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【フォレスト出版チャンネル#130】ゲスト/キャリア|「ダンス×科学実験」サイエンスエンターテイナーという生き方

このnoteは2021年5月14日配信のVoicyの音源「フォレスト出版チャンネル|知恵の木を植えるラジオ」の内容をもとに作成したものです。

五十嵐さんが科学に興味を持ったきっかけ

渡部:フォレスト出版チャンネルのパーソナリティーの渡部洋平です。今日も昨日に引き続き「科学のお姉さん」ことサイエンスエンターテイナーの五十嵐美樹さんにゲストにお越しいただいています。五十嵐さん、よろしくお願いします。

五十嵐:よろしくお願いします。

渡部:編集部の森上さんも今日もよろしくお願いします。

森上:よろしくお願いします。

渡部:それではさっそくですけれども、昨日の放送では五十嵐さんの最新刊というか、初めてのご著書であります『科学戦士「ミギネジ」の悪キャラの倒し方』5月12日発売について詳しくお聞きしていますので、まだ聞いてない方は昨日の放送をチェックしてみてください。
本日は五十嵐さんが取り組まれているサイエンスエンターテイナーという活動について聞いていきたいと思います。では、森上さんを中心にここからお話していってもらいたいと思います。

森上:はい。よろしくお願いします。まずリスナーの皆さんにもっと五十嵐さんのことを知っていただきたいなと思って、改めて聞きますが、五十嵐さんが科学に興味を持ったきっかけって、何だったんですか?

五十嵐:はい。私は中学校のときに白色光が虹色に分かれていくっていう実験を見まして、そのときにその原理と虹の原理がつながっていることが急に自分ごと化されまして、そこでこの世のものは何でも説明できるんじゃないかみたいな、ちょっと中二病みたいになって、すごく興味を持ったというきっかけになりますね。

森上:そうなんですね。いわゆる自然現象が学問で説明できることに対して興味を持ったということですね。虹の話は、そういえば本の中にも出てきますもんね。

五十嵐:そうなんですよー。うれしい。『ミギネジ』の本は私の人生が詰まっているような感じになっています。

森上:そうなんですよね。ストーリーの中にちゃんと織り込まれるんですよね。

五十嵐:はい。そうなんです。大丈夫ですか? 昨日のガロンの話から、渡部さんがだいぶ引いてる気がするんですけど(笑)。

森上:(笑)。

渡部:本物だと思って聞いています。これは本物だぞと思って。

五十嵐:今、私は目で見えてるんですけども、ちょっと大丈夫かなって思いながら今日、虹の話をしました。すみません。ぎこちないかもしれないですね。

渡部:プリズムみたいなやつですよね。光を分けるみたいな。

五十嵐:そうです、そうです。

渡部:それがスタートなんですね。

五十嵐:はい。

森上:それこそ、数学とか理科とかも得意だったんですか?

五十嵐:いえいえ。元々そんなに得意なほうではなくって、幼い頃とかも全然できなかったんですけど、中学校のときにその実験を見て、好きになったんですね。好きになってそこから、そのためなら勉強したいって思うようになってから、すごく勉強はするようになりました。

森上:なるほどね。やっぱり好きなものっていうことが一番大きかったんですね、その勉強に対するストレスがなかった、というか。

五十嵐:そうですね。これはどうなるんだろうというふうに思えたってことは、1つあったかなと。今思えば。

ダンスと科学実験の二刀流!? 「科学のお姉さん」の学生時代

森上:なるほどね。それで、上智大学の理工学部ですかね?

五十嵐:はい。そうです。

森上:そこに入られて、どんなことを大学で勉強されたんですか?

五十嵐:そこでは「超伝導体物質」という電力損失ゼロで電気を届けることができるっていうリニアモーターカーとか、電線とか、そういったところにも使われるような技術の研究をしていました。そのときは、社会の中の科学というか、社会とつながる部分の科学っていうところにすごく興味がありましたので、そういったちょっと実用的な技術よりの研究をしていました。

森上:そうですか。じゃあ、その頃は今やられているダンスでどうこうっていう、YouTubeでどうこうっていったことはやっていなかったんですか?

五十嵐:全然やってなかったです。でも、寝ずにダンスはしてました(笑)。

森上:ダンスはしていたんですね?

