところがすごく心打たれました。


ふたつめ、ラウル・デュフィの「パリ」

この展示の中でキャンバスに描かれていないという異質感、そして絵というよりインテリアのような現代っぽさ制作年代が1937年のものですがすごくお洒落な作品だと感じました。大きくてインパクトもあり、一枚で朝から夜のパリの街や観光名所が見られるというところにもいうところもとても魅力的でした。今回、デュフィの作品は他「五重奏」しか見ることができなかったので他のもぜひ見たいですね。


みっつめ、ジョルジュ・ブラックの「ティー・ローズの花籠」

ブラックの作品や作家自体は大学の美術史でよくでてきたな~の印象でここでやっとあのジョルジュ・ブラック!となったのですが、この作品は絵画ですがぱっと見、押し花のような版画のような印象を持ちました。
ブラックも二作品のみの展示だったのでよくほかの作品と比べることはできませんでしたが、私的に懐かしくなるようなタッチで素敵だなと思い印象に残りました。


よっつめ、パブロ・ピカソの「母子像」

ピカソの絵を実際見たのがもしかすると初めて?だったと思うのですが、よく見る有名な奇抜でユーモアのある絵とこの絵は全然印象が違いなんどもピカソ?となったことで印象に残っています。妻と産まれた子供をモデルに描いたこの「母子像」は色合いはブラウン~ベージュの優しい色合いで母子に光が当たっているようなピカソのうれしさ、幸福感がすごく見えた気がした一枚でした。勝手にあんなにすごい絵をかくのだから私みたいな凡人には分からない感覚をたくさん持っているのだろうなと遠くに思っていましたが、少し身近に感じることのできる一枚でした。


さいご、マリー・ローランサンの「女優たち」

こちらも今回絵を見たのは初めてでした。一言でいえば、色合いや雰囲気などなどドンピシャ私好み!ということで印象に残った一つにあげました!
絵ももちろんですが音声案内の「マリー・ローランサンは生粋のパリジェンヌ」の一言めの解説になんて素敵な響き!?となったミーハーなところもあったり・・
色合いも明るく、女性が憧れるようなお化粧品など女性用品パッケージがすぐ思いつくような印象の絵画ですね。ポストカードを買って帰りました。


と、以上第二回展示会記録でした。
ポーラ美術館に寄贈されている19世紀~20世紀の化粧道具も様々展示されていてこちらもきれいで見ごたえがあったので次はポーラ美術館に行く計画も立てたいです。(化粧道具のなかでは、ルネ・ラリック香水瓶、パウダーボックス「ダリア」がお気に入りです)
次回からは今度こそもう少しそのあたりの年代について勉強をして挑みたいとおもいます・・
また、来月もどこか展示会にいったら記録していきたいです。


ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

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