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<ひとり旅> 栃木編

 オリンピックで忙しい僕ですが、8月6日は夜に見たい競技が集まっていたため、これはチャンスと思い、朝早く家を飛び出してしまいました。笑

 テンカラ釣りをしたかったので、川が綺麗そうな栃木に向かいました。ずっと下道でいったので3時間くらいかかっちゃいましたが、お金がないので仕方なし。

 とりあえず鬼怒川に到着して、近くの釣具屋へ。テンカラ釣りをしたい旨をお店の方に伝えると、鬼怒川は鮎釣りだから、もっと小さい川がある鹿沼の方に行った方がいいと教えてくれました。親切してくださり、心がほっこりしました。

 そして鹿沼を目指すも、問題が発生。到着したはいいが、釣具屋が全然ない!チェーン店の大きなお店しかなくて、いろいろお店の方に聞きたかったので、途方に暮れました。それは言い過ぎですが。笑

 諦めきれない僕はさらに日光のほうに向かって、ようやく釣具屋さんを発見しました。個人経営であろうお店のわりには大きな建物でした。お店のおっちゃんは、(おっちゃんと呼びたくなるような方でした笑)いろいろ教えてくれたのですが、「テンカラ釣りするには長靴とか道具がいろいろ必要だよ」「川の流れに合わせてラインの太さを変えないと行けないし、毛針の動かし方も難しいんだよ」とか、とにかく僕に釣りやらせたくないのか?と思うほど、大変だぞって事をべらべら話してくれました。笑 

 その話を聞いてちょっとやる気をなくして、さらに追い討ちをかけるように釣竿の値札が目に入ってきました。

 14000円。

 無理だ。月6、7万円の給料の貧乏大学生にとって痛すぎる。この後まだまだ夏休みは続くから、出費は最低限に抑えなければならない。

 ここで僕は決断しました。川釣りは諦めようと。

 でも、おっちゃんに僕海釣りはするんですよねと話したところ、目を輝かせていろいろ質問してきました。やっぱ釣り好きなんだな。好きを仕事にするのっていいなって思いました。そんなおっちゃんの情熱に触れたところでお別れ。

 さて、何をしよう。とりあえず川に行こう。

 ということで、川遊びができる場所がないか車を走らせながら探して、ついに見つかりました。

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 めっちゃ綺麗。正直、綺麗な川は今までたくさん見てきたのですが、自分で見つけた達成感で満ち足りていました。ここは人が全くいないし、橋があるので、日陰も完備。完璧な川遊びスポットです。

 とりあえず川に入って(もちろん足だけ)ジャブジャブした後、川辺でそうめんを茹でて食べました。これがまたうまい。

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 ここで時計を見ると2時半。

 ここから家まで片道3時間半。

 卓球女子団体決勝は7時半から。

 これはまずい。3時には出発すると決めて、読書タイム。森沢明夫さんのごきげんな散歩道を読みました。川辺の読書が気持ち良すぎてクセになりそうです。

 とまあ、そんなわけでドタバタのひとり旅第一弾が終了しました。今回はほとんど目的地をつくらずに行ったし、帰りの時間もあったのでゆっくりできなかったですが、素敵な出会いがあり、素敵な川を見つけて、いい旅だったと思います。次はどこに行こうかな。

 (ちなみに卓球の試合には間に合いました。銀メダルおめでとうございます!)

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