【海外書籍ランキングTop10】#3 今週のアメリカ版Amazon書籍売れ筋ランキング
今週もアメリカ版Amazonの書籍売れ筋ランキングの情報です!
お楽しみいただけておりますでしょうか?
先週の第1位は先々週と同じくアメリカ大統領選について赤裸々に描かれたドキュメンタリー本『Peril』でした。
さらに、ホワイトハウス報道官兼広報部長を務めたものの、1度も会見を開かずに退任したステファニー・グリシャムがトランプ政権の舞台裏を語った『I'll Take Your Questions Now』が初登場4位にランキング入りするなど、政権交代後もトランプ氏の話題はまだまだ尽きないようですね。
そして前回は、61週に渡りランキング入り、ニューヨークタイムズで10年以上ベストセラーの”自由な人生を手に入れるための古代トルテックの智慧に基づく四つの約束”について書かれた『The Four Agreements』をピックアップしてご紹介しました。
▼前回の記事はこちら
では、今週のランキングはどうなっているでしょうか?
【Amazon.com 週間売上Top10】
(2021/10/15時点)
~The Top 10 Most Sold Nonfiction Books of the Week~
第1位「The Storyteller」
DAVE GROHL
(CUSTOMER REVIEWS:★4.8/272REVIEWS)
☆2週連続ランクイン
グラミー賞16回受賞、エミー賞2回受賞のデイヴ・グロールがこれまで出したゴーストライティング本を否定し、自らの手で書き綴った自叙伝。
第2位「Feeding the Soul (Because It's My Business)」
TABITHA BROWN
(CUSTOMER REVIEWS:★4.9/367REVIEWS)
☆2週連続ランクイン
女優でありビーガン料理のスター“アメリカの母”タビサ・ブラウンが、楽しく語る自分を取り戻すための方法。
第3位「I'll Take Your Questions Now」
STEPHANIE GRISHAM
(CUSTOMER REVIEWS:★3.7/785REVIEWS)
☆2週連続ランクイン
ホワイトハウス報道官、広報部長としてトランプ大統領とファーストレディに最も近い内部メンバーだったグリシャムが、赤裸々に語る政権の舞台裏。
第4位「There Is Nothing for You Here」
FIONA HIL
(CUSTOMER REVIEWS:★4.7/35REVIEWS)
☆ランキング初登場
外交政策のエキスパートであり、弾劾の証人としてキーパーソンのフィオナ・ヒルが米露間を巡る生い立ちとともに歴史・政治学者として語る。
第5位「Peril」
BOB WOODWARD & ROBERT COSTA
(CUSTOMER REVIEWS:★4.5/5,333REVIEWS)
☆5週連続ランクイン
ワシントンポスト副編集長と政治記者のコスタが、トランプからバイデンへの大統領移行期が米国史上どれほど危険な時期であったかを明らかにする。
第6位「The High 5 Habit」
MEL ROBBINS
(CUSTOMER REVIEWS:★4.9/264REVIEWS)
☆2週連続ランクイン
国際的なベストセラー『5秒ルール』の著者メル・ロビンズが贈る、幸せになれるシンプルな習慣。
第7位「The Dying Citizen」
VICTOR DAVIS HANSON
(CUSTOMER REVIEWS:★4.6/54REVIEWS)
☆ランキング初登場
ニューヨークタイムズベストセラー『The Case for Trump』の著者ヴィクター・デーヴィス・ハンソンが、かつて大切とされていたアメリカ市民権という考え方の衰退と崩壊について解説。
第8位「On Tyranny」
TIMOTHY SNYDER
(CUSTOMER REVIEWS:★4.1/44REVIEWS)
☆ランキング初登場
歴史学者ティモシー・スナイダーのベストセラー本『On Tyranny』をイラストレーターであるノラ・クルーグがビジュアルストーリーで表現したグラフィック本。
第9位「Atomic Habits」
JAMES CLEAR
(CUSTOMER REVIEWS:★4.8/53,929REVIEWS)
☆142週ランクイン
ジャーナリストのジェームズ・クリアが提唱する習慣を変えるために必要なツールと戦略。
第10位「Vanderbilt」
ANDERSON COOPER & KATHERINE HOWE
(CUSTOMER REVIEWS:★4.4/1,437REVIEWS)
☆4週連続ランクイン
ヴァンダービルト家の末裔であるクーパーとベストセラー作家・歴史家ハウエルによる、インサイダーの視点から語られるアメリカ王朝の栄枯盛衰。
*
今回は、週間ランキング6位のメル・ロビンズの『The High 5 Habit』をピックアップ!
