見出し画像

α世代はお年玉事情も最先端!

明けましておめでとうございます。
フォレスト出版編集部の美馬です。

お正月の堅苦しい雰囲気がどこか苦手だった幼少期の私でも、やはりお年玉をもらう瞬間はかなりワクワクしていたかもしれません。お年玉をもらうことがなくなって早数年経ちましたが、最近の子どもたちのお年玉事情は大きく変わりつつあるようです。

インテージの調査によると、20歳以下でお年玉をキャッシュレスで受け取りを希望するという回答が、約3割にのぼったと言います。「普段からキャッシュレス決済を使っていて便利」と答える人が多かったとのこと。

1年前の調査にはなりますが、「キャッシュレスのお年玉」に過半数の親が賛成している、という調査結果もありました。

株式会社FinancialAcademy

調査を始めた2019年と比較すると20%増となり、新型コロナウイルスによる生活様式の変化が「キャッシュレスのお年玉」に対する意見に影響していることが予想されます。

回答理由については、キャッシュレスお年玉の賛成派からは、「支払いがスムーズ」「現金を持たなくても良い」といった「便利さ」をあげる声が圧倒的多数のようです。

株式会社FinancialAcademy

コロナ禍で直接手渡しができないから、という理由でもキャッシュレスお年玉は便利かもしれません。しかし、ポチ袋を開封するあのワクワク感を体験する機会が減ってしまうというのも、少し寂しいような気がしますよね。

最近では「Z世代」という言葉がかなり浸透していますが、これとは別に、2010年以降生まれ、現在の小学生以下の世代を指す言葉もあるようです。それが「α世代」です。

「α世代」の子どもたちは、あのデジタルネイティブ世代と言われた「ミレニアル世代」を親に持つ、超超超デジタルネイティブ世代なのです。たしかにこの世代間であれば、お年玉もキャッシュレスで、というのも納得できますよね。

最後に、お年玉事情も最先端を行く、そんなα世代の子どもたちにおすすめの書籍、『10歳までに身につけたい子どもが一生困らないお金のルール』(三浦康司/青春出版社)を紹介します。

子ども向けのお金の本はたくさんありますが、本書ではクレジットカードなどの「見えないお金」についての解説が非常に充実しています。

いくら使っても重さや形が変わらない電子マネーの価値を、子どもに教えるのは難しいことかもしれません。本書ではお金の価値を知ってもらうためのワークがいくつか紹介されていますので、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。

キャッシュレス時代だからこそ、知っておきたい「新しいお金の常識」が満載ですので、お年玉の使い方を含め、この冬休みにぜひα世代の子どもたちに読んでほしい1冊です。

最後までお読みいただきありがとうございました。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?