五十嵐:夜まで研究して、そこから深夜に踊っていました。ダンスの練習をそこからスタジオでやったりとか。

森上:そうだったんですか。じゃあ、体を動かすのは好きなんですね?

五十嵐:そうですね。ダンスは小学1年生の頃から今までずっとやっているので、もはやライフワークみたいな感じでやっていて。でもそのときは両方がつながる日が来るとは思っていなくて、ダンサーになるか、科学者になるかっていう選択を迫られていたみたいな感じですね。

森上:なるほど。それは違う2つの道だと思っていたわけですね

五十嵐:思ってました。ダンサーになれなかったら科学者になるし、科学者になれなかったダンサーになろうと思っていました。

森上:なるほど。ダンスは大学でダンスサークルとかに入っていたんですか?

五十嵐:そうですね。サークルに入っていましたし、アーティストさんのバックダンサーとかもやってました。

森上:そうなんですか。じゃあ、バリバリやっていたんですね?

五十嵐:バリバリやっていました。だから、科学も楽しいし、ダンスも楽しいので、両方ともちゃんとやろうと思って。

森上:そうでしたか。それが掛け算されるとは。

五十嵐:思わないですよね、本当に。思わなかったですね、そのときは。

森上:いやー。人生、無駄なことなんて1つもないですね。

五十嵐:かっこいい! そうですね。

森上:みんなおっしゃるんですよね、成功者というか、今活躍されている方って。本当にその気がなくて、いつの間にか、それが掛け算されていたみたいな。無駄なことは1つないっていう。

五十嵐:そうですね。本当に思います。いつかはつながるときが来るかもしれないし、頑張っておいて損はないかなと。今、思えば。

平日はエンジニア、週末は科学実験教室

森上:そうですよね。それで大学は4年で1回卒業して、就職しちゃうんでしたっけ?

五十嵐:そうなんです。新卒で大企業のメーカーに入りまして。

森上:そうだ、そうだ。そこでは何を?

五十嵐:エンジニアとして。そこでは高速道路のETCとか高速道路上にある機械の制御と呼ばれるものづくりに携わっていました。本当につなぎを着て現場に行って、結構、体力勝負な仕事をしていて、そのときはすごくやりがいがあって楽しかったです。

森上:男性、女性の比率で言うと、現場ってやっぱりどうしても女性って少ないですよね?

五十嵐:はい。9対1とかで、女性がいるほうが珍しいので、行った瞬間、名前覚えられましたもん。私が知らない人も、向こうはみんな知っているぞみたいな感じで(笑)。

森上:ちょっと話が戻っちゃいますけど、大学のときも、男性、女性で言うと、やっぱり女性のほうが少ないですか、理系は?

五十嵐:そうですね。大学もときもやっぱり9対1とかでしたね。分野によるんですよ。生物とか化学は結構半々なんですけど、私のいる工学とか物理とかは、やっぱり9対1とか言われていますね。

森上:そうだったんですね。そのエンジニア生活をどのくらいされていたんですか?

五十嵐:1年半ですかね。

森上:1年半。そこでメラメラと?

五十嵐:そうですね。月曜から金曜日まではメーカーで働いて、土日は科学実験教室をやってたんですよ。

森上:あ! もうやってたんだ。

五十嵐:そうなんです。就職してから、そんな生活でしたね。

森上:科学実験教室っていうのは、自分だけのためにやってた? 教室として開いていた?

五十嵐:というよりは、メーカーに入ったことでそういうことをされている方と出会うようになったんですよ。いらっしゃるんですよ、先輩方で土日は科学実験教室をやるっていう方が。メーカーの中でも団体があったりとかして、そこに入ったり、そういう人たちと話しているとやっぱりおもしろくって。そこで「もうこれだな」って思ってしまったっていう感じですね。

森上:なるほどね。そこでもう覚悟を決めて、エンジニアからエンターテイナー的な1本に絞ろうと。

五十嵐:そうですね。

エンターテイナーの人生を歩む覚悟を決めたのはいいけれど……

森上:1年半のうち、もう1年経ったときには思っていた?

五十嵐:思っていましたね。でも、もちろん親もすごく反対しましたし、誰一人賛成しなくて、本当に誰一人味方はいなかったですね。

森上:今はお母さんは味方だけど、そのときは、お母さんもダメだった?

