深山都

自身の考えを言語化するのに使う場所みたいな感じです。びぼーろく。 知らない他人の考え方…

深山都

自身の考えを言語化するのに使う場所みたいな感じです。びぼーろく。 知らない他人の考え方をしるのって面白いし、それ以外にも誰かの思考のたたき台になったらいいなーと思います。

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  • つれづれ小説エッセイ

    創作論です。 自分が小説を書くときに考えていることや、創作の勉強をしているときの感想などを書いています。 頭ン中のごちゃごちゃをアウトプットする場所。

  • ポケモンバイオレットプレイ日記

    ポケモンバイオレットのプレイ日記です。 スクショたっぷり! 好き勝手書いてます。

最近の記事

発達障害で困ったので、治療を始めたレポ③

①はコチラ↓  薬を飲み始めて約半年経った。  副作用と効果の実感を記録していく。  ※薬の効き方には個人差があります。  主に悩んでいる症状はADHDのもの。  飲んでいる薬は引き続き、ストラテラとアリピプラゾールだ。 副作用  前回のnoteで書いていた副作用はこちら。  これね、私は飲み始め3ヶ月くらいで治まりました。夜中に寝たら中途覚醒もあまりなく昼頃に目を覚ますし、ご飯ももりもり食べてます。  めでたい。  ただどの薬もそうなんだけど、人によっては激

    • 「感情移入」という言葉、批評で便利に使われすぎ問題

       感情移入という言葉を批評でよく見る。いわく感情移入できる主人公でないだのストーリーでないだの。  問題なのは、この言葉が複数の意味で使われているっぽいことだ。話者によって指している事柄が全然違うことがある。  まあまずは辞書を引いてみようじゃありませんか。  なんだかむつかしいことを言っている。  私の解釈では、小説を読むという文脈の上での「感情移入」というのは、登場人物が悲しい時に読者も一緒に悲しくなることだ。喜ぶ時に共に喜べること。登場人物と同じ感情に自分もさせ

      • 私のカメラアイ?について

         半信半疑です。  カメラアイとは何ぞや、というと「目に映った画像をそのまま記憶する能力」のこと。  例えば、歴史の教科書の紙面をそのままパシャリとスマホで撮れば、問題集を解いているときにわからない単語があると、スマホに保存した写真を出してきて該当箇所を拡大したりする。  ↑これを脳の中、記憶の中でやれる能力ってこと。  ただし私はカメラアイのランクを高精度のものからS~Cに割り振った場合、Bランクくらいなんじゃないかと思っているので、「カメラアイありますよ★」と表立

        • 発達障害で困ったので、治療を始めたレポ②

          ①はコチラ↓  適度に飲み忘れながら、薬を飲み始めて約1ヶ月経った。  副作用と効果の実感を記録していく。  ※薬の効き方には個人差があります。 副作用  ストラテラの副作用についてはこちら↓  私の場合、『食欲減退』と睡眠障害の『早朝覚醒』が出ている模様だ。あとは『中途覚醒』があるかな。  睡眠障害に関してはこちら↓  ただ当初、どちらもストラテラの副作用だとは気づかなかった。夏バテかな~とか、冷房で起きてるのかな~、日当たりがいい部屋だから朝起きやすくていい

        発達障害で困ったので、治療を始めたレポ③

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        • つれづれ小説エッセイ
          11本
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          20本

        記事

          発達障害で困ったので、治療を始めたレポ①

           あのう、初めに書いておきたいのだけども、困ってないんだったら、例え発達障害だったとしても病院に行かなくていいんだよ。  発達障害は治さなくちゃいけないものでも、他者に迷惑をかけるだけのものでも、異常者の印籠でもないよ。  私は困りごとが積み重なってきたので行きました。  で、結構長い道のりだってことがわかったので、レポとして書くことにしました、という話。 何の発達障害か  先生と話をした限りでは「ADHDとASDがどちらもあって、ADHDが強く出ている状態と見受け

          発達障害で困ったので、治療を始めたレポ①

          つれづれ小説エッセイ ~推敲~

           小説を書くという一連の行為の中で、私が最ものっぴきならないことだと思っていること。  それが『推敲』だ。  大切なことだというのも知っている。  奥ぶか~いことだというのも察している。  でも、どうにも、こうにも、ああどうしようって感じ……なんだよね……。  あまりにむつかしい作業なので、作品ができた直後は推敲から逃げることにしている。  しばらくしてから、どっこいせと戻ってきて、作品を見る。  直すべきところが無数にある。  なんで書いている時はここの違和

          つれづれ小説エッセイ ~推敲~

          つれづれ小説エッセイ ~プロットの作り方~

           皆さんどうやってプロットを作っているんでしょーか。  私は、4分割して逆算して、プロットを作っている。  どういうことかというと。  ……という感じ。  このやり方で、この順番で考えるのが今のところ、一番しっくり来ている。  別にオリジナルでも何でもなくて、映画の構成をそのまま真似ているだけ。  実際に映画を見ていると、ちょうど再生時間の25%、50%、75%に当たるところで『何か』が起きているものが多い。  私は持ち前の懐疑心で以て再生バーとにらめっこしなが

          つれづれ小説エッセイ ~プロットの作り方~

          つれづれ小説エッセイ ~不自由さ、の面白さ~

           文章は不自由な媒体である。  使えるのは文字だけ、というのがまず辛い。基本的には白と黒の二色。地味だ。  音はない。文字は歌わない。  動きもない。文字は踊らない。  情報過多の現代社会において、情報量が相対的に少ないものはツマンネ! とポイ捨てされる運命が待っている(過言)。  本当は自分の作品がアニメになっているのが見たいんだけど、小説で甘んじています、という人もいる。文章ならすぐ書けるから。  んまあいい、それは。  今回は文章の不自由さが持つ面白さを考

