【海外書籍ランキングTop10】#14今週のアメリカ版Amazon書籍売れ筋ランキング(特別篇)
明けましておめでとうございます。
フォレスト出版です。
2022年最初のアメリカ版Amazonの書籍売れ筋ランキングをお届けいたします。今年も皆さんにリアルタイムの情報をいち早くお届けしていきますね。
新年第1回目の今回は、特別篇として、アメリカ版Amazonの2021年ベストセラービジネス&リーダーシップカテゴリより、またご紹介していない10冊をピックアップしてご紹介いたします。
*
★Amazon.com 2021年ベストセラー
「ビジネス&リーダーシップ」カテゴリベストセレクト★
~Best business and leadership books of 2021~
①「Courage Is Calling」
RYAN HOLYDAY
(CUSTOMER REVIEWS:★4.6/709REVIEWS)
ライアン・ホリデイが恐れ、勇気、ヒロイズムの要素についてそれぞれ分解して解説。日常生活の中で恐怖を克服し、勇気を実践する方法を教える。
②「Change Your World」
JOHN C.MAXWELL , ROB HOSKINS
(CUSTOMER REVIEWS:★4.8/7397REVIEWS)
リーダーシップと能力開発の世界的権威であるジョン・C・マクスウェルとロブ・ホスキンスによる自分の世界をより良く変化させる方法。
③「Work Won't Love You Back」
SARAH JAFFE
(CUSTOMER REVIEWS:★4.3/139REVIEWS)
「好きなことを仕事にする」ことがなぜ搾取につながるのか、人生を支配する仕事を喜んで引き受けるという新たな仕事の専制政治を生み出すのか、サラ・ジャッフェが深く検証する。
④「The Code Breaker」
WALTER ISAACSON
(CUSTOMER REVIEWS:★4.7/7,483REVIEWS)
『レオナルド・ダ・ヴィンチ』『スティーブ・ジョブズ』のベストセラー作家が描く、医学的な奇跡と道徳的な疑問からCRISPRを発明しノーベル賞を受賞したジェニファー・ダウドナの物語。
⑤「My Life in Full」
INDRA NOOYI
(CUSTOMER REVIEWS:★4.7/468REVIEWS)
世界で最も称賛されるCEO、米ペプシの最高経営責任者インドラ・ノーイによる回顧録。本書は一人の卓越したリーダーの人生の物語であり、それを生み出した人間関係への感動的な賛辞である。
⑥「Think Again」
ADAM GRANT
(CUSTOMER REVIEWS:★4.6/7,350REVIEWS)
他人の心を開く、そして自分の心を開くエキスパートである組織心理学者のアダム・グラントによる世界を変えるために必要な知的・感情的筋肉を身につける方法。
⑦「Decoding Greatness」
Ron Friedman
(CUSTOMER REVIEWS:★4.7/228REVIEWS)
天才である必要はないが偉業を成し遂げるには、そこに至る方法が必要だ。さまざまな分野の著名人を静かに成功に導いてきた、リバースエンジニアリングの驚くべき力をロン・フリードマンが明らかにする。
⑧「Noise」
DANIEL KAHNEMAN , OLIVIER SIBONY, CASS R. SUNSTEIN
(CUSTOMER REVIEWS:★4.4/1254REVIEWS)
判断があるところには、必ずノイズがある。ほとんどの場合、個人も組織もそのことに気づいていない……。人はなぜ誤った判断をするのか、どうすればより良い判断ができるのかを画期的に解明。
⑨「AI 2041」
KAI-FU LEE , CHEN QIUFAN
(CUSTOMER REVIEWS:★4.3/242REVIEWS)
20年以内に人工知能は私たちの世界をどう変えていくのか? 元グーグル中国社長でベストセラー作家でもあるカイフー・リーが、小説家チェン・チウファンと協力して2041年の世界がAIによってどのように形成されるかを想像した10の短編小説。
⑩「The Whiteness of Wealth」
DOROTHY A. BROWN
(CUSTOMER REVIEWS:★4.7/789REVIEWS)
法学部教授で租税政策の専門家であるドロシー・A・ブラウンがアメリカの税制における人種差別を暴露。数十年にわたる学際的な研究をもとに、税法が有色人種に配慮したものではないことを明らかにする。
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今回は、上記より
『Think Again』(ADAM GRANT)
をピックアップ!