五十嵐:「何のためにここまで育ててきたと思ってんの?」みたいな。逆ギレされて。そりゃそうですよね。大企業に入って、これからは結婚もして安泰なんじゃないかって親は思ってたわけですから。これがもう本当こんな生活になるっていう感じなので(笑)。そりゃ驚くよねっていう。

森上:なるほど。そんな感じだったんですね。じゃあ、独立と同時に、今の事務所に入られたんですか?

五十嵐:あまりにも社会のことを知らなすぎるなと思いまして、そこで一度、ベンチャー企業に就職をします。

森上:そうなんですね。

五十嵐:そうなんです。で、どういうふうに科学技術を伝えるかっていうことを実践でやって、そこからさらに独立したっていう感じですかね。

森上:なるほど。一回クッションがあるんですね、ベンチャー企業での。

五十嵐:あります。そのときにたぶん一番鍛えられたかなと思いますね。

森上:実際に教室で全国を回ったりとかしたということですか、そのときに?

五十嵐:そのときは全然違う職種だったんですよ。人事とか広報とか教育部門、何でもやるみたいなところで。そこで、いわゆる社会の仕組みがわかるんですよ。誰がどう思ってて、みたいな。「教室を開くなら、こういう人と会えば良いんだな」とか、「どういうところにPRすれば良いんだな」とか。そういうことをひととおり実務で、職種が違うんですけど、学ばせてもらって。

森上:なるほど。それがどれくらい?

五十嵐:それが2年くらいですかね。で、そこから独立して。

森上:なるほど。じゃあ、今の事務所に入られてたのが……。

五十嵐:その後ですね。

森上:なるほど。それで、それ一本でエンターテイナーとして。

五十嵐:やろうと思って、飛び込んでしまいました。

「サイエンスエンターテイナー」と「東大大学院での研究者」という新たな両立への挑戦

森上:すごいな。でも、これ僕がお目にかかったときにまだそうじゃなかったと記憶しているんですが、その後、また勉強されるんですよね?

五十嵐:そうですね。そのベンチャー企業を辞めるのと同時に、実際に科学コミュニケーションと言うか、科学を伝えるお仕事をやる上ですごく勉強しないといけないんですよね。子供たちに責任をもって伝えないといけないので、勉強していたんですよ。そうしたら、だいたい「本を書いている人が東京大学にいるぞ」ってなって。

森上:ほう、ほう。

五十嵐:先生方と話をしたり、今までの活動とかを話していくうちに「すごくここで学んでみたいな」と思って、そこが本当にたまたま東京大学だったっていう感じで。よく東大だから入ったんだろうとか言われるんですけど、私的には、それが学べるのがそこしかなかったっていうだけなんですけど。

森上:そうなんですね。

五十嵐:そこで、実際入試を受けるためにまた勉強をして、大学院に進学を決めた感じですね。

森上:そうなんですね。これはいわゆる「コミュニケーター」という科学の知識もあって、コミュニケーションのスキルもあって、知識もある方ということを目指したということですよね?

五十嵐:そうですね。両方ともスキルが必要なんだなーと、学べば学ぶほど思っていますね。

森上:で、東大で大学院修士課程を2年ですか?

五十嵐:はい。2年ですね。仕事をしながら。

森上:仕事しながらね。原稿を書きながら。で、連載中に修士論文がっていうのも、マネージャーさんから話があったりとか。

五十嵐:ありましたね。ごめんなさい!

森上:そうなんですよね。両立はかなり大変だったんじゃないですか?

五十嵐:そうですね。でも、学んでいることとやっていることがつながっているので、それは両輪で回せて、すごくよかったなというふうには思ってますね。

森上:なるほど。相乗効果があった、というか。

五十嵐:そうですね。大学で学んだことを実際に実践して。私の強みは、その実践する場があるってことで、それをさらに研究に持ち帰れるっていうのが1つの強みだったので、それをぐるぐるできたことで自分も成長できたのかなって思っています。

森上:なるほどね。東大の情報学科で学んで、今はまだ研究者として席を借りながら。

五十嵐:そうですね。今でも通ってます。

森上:そういうことなんですね。駒場のほう?

