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読図登山に出掛ける準備の補足_楽しい登山への第一歩 Extra04

前回の記事では、実際に読図登山に出掛けるにあたっての準備について述べました。

読図登山に出掛ける準備をしよう!_楽しい登山への第一歩⑦

今回もExtraということで書きたいと思います。内容としては、私が実際に練習する中でこうするといいな!と感じたやり方をいくつかご紹介したいと思います。
ざっくり言うと自己流です(笑)なので、参考になりそうだと感じてもらえましたら、試しにやってみてもらえれば嬉しいです
(^^)

☆地図のズーム具合☆

地図をどの程度ズームさせるかについてですが、個人的には、まず目一杯ズームさせてから、ひとつかふたつフェードさせたレベルが丁度良く感じました。これは完全に個人の感覚ですが、地図上の細かい線の変化も観察したいので、自然とこの案配に落ち着きました。
あと、フェードさせ過ぎると、広範囲の様子が一気に目に飛び込んできてしまい、毎回気が散ってしまっていました(^^;

因みに、用紙サイズはA3で固定・統一しています^^

上記内容に追補します)
地理院地図をサイトから印刷するときのズーム/フェードの具合についての詳細ですが、プレビュー画面の左下に、距離の基準線が表示されます。この基準線は、地図をひとつズームないしフェードさせるごとに、

30m / 50m / 100m / 300m / and more...

と変わっていきます。なので前述の「目一杯ズームさせてから、ひとつかふたつフェードさせたレベル」というのは、これに当てはめると
 "50m or 100m"
 となります。

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☆地図の印刷枚数☆

上記のズーム具合とも関連しますが、ズームさせていると自然と印刷枚数も多くなります。私の場合は、ズームの具合を優先させて、枚数が増えるならそれは仕方ないと割り切っています。
で、ページを道順に合わせて重ねてホチキス止めしています。

☆地図の印刷の向き☆

で、道が曲がりくねっていると、ページによっては縦長がよかったり、横長がよかったり様々ですが、私の場合は縦長横長混在で、ページごとの都合のいい向きで印刷するようにしています。

★地図の折り方★

読図の本を読みますと、ちゃんとした名前の付いたやり方があったはずですが、私は忘れてしまいました(爆)
私のやり方は、上記までのようにホチキスで一束にまとめた後、16等分に折り曲げていきます。縦4つ折り×横4つ折りで計16マスに等分されます。
これのいいところは、見たいところだけをのこして小さく折りたたんでおける使い勝手の良さでした。
枚数が多ければそれだけ折り曲げずらくなりますが、そこは根性です(笑)

☆欄外に言葉で行程を書く☆

私はこのアクションを、事前準備の中で最重要視していました。A3で出力した地図の四方に広く余白が出来ますが、そこからルート上の大事と思われるポイントに矢印を伸ばし、言葉で書き込みます。
例えばこんな感じです。

無題 - コピー

赤が、歩く予定の登山ルートで、南の一般道から登山道に入り景信山に登る行程です。便宜的に目立つ尾根筋だけは青線でなぞりました。

で、オレンジの矢印で一点をポイントし、欄外に行程を言葉で書き込みました。上の事例では書き込みは一つだけですが、場合によっては四方の余白が真っ黒になるくらい書くことがあります(やりすぎw)

私的には、地形読みの練習を重ねるうえでこのステップが非常に役に立ちました。

・どのようなポイントであれ、実際にそこに到達したことを現地で確認するためには、その場の地形的特徴を把握していないと出来ません。把握するからこそ、現地で地図と実際の地形の照合作業が出来ます。なので、この特徴をつかむという作業はとても大きな意味を持っていました。

・↑を踏まえ、更にそれを言葉で表現できるかどうかで、本当に理解しているかどうかの客観的目安としていました。

以上の二つの理由から、言葉で書き込む作業は非常に有用だと感じています。
^^

☆練習は、地形が単純なところから☆

はじめから複雑なところに突撃すると、頭がパンクするかもしれないので、最初はシンプルな行程から着手しましたw
私のシンプルの基準は

「さっさと尾根筋にとりついて、そのまま頂上までなぞる」

です。^^ 上記事例の景信山のようなパターンがそれに当てはまっていると考えます。
また追々書こうと思いますが、逆に読図が難しいパターンは

「沢筋をたくさんなぞる」

で、これはいまでも私も厄介ですw

以上、ほとんど箇条書きみたいに書き綴ってみました。今回ご紹介したことは私なりのやり方なので、みなさんご自身なりのベターな方法を模索する参考になれましたら嬉しいです。
(^O^)

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