見出し画像

01プロダクトマネジメント(PdM=商品企画・開発)について学ぶ~用語理解編~

こんにちは!株式会社フォークのWEBデザイナーoyamadaです。
今回はプロダクトマネジメント、略してPdMについて学んだことを
覚え書きとしてまとめてみたいと思います。


プロダクトマネジメントとは?

まずは、横文字だらけの用語の整理から。
プロダクトマネジメント(PdM)とは何のことだろうか?
まずは、“プロダクト”という用語から理解していきました。

【プロダクト】とは、
企業などが顧客に販売している製品(形がある商品)やサービス(形がない商品)といった様々な生産物

【プロダクトマネジメント】
とは、
プロダクトの品質管理だけでなく、ユーザー体験を重視して、プロダクトの価値を高めるためにビジネス全般を管理すること

<プロダクトマネジメントの特徴>
1.製品やサービスの管理+ビジネス全般の管理
利益を出して、その利益を元手に投資して品質向上を図ることビジネスとして成り立つために管理する必要がある

2.品質だけでなく、ユーザーのニーズ・体験を重視する
→ユーザーが「いいね!」と感じる体験は何か?ユーザーのニーズと向き合うことが重要

3.プロダクトがある限りは継続して取り組む
→プロダクトの成長から販売終了まで責任を持つ。ときには次のプロダクトのために販売を終了することもある。

プロダクトと呼ばれるものは、形あるものから無いものまで様々。
そして、ユーザーのニーズに合わせて品質を管理、価値を高めていくことがプロダクトマネジメントであり、ビジネスとして利益を出すことも重要。
プロダクトマネージャーはそれを責任持って請け負う立場の人。
というわけですね。

プロダクトマネジメントの領域

ビジネス(Business)、テクノロジー(Technology)、クリエイティブ(Creative)の観点で、全てが交わる領域がプロダクトマネジメントの領域、「BTC人材」とも呼ばれることも。

つまり、3つの領域全てを考えることが、プロダクトマネジメントとなる。

<それぞれの領域例>
・ビジネス(Business)
:マーケティング、Webディレクター、プロジェクトマネジメントなど
テクノロジー(Technology):プログラミング、データ分析など
クリエイティブ(Creative):Webデザイン、ロゴ・CI、UI/UXデザインなど

プロダクトマネージャーは「ミニCEO」とも呼ばれ、意外と泥臭い仕事をこなしてゆくことが大事である。
自分がどこまでできるかを理解したり、必要なスキルを持った人や、資源を探したり。
プロダクトマネージャーは、この全ての領域を一つにまとめ、プロジェクトを進行していかなくてはならないため、プロダクトへの想い、実行力、チームを巻き込む姿勢やコミュニケーション力が必要となってきます。

商品企画・商品開発の仕事内容

では、今度はプロダクトマネジメントの仕事内容である、
商品企画・商品開発の仕事の一般的な定義をみてみると、

【商品企画】とは
市場のトレンドを押さえつつ、ユーザーのニーズに合わせて新たな商品(製品・サービス)を企画する仕事

【商品開発】とは
商品企画をもとに新しい商品の開発や、既存の商品の改良に取り組む仕事

まずは、市場のトレンドやユーザーのニーズを考えた商品企画があって、そして商品開発、既存の商品の改良という流れとなる。

商品企画においてのビジョンの重要性

どのようなプロダクトも「商品企画」があってからのスタート。
そして、「商品企画」を考える上で最も重要となるのが「ビジョン」。

全てのものづくりのはじまりは、この「ビジョン」を考えることから始まるといっても過言ではないのかもしれない。

では、「ビジョン」とは何なのか?

【ビジョン】とは?
事業を通じて成し遂げたいことや将来、未来、目指したい像、会社としての姿勢などをわかりやすく表現したもの

【ビジョン】の重要性
「ビジョン」の有無が、社内の認識を揃えて共通理解を生み出す

【ビジョン】を考えるポイント
1.「誰」を「どうする」ものなのか?
→誰のどんな課題を解決する商品にするか?
2.なぜ自社が商品をつくるのか?
→自社だから提供できる価値、自社の強みは何か?

💡ミッション・ビジョン・バリュー(MVV)を一緒にチェック💡
ビジョンと混同しやすい言葉として、ミッションとバリューがある。
ミッション ビジョン バリューは、企業における経営方針のひとつです。

【ミッション(Why)】:「組織が果たすべき使命」「社会に対してどう貢献するか」→不変・恒久のもの、輝き続けるもの、北極星
【ビジョン(What)】:「実現を目指す」「理想とする姿の追求」
中長期の目標、段階や時代にあわせてかわる
【バリュー(How)】:「組織が共通して持つ価値観」
会社が大切にする価値観や行動指針

※ミッション&バリューは企業や商品にはすでに存在しているから、商品企画で具体的に考える部分はミッションやバリューに合ったビジョンとなる。

引用元:ミッション ビジョン バリューとは?企業に必要な理由や作り方について解説
中長期の目標、段階や時代に合わせて変化して考えるのがVision

会社の「ビジョン」が商品の目指す方向性として落とし込まれた企画・開発は、商品の方向性が一貫していて価値を出すために必要な開発に集中できる。

一方で、商品の目指す方向性が分からず、「とりあえず売れるもの」「高機能なもの」という曖昧な企画・開発で進めると、良さそうな機能をどんどん追加して、ユーザーのどんな課題やニーズに対応しているのかあいまいな商品になって、結果的にとても非効率、そして結果も出ないことになりかねない。

商品を企画する時にまず考えなければならないことは、

企業や商品の「ビジョン」を大事にし、その価値を届けたいユーザーのどんな課題を解決できるのか。
自社だから提供できる価値は何かを考えること。


本日はここまでにしたいと思います^^
プロダクトマネジメントの用語理解の覚え書きまとめでした!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?