          つれづれ小説エッセイ ~不自由さ、の面白さ~

          つれづれ小説エッセイ ~脚本講座を受けまして~

           ただ授業を受けるのではなくて、赤ペン先生がこちらの書いたシナリオを添削してくれるタイプ。  本来は半年で終わるのだが、私がなかなか提出しないせいで1年かかってしまった。  脚本ってどんなもんじゃ~? ということで、実際に提出していた原稿のリメイクバージョンを載せる。読みたい方は拡大してください。  人物表は省略してあるが、主人公は怪盗で、部下とともに依頼人の家に依頼品を渡しに行く場面だ。  用紙の枚数が指定されていて、少ない枚数だと1シーンを書くので精いっぱいになる

          つれづれ小説エッセイ ~脚本講座を受けまして~

          つれづれ小説エッセイ ~オリジナリティ②~

           そもそもね。極論を言うと『古今東西見渡しても見当たらない完全オリジナルの全く新しい物語!!』なんてもはや天文学的な確率でしか出現しないでしょう。  斬新だ斬新だ騒がれている作品だって、30年前の別ジャンルで似たようなのありましたよ~これもまたウン十年前のこの作品のオマージュで~とかネットをちょっと掘ったらわんさか出てくるわけで。  大学で卒業論文書いたときと似たような気持ちになってくる。大半が先行研究の紹介で、それをちょーっと踏み込んだり最近の主流になっている論調を一滴

          つれづれ小説エッセイ ~オリジナリティ②~

          つれづれ小説エッセイ ~オリジナリティ①~

           自分の作品にオリジナリティがない、と悩む人の相談や、批評において「なんかどこかで見たような話なんだよね」と言われているのをたまに見る。  言ったほうはそれで話が済むので簡単かもしれないが、言われた方は「オリジナリティってなんだよ!?」と頭を抱えないといけない。場合によっては何年も悩まなくてはならないし、それで書けなくなるかもしれない(未来の私も悩むかもしれない)。それは少々、不毛である。  人それぞれの「オリジナリティとはこれだ」という答えがあるかもしれないが、今回は私

          つれづれ小説エッセイ ~オリジナリティ①~

          スマホを1回落として5万が吹っ飛んだ話

           悪いこた言わん。  スマホを買い替える時は修理代を一回チェックしてみてほしい。  アンドロイドとあいほんでも結構違う。  悪いこた言わん。見てみ。  私は通勤の時にアスファルトの地面にスマホを落とした。  例によってギリギリまで寝てスレスレの出勤時間と戦う中で、時計を見ようとしたからだった。  スマホの上から1/3の部分のあたり、左上の1cmに満たないところが、ちみっと欠けていた。  最初は欠けたことにも気づかず、電車の中で点けてゴミかと思って指でこすってみて

          スマホを1回落として5万が吹っ飛んだ話

          つれづれ小説エッセイ ~1日に1万字書きたいな~

           1日に何文字書けます? 皆さん。  まず1時間で区切ってみると、1時間あたり何文字書けるかというのは、文体によっても違うと思う。擬音語や台詞を多用し、気の向くままに小さなことを気にせずやっていいというなら、1時間に1万字書くのも夢ではない……かもしれない。  それかプロットをガチガチに固めて、あとはもう紙幅を埋めるだけだというのも、執筆ペースが速くなる一因になるだろう。  そして1日に何文字書けるかというのは、副業なのか専業なのかでも変わってくる。私は専業文筆家ではな

          つれづれ小説エッセイ ~1日に1万字書きたいな~

          『周期』のドレイ

           これ、絶対卵巣を持つ者だけの悩みではない。  何の話かというと、約1ヶ月の周期でさまざまな『~期』が訪れているという話。  私の場合、頻発するのは『胃袋期』『爆睡期』『イライラ期』『沈鬱期』『ハイテンション期』である。  左から、よく食う、よく寝る、沸点が低い、色んな事に絶望している、衝動的に動く、という顕著な特徴がある。  一応順番めいたものはあるが、たまに入れ替わっていることもある。  複数の期が同時並行することもあるし、長引くこともあるし、一瞬で終わるときも

          『周期』のドレイ

          つれづれ小説エッセイ ~情景描写③~

           んで。ものすごくものすごく具体的には何に注意を払うか、である。  情景描写①のnoteでこまごまとした技法に関しては述べたが、さらに踏み込んで、自分が描写をするときに何をやっているか振り返ってみる。  拙作『蟷螂と極楽鳥』において私は、1994年に解体された香港の九龍城を題材にした小説を書いた。  九龍城というのは、ちょっとニッチでカルト的な人気のある違法高層建築群・スラム街のことだ。一部の界隈にとってはロマンの塊であり、九龍城を題材にした作品はチラホラ見かける。

          つれづれ小説エッセイ ~情景描写③~

          つれづれ小説エッセイ ~情景描写②~

           創作論では、「5W1Hを書け」とそりゃあもう口酸っぱく言われる。  ではWhereに当たる情景描写はなぜ書かにゃならんのか?  情景描写を書くのがメンドクサイという人は結構多い。私も実際に、執筆中「今情景描写書く体力ないわ」と感じたら、マーカーだけつけて実際に書くのは後日に持ち込むこともある。  技術的な答えはおそらく小説講座や創作論の本に書いてあると思うのだが、まあ書かなければ不明点が多すぎて、読者のストレスになるからというのが答えの一つだと思う。  つまり場所の

          つれづれ小説エッセイ ~情景描写②~