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2024年の日本に黄金期がやってくる4つの理由

フォレスト出版編集部の寺崎です。

みなさんご存じの通り、日本の株価が上がっています。

2020年に底を割って以来、長年低迷していた日経平均株価が今年6月に33年ぶりにバブル期以来の高値をつけ、8月現在では3万円を超えています。

Googleファイナンスより

いったい何が起こっているのでしょうか?

1990年代以降の30年間――
「売上横ばい」
「サラリーマンの給料が上がらず」
「GDPも横ばい」――
という国に突然やってきた株高。

 実はこれにはちゃんとした理由があります。 

現在、いくつかの歴史的流れが合致して、日本に世界のマネーが集まってきているのです。

【日本に資金シフトが起こる4つの理由】
❶米国と中国からお金が流出している
❷4つの景気循環サイクルのすべてが上昇局面に転じる
❸ウクライナ収束後は台湾海峡有事にリソースが移動する
❹世界最大規模のインバウンド需要が完全復活する

こうした流れを見越して、世界的に著名な投資家ウォーレン・バフェット氏が日本株投資を拡大したことが4月12日の日経新聞で大きく報じられました。 

6月にはさらに国内5大商社株を買い増したと報じられました。

バフェット氏が日本の商社株を買い増したのは、ウクライナの復興需要を見越したものだと玄人筋の間では噂されています。 

「来年2024年の日経平均株価は5万円台になる」
「2024~2025年は日本に空前の黄金期がやってくる」
「いや、すでにもう黄金期は始まりつつある」
 

このように言われて「いや、ウソだろ」「マジかよ」と思ったあなた。

 そんなあなたにぜひ読んでいただきたい新刊が出ました。

 上記申し上げたことが、へっぽこ編集者による単なる与太話ではないことがわかるでしょう!

本書は国際エコノミストの今井澂(いまいきよし)さんの久々の新刊ですが、今回4名のスペシャリストを迎え、対談を収録しました。

 ・景気循環論のスペシャリスト 嶋中雄二さん(白鷗大学教授)
・グローバル・ストラテジストのエミン・ユルマズさん
・インド経済の専門家・勝池和夫さん
・株式投資のプロフェッショナルである渡部清二さん
 

それぞれアプローチは違えど、驚くべきことに結論は同じだったのです。

 それは・・・
「2024年に世界マネーが日本に流れ込み黄金期がやってくる」
という帰結。 

対談に同席した私は手に汗を握りつつ、みなさんのお話を聞きながら、たいへん興奮したのを思い出します。 いまだ興奮冷めやらぬ状態ですが、今日はnote読者のみなさんに特別に本書『世界マネーの大転換』のまえがきをお伝えします。

『世界マネーの大転換』まえがき

 世界経済の潮流がダイナミックに変わろうとするなか、日本が久々に脚光を浴びています。
 多くの欧米メディアは日本こそが新冷戦時代における中国のオルタナティブ(代替)であるとの論調を展開、著名投資家のウォーレン・バフェット氏が日本株を投資先第2位と明言したのを契機に、海外マネーが日本を見直し始めています。
 するとご存じのとおり、長年ひどい低水準に甘んじてきた日経平均株価は2023年6月に、33年ぶりにバブル期以来の高値をつけたのです。
 私は、こうした日本重視の扱いは決して偶然ではないと捉えている一人です。
 世界の投資家の視線は〝冷酷〞そのもの。その根底に宿るのは徹底的にシンプルな足し算と引き算。つまり、ソロバン勘定にほかなりません。
 いまなぜ日本がそうした冷酷無比な世界の投資家たちのお眼鏡に適い、世界のひのき舞台に押し上げられているのか。
 その要因をさまざまなアングルから浮き彫りにするため、今回は私の尊敬する碩学たちに自説を展開していただいた。
 彼らとの、とことん掘り下げた議論を皆さんにお伝えしたいと思う次第です。
       令和5年初秋   今井 澂


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