五十嵐:本郷です。今はオンラインになっているんですけど。

森上:そうですか。まだずっと研究をされているということで、サイエンスエンターテイナーとしてのご活動としてはいろいろなメディアに出て、やっぱりこれは科学のおもしろさを伝えたいというのが一つの考えであるからっていうことですかね?

五十嵐:そうですね。私自身は、元々科学はそんなに得意なほうではなくて、かつての私に伝える気持ちで今やってるんですね。サイエンスショーってやると、どうしても科学に興味のある子が集まって、それももちろんいいことなんですけど、さらに、その先のかつての私みたいに「うーん。別にそういうの、いいです」みたいな感じの子どもたちにもきっかけをつくりたいって思ってて。それを押し付けるわけでもなく、何かのきっかけになればいいなっていう想いで考えたときに公共放送とか、あと商業施設でやるとか、場所を変える、道端でやるとか、そういう場所の選択をして、かつ「子供たちは無料で参加できるっていうのは、かなりポリシーを持ってやっているところですね。

森上:なるほどね。体は1つしかないから行けるところが限られちゃうから、そうなると、ネット配信とかっていうのもYouTubeでやられてますもんね。

五十嵐:そうですね。YouTubeでやって。でも、あれも「科学」って検索しないとなかなか出てこないので、やっぱり強いのはテレビとかで、「月曜から夜ふかし」じゃないですけど、そういうふうに普通に見てて「こういう人もいるんだ」とか。最近「私みたいな職業になりたい」って言ってくれる女の子が何人かいるんですけど、「そういう人もいるんだ」みたいな感じで思ってもらえるだけで、それが1つのきっかけとしていいのかなと思いますね。

森上:なるほどね。

日本の理系教育について思うこと

渡部:職業、「科学のお姉さん」ですね。

五十嵐:そうですね。もうちょっとかっこいい名前があったらよかったんですけど。「科学のお姉さん」になっちゃったっていうのはあります(笑)。

森上:親しみやすいネーミングだからいいですよね。

渡部:小さな子が憧れやすそうな。

五十嵐:そうですね。本当、女の子たちはそう言ってくれますね。

森上:そうですよね。ちょっと真面目な話になっちゃうんですけど、日本の理系教育って世界と比べてどうなんですか?

五十嵐:そうですね。私が一番自分自身の問題として捉えているのが、今、日本ってOECD諸国の中でも私のいた工学分野に住む女性の割合っていうのがワースト1位って言われてるんですね。

森上:そうですか。

五十嵐:これだけ科学技術が発展している国で、女性がすごく少ない。自分自身もそれを体験してきたわけなんですけれども、なんでなんだろうなと思っているところではあります。で、いろいろな理由は論文ではもちろん言われているんですけれども、まずはそういう雰囲気づくりというか、まわりの意見とか文化とか、そういうのにとらわれずに、誰もが自分がやりたいと思ったことに出会えたり、そういうことを応援してくれるような雰囲気がつくれたらいいなって思って、この活動を始めたっていうのはありますね。

森上:一人でも多くの人が、そういったことに出会えるような機会というか、きっかけになることが1つのご自身の夢というか。

五十嵐:そうですね。本当、それから始まっている部分がありますので、ただ科学の楽しさを伝えたいというよりは、楽しくても楽しくなくても、きっかけをつくり続けたいっていうのはありますね。

森上:なるほどね。今、世界全体の流れとしてその辺のSDGs的な多様性というか、その中ではいろいろ変わっていくんだろうなと思います。その流れでも五十嵐さんって乗ってるなって感じが僕は傍から見ててすごく感じてて、その先駆者というかね。そんな感じがしますよね。理系教育において。

五十嵐:ありがとうございます。でも、ホントそうですね。特に今はSTEMっていう、Science, Technology, Engineering, Mathematics、そこに+Artっていうのが加わってきて、表現の部分も入れられたりするので、そういう意味で、自分はダンスと科学を組み合わせていたりして、それで本当に活きているので。そういうふうにまわりの意見とかにとらわれずに、出会うきっかけを、私はつくってもらった側だと思ってるんで、それをつくっていけたらいいなという思いでやっています 。

五十嵐美樹デビュー作『科学戦士「ミギネジ」の悪キャラの倒し方』、こんな人におすすめ!