Think Again
: The Power of Knowing What You Don't Know
シンク・アゲイン
: 知らないことを知る力
急速に変化する世界において、重要なのは認知能力、すなわち「学び直す能力」です。
私たちは日常生活の中で、疑うことの不快さよりも、納得することの心地よさを優先してしまう人があまりに多いです。
私たちは、真剣に考えさせられるアイデアではなく、自分が気持ちよくなれるような意見に耳を傾けてしまいます。意見の相違を、学ぶ機会ではなく、自分のエゴを脅かすものと考えてしまうのです。
自分の思考プロセスに挑戦してくれる人に引き寄せられるべきなのに、自分の結論に同意してくれる人たちに囲まれてしまいます。
その結果、自分の信念が骨よりも先にもろくなってしまうのです。
私たちは、神聖な信念を守る説教師や、相手の間違いを証明する検察官や、承認を求める政治家のように考えすぎていて、真実を探求する科学者のように考えていないのです。
知性は治療法にはならないし、呪いにもなりえます。考えることが得意であればあるほど、
考え直すことが苦手になってしまうのです。
組織心理学者のアダム・グラントは、他人の心を開く、そして自分の心を開くエキスパートです。
ウォートンのトップクラスの教授であり、『Originals』『Give and Take』のベストセラー作家でもある彼は、自分が正しいと主張しながらも、自分が間違っていると言うように耳を傾けることを、指導原則の1つにしています。
大胆なアイデアと厳密な証拠をもとに、私たちが間違っていることの喜びを受け入れ、重要な会話にニュアンスを与え、学校、職場、生涯学習者のコミュニティを築くことができるかを研究しています。
◎国際的なディベートのチャンピオンが議論に勝つ方法
◎黒人ミュージシャンが白人至上主義者に憎しみを捨てるよう説得する方法
◎ワクチンの囁きが心配な親に子供に予防接種を受けさせる方法、
◎アダムがヤンキースファンを説得してレッドソックスの応援をさせる方法
などが紹介されています。
シンク・アゲインは、私たちが考えることすべてを信じ、感じることすべてを内面化する必要はないことを明らかにしています。
本書は、もう役に立たない考え方を手放し、愚かな一貫性よりも精神的な柔軟性を大切にするよう勧めています。
知識は力であり、知らないことを知ることは知恵なのです。
「これは今にふさわしい本です。学習には集中力が必要です。しかし、学び直しにはもっと多くのことが必要です。それは、快適さよりも勇気を選ぶことです。
アダム・グラントは、『Think Again』の中で、研究と物語を織り交ぜながら、世界を変えるために必要な知的・感情的な筋肉を身につける手助けをしてくれます。自分の知らないことに対して、これほど希望を感じたことはありません」
――『Atlas of the Heart』著者・ブレーネ・ブラウン博士
「シンク・アゲインは、思い込みを解き、好奇心と謙虚さをもって自分自身を開放するための賢いアドバイスをしてくれる」
――ワシントンポスト紙
【著者プロフィール】
アダム・グラント(ADAM GRANT)
ウォートンの組織心理学者。作家。組織心理学者として7年連続でトップクラスの評価を得ている。NYタイムズのベストセラー作家であり、TEDで最も人気のあるスピーカーの一人でもある。彼の著書は、35ヶ国語に翻訳され数百万部を売り上げ、彼の講演は2500万回以上視聴され、ポッドキャストWorkLifeはチャート上位にランクされている。世界で最も影響力のある経営思想家10人、フォーチュン誌の40歳以下の40人に選出され、米国心理学会と全米科学財団から科学的功績を称える賞を受賞している。
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いかがでしたか?
今回ご紹介したアダム・グラント氏の本書は未発売ですが、以下書籍が日本語版で発売されています。
『GIVE&TAKE「与える人」こそ成功する時代』(2014年)
『ORIGINALS 誰もが「人と違うこと」ができる時代』(2016年)
また、TEDでの講演も日本語訳でご覧いただけます。
◆茹でガエルが教えてくれる、考え直すことの大切さ
◆「与える人」と「奪う人」
◆独創的な人の驚くべき習慣
こちらも気になった方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
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