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つくばじゃなくていい、が悔しい。 (7/31)江本


池袋に毎日通っていたのが嘘みたいに、今月は移動する車の中から田んぼを眺める日々でした。 

(初めて見た蓮根畑)

会社を設立した6月から、本格的に準備し始めたつくば駅前コワーキング。というか、コワーキング(とか色々)を始めるぞ! でつくった会社です。 

今回はディベロッパーと一緒に立ち上げるため、関係各位とのやりとりが一見すると複雑に。プロジェクト自体は去年の秋から発足していて、今年の5月という中途ジョインのわたしにはなかなか見えないことも多かった。 

そんな中で、これはじぶんにできると考え進めていたのがクラウドファンディング

とてもすきな資金調達の方法で、よく支援します。心機一転! 新しいチャレンジ! には最適だと思っていました、が。

あれ…? 書けない?  

推敲に推敲を重ねても、根っこの構成からひっくり返してゼロから書く、を繰り返してもなんだかしっくりこない。書いていてわかるのは「こういう場をつくりたいってことかー」「こういう課題意識があったのかー」ということばかり。それはそれで大事だけれど。なんだこのもやもや。

このクラファンは元々、コワーキング8/1オープンに合わせて6月末にスタート予定でした。が、契約や条件や工期やらやらやらでコワーキングのオープン日も、8/1から9/1に変わるのか!? 変わらないのか!? が目まぐるしく変わる。(最終的に9/1オープンとなりました) (でもそもそも、そもそも! は! 2018年2月オープンの予定で進んでいたのだ!!!) さてクラファンはいつスタート?!

そんな6月最終週。

えもと「いや、今の状況・状態では書けません!」
 ほりした「楽しくないなら書かなくていいよ!」

価値のなさ、やばい。

何回も書いて気づいたことは わたしはつくばじゃなくていいっていう状況なんだ、ということ。

タイムライン的には、6月末で池袋の仕事を全部辞め、7月からつくばに通う+引っ越しを進めて暮らしがスタート。クラファンを書いていたのは、まだまだ「つくばってどんなところ?」な状態の6月。でもわたしたちが「つくば駅前コワーキングをつくる」の最大の動機は「つくば」だから。わたしの動機は「堀下と場をつくりたい」。少なくとも今は、個人的な動機から出発したところで、誰かにとっての価値をつくれない、と思った。

日々出逢う、つくばのひと。それなりに出てきた愛着。でもやっぱり、引っ越したての一市民に、つくばで大金集める理由は、まだない。ただの過去の信用の切り売りだ。ということがわかったときに「これは悔しい」と久々に思った。くやしいくやしいくやしいくやしい。利他的な価値利他的な価値利他的な価値。うううううーーーん。わたしにはまだこの「ローカルでやる」以上の価値がなく、その意味がないときに全く価値のないひとになるっていう事実。

そんなこんなで、堀下にこそ、クラウドファンディングに挑戦してほしいな…と気づき・認めるまで長い時間かかりました。言ってみて、堀下から出てきた文章に、やっぱりそうだったよねぇと納得。でもちゃんとふたりでつくった感じになったと、個人的には思っています。

良いこと言うをやめる。 


このnote、なにか言わなくては。なにか核を伝えなくては! と思いすぎて更新頻度が少なくなっていたけれど、それはただの本末転倒で。もっとこういう小さい悔しいも嬉しいも書き綴っていこうと思った次第です。ていうかマガジン分けようかな。

そんなこんなでもうすぐ、とっておきのクラファン始めます。


追記

そんなこんなではじまったのがこちらのクラファン。いい具合に2人のプロジェクトになったのではないかな、と思います。応援よろしくお願いいたします!


つくばにいらしてくださった方にコーヒーでもご馳走するために使います!