見出し画像

「すべて思い通りになる本」の舞台裏

フォレスト出版編集部の寺崎です。

唐突ですが「すべて思い通りになる本」が出ました。

いや、ごめんなさい。正確にいうと、5万部を突破した〈衝撃作〉が装い新たに改めて書店に並んだのです。

※それについては先日の記事をご覧ください。

 書籍のタイトルは『なぜかうまくいく人のすごい無意識』

 なぜ、これが「すべて思い通りになる」のか。怪訝に感じた方はぜひ本書の特設ページをご覧ください。

 おかげさまで5万部を超えた本作。

心理技術アドバイザー、メンタルコーチとして活躍される著者・梯谷幸司さんのメソッドを初めてまとめた本でした。

ちょうど4年前に刊行された書籍ですが、いまだ色褪せず、いまなお読者からの反響が多数届いております。

Amazonのレビューも380件を超えました。

・・・というわけで、今日はこの本が生まれた舞台裏を書いてみようと思います。

 最初に梯谷幸司さんの存在を知ったのは、ある雑誌のWEB記事でした。それは、こちらのプレジデント・オンラインの記事です。

 この記事タイトル、ドキッとしませんか?

正直、γGDP、HbA1の値を気にするお年頃の私はハートをグワッと鷲づかみされました。記事を読んでみると、とんでもなくぶっとんだ内容が書いてありました(実際にどんな内容か、ぜひ読んでみてください)。

 「言葉で病気を消す」

ヤバい。ヤバいです、これ絶対。

 梯谷さんの写真もなんか異様な存在感があります。目が離せない感じというか。私は居ても立っても居られない状態になり、すぐに連絡を取りました。

記憶が定かではないのですが、メールの履歴が残っていないことからすると、おそらく梯谷さんのHPのフォームから依頼していたようです。

そして、梯谷さんから返ってきたのが次のような淡々としたメールでした。

メッセージをありがとうございます。
フォレスト出版様の本は、私も何冊も買っていますので、よく存じ上げております。こちらとしましても、一度、お話しさせて戴けると幸いです。
お打合せの日程などは、ご都合の良い曜日や時間帯をお教え戴ければ、こちらの可能日を幾つかご連絡させて戴きます。
宜しくお願いします。

キタ――(゚∀゚)――!!

著者にファーストコンタクトするときはいつもドキドキしますが、これが不思議と、すんなりいくときは、なぜかすんなりいく。ダメなときはとことんダメなのですが。

これ、経験則にあります。この時点でディスティニーを感じます。

 そして後日、目黒の事務所に伺うことに。

目黒の行人坂の妙に急な坂を下り、目黒川を越えたところにある、ビンテージマンション風のビルに事務所はありました。

「ピンポーン」

部屋に入ると、ガラーンとだだっ広い空間の中にぽつんと入口付近にデスクだけが置かれた部屋でした(普段セミナーで使用するため)。そして、オーダーメイドのスーツでビシッと決まったネクタイ姿の梯谷さんがドーンと屹立してお出迎えしてくださっています。

キタ――(゚∀゚)――!!

記事でみた梯谷さんの雰囲気通り!

記事を読んだ感想を述べつつ、こんな本を作りたいと梯谷さんに熱弁をふるったわけですが、時折こぼれてくる梯谷さんの笑い顔がとてもかわいいことに気づきます。普段怖いけど、笑うと優しい。

ギャップ萌え。

そんな思いをよそに、次々と繰り出される「言葉で病気を消す」の事例がヤバすぎて、「それ、ホントですか?」と何度口走ったものか。

そこで仕入れたエピソードをそのまま企画会議で興奮しながらプレゼンしていましたから、それはそれはみんな怪しがります。

「ホントに?」「(苦笑)」

担当編集が熱を上げている時って、興奮冷めやらぬ状態でロジカル度ゼロなため、なかなか素晴らしさが伝わらないんですよね・・・。

正直、企画通すのは大変でした。

「ガンが消えるとか、怪しいよ」

こんな感じでガンガン言われたんですが、でも実際にガンが消えちゃうんだから、しかたない。

結局、ファクトは曲げられず。企画の正当性が認められて、なんとか通ったのが『すごい無意識』でした。

・・・というわけで、いま全帯展開で絶賛売り出し中の『なぜかうまくいく人のすごい無意識』が生まれた経緯でした!

その後、この本をきっかけに、コンテンツが独り歩きして「梯谷事業」として発展。数々のバックエンド商品を世に送り出し、たくさんのフォロワーを得ることになります(胸アツ)。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?