森上:なるほど。素晴らしいですね。今後の日本のリケジョが増えそうな感じがしてくるんですけど、渡部さんどう思います?

渡部:はい。今、おっしゃってたような活動の一環として、今回本も出されたということだと思うんですけど、本を読んでくれた方が科学に興味を持ったり、同じように好きなことを組み合わせて仕事ができるんだなあと思ってくれたり、いろいろなことにつながっていきそうだなって、今、お話を聞いていて感じましたね。

五十嵐:ありがとうございます。

森上:その1つのきっかけとしての今回の五十嵐さんの『科学戦士「ミギネジ」の悪キャラの倒し方』は、ぜひこのリスナーのみなさんにもお目通しいただけたらうれしいですよね。

五十嵐:そうですね。科学実験ができるっていうのもありますし、私の葛藤とかもコミカルに書いていたりしているので、そういったところも読んでもらえたらうれしいなって思います。

森上:ありがとうございます。

渡部:この本は、編集者の森上さんからの目線と、著者の五十嵐さんからの目線として、どんな方に読んでもらいたいっていうのがあるんですか?

森上:では、これは僕からいきますね。
僕のほうからお伝えすると、僕は全く文系人間なんで、理系的な理科とか全然関心がなかったんですけど、今回の本をつくれたことは今の仕事をやっていて本当によかったことの1つだなと思っていて。科学というものは、我々にとっては本当に身近なものであって、それが実際に自然現象で起こっていることをちゃんとわかりやすく解説してくれる。ということで言うと、全く科学に関心のない親御さんに読んでほしいなっていうのは、一緒につくらせていただいたときに思っていたことですね。もちろん、お子さんにも読んでいただきたい気持ちもあるんですけど、親御さんに読んでいただきたいなと思いました。

渡部:はい。ありがとうございます。森上さんは、お子さんと一緒に読んだりするんですか?

森上:そうですね。お子さんって言っても、もう高校生なんでね。

渡部:そんなに大きくなったんですね!

森上:そう(笑)。高校1年正なんでね。

渡部:勝手に読んでもらうくらいですかね。

森上:机の上に置いておこうかなと思って。

五十嵐:私、女子中学生に読んでもらって感想をもらいながら書いたりしたので、ぜひ感想をいただけたらうれしいなあと思いました。

森上:わかりました。じゃあ、それはうちの娘の宿題にします!

渡部:では、五十嵐さんからもメッセージをいただいて。

五十嵐:そうですね。今、森上さんがおっしゃってくださったように、科学に今関心があるよっていう方も、そこまでっていう方も、エンターテイメント作品として肩の力を抜いて楽しんでいただけるような内容になっているかなと思います。もちろん、親御さんもそうですし、そうではない方も、あとは今後ちょっと進路どうしようかなみたいに悩んでる小中高校生、大学生とかにも、こんなに自由に生きている人間もいるんだぐらいの感じで、ちょっと温かい目で見ていただくことで刺激があるとうれしいなと思ってます。とにかく、自分自身も楽しみながら書きましたので、そこまで肩肘張らずに読んでいただけたらうれしいなと思います。

森上・渡部:ありがとうございます。

渡部:五十嵐さんの著書ももちろんなんですけれども、五十嵐さんご自身にご興味を持たれた方も大勢いると思います。ネットでお名前検索してもらうと、いろいろな活動されているのがわかると思うんですけど、サイエンスショーはどういうものなのか見れたりするんですか? どこ見てもらったら一番いいですか?

五十嵐:そうですね。私のツイッターがありまして、そこが一番最新情報が載っておりますので「五十嵐美樹」で漢字とか、ローマ字でも出ますので、検索していただけたらうれしいです。

渡部:わかりました。では、ツイッターも載せておく感じで。

森上:そうですね。URLをチャプターに貼っておきましょう。

五十嵐:ありがとうございます。

渡部:ぜひ、新刊『科学戦士「ミギネジ」の悪キャラの倒し方』、そして五十嵐美樹さんをチェックしていただければと思います。それでは、2日間にわたりましてご出演いただき、本当にありがとうございます。

五十嵐:こちらこそありがとうございました。とても楽しかったです。

森上・渡部:ありがとうございました。

五十嵐:ありがとうございました。

(書き起こし:フォレスト出版本部・冨田弘子)




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