『The High 5 Habit:
Take Control of Your Life with One Simple Habit』
『The High 5 Habit:
Take Control of Your Life with One Simple Habit』
ハイタッチの習慣:
たったひとつのシンプルな習慣で人生をコントロールする
世界的に大ヒットした『5秒ルール』の著者メル・ロビンズは、世界中の何百万の人々に、モチベーションを高めるための5秒間の秘訣を教えました。
そして、今回彼女は読者が人生をコントロールするために使えるもう一つのシンプルで確実な方法を紹介します。
それが「ハイタッチの習慣(High 5 Habit)」です。
本の題名を見て、早とちりしないで下さいね?
この本に書かれているのは・・・
「さあ、あなたが人生で出会うすべての人にハイタッチしましょう!」
・・・ということではありません。
そんなことなら、もうしているでしょう?
好きなチームに声援を送ったり、友達を祝ったり、愛する人が夢を追いかけることを応援したりする時に。
では、想像してみて下さい。もし、それと同じように、あなたが自分自身に愛と励ましを与え続けていたら?
そしてそれを毎日の習慣にしたとしたらどうでしょう?
きっとあなたは止められなくなるはずです。
本書でメルは、あなたの人生で最も大切な人とハイタッチを始める方法を教えてくれます。そう、それは、鏡の中であなたをじっと見つめ返している、あなた自身。
もしあなたが、自己不信に苦しんでいるなら・・・
(そうでない人っている?)
もしあなたが、頭の中の批判的な意見にうんざりしているなら・・・
(それを黙らせた人っている?)
もしあなたが大成功を収めているにもかかわらず、うまくいかないことばかりに目が行ってしまうなら・・・
(あなただけじゃないよ)
もしあなたが犬と一緒にソファに座っている間に、他の人が出世していくのを見るのにうんざりしているなら・・・
(犬のせいにしないでね)
メルはこの本をあなたに捧げます。
メルは科学的根拠に基づいた知恵や、個人的な体験談、そしてこの習慣が世界中の人々の人生にもたらしている現実の結果を用いて、自分を信じることの習慣化や、あなたが目標や夢を叶えて自信を持って行動できるようにする方法を教えます。
このハイタッチの習慣は、シンプルではありますが深遠なツールです。
それはあなたの態度、マインドセット、行動を変えます。
さあ、準備を始めましょう。
笑いながら学びましょう。
今すぐ自信を高め、幸せになって、結果を得るために。今こそ、あなたへの祝福と応援のハイタッチをする時です。
【著者について】
メル・ロビンズ(Mel Robbins)
CNNコメンテーター、テレビ司会者、作家、講演家。
ボストンカレッジ・ロースクールにて法学修士号を取得後、刑事事件弁護士となる。その後はコンサルタント、テレビ番組の司会、コメンテーターなどとしても活躍。2011年に『Stop Saying You're Fine』(未邦訳)を出版。同年にTEDで行なったプレゼン「自分をだますのを止める方法」が話題となり、プロの講演家としてのキャリアをスタートさせた。今やアメリカでも大人気の講演家となっている。2017に出版された『5秒ルール』は、アメリカで100万部を超える大ベストセラーとなった。
いかがでしたか?
今回ご紹介したメル・ロビンズの前作品の『5秒ルール』は2019年に日本語訳版も出版されていますので、こちらも気になった方はぜひチェックしてみてくださいね。
今後も海外書籍のランキングを定期的にご紹介していきますのでどうぞお楽しみに!
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