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「翌朝起きれない!」がなくなる快眠実践スキル

フォレスト出版編集部の寺崎です。

週末、風邪をひきました。

正確にいうと、金曜日に鼻水が出始めて「あれ?」と思って「まさか」と思いながらも、なんとなく帰り道に体が重く感じられましたが「まあ、今週入稿だったから睡眠不足で疲れてるんだな」と特に気にしていませんでしたが……。

・・・翌朝起きたら、喉がめちゃくちゃ痛くて声が出ない!

こりゃ、完全に風邪だわ・・・ということで、朝昼晩の食後にパブロンゴールドを飲んで、ただただひたすら寝ていた週末でした。

「風邪ひいたと思ったらパブロン飲んでひたすら寝れ」

これが私の長年の風邪撃退法なのですが、今回も見事に撃退。パブロンの効果もさることながら、やはり「ひたすら寝る」が効くようです。

今回の場合、風邪をひいたのは明らかに日ごろの睡眠不足が原因でした。この2週間ほど、仕事が立て込んでしまって、毎日3~4時間ぐらいしか寝ていませんでした。

そんな大切な「睡眠」ですが、みなさんちゃんと眠れていますか?

20代~30代後半ぐらいまでは、寝ないでもなんとかなるもんでした。でも、40代後半ともなると、「寝ないでもなんとかなる」はもうほとんど通用しません。むしろ、健康被害が生じます。

ましてや、50代ともなれば・・・その後の60代、70代の「人生100年時代」を生きるために「良質な睡眠」「快眠」は超重要!

というわけで、今月に新刊『働く50代の快眠法則』という角谷リョウさんの第2弾書籍が発売予定です(6/21Amazon発売⇒現在予約受付中)。

こちらに関しては発売近くにおいおいご紹介するとして、今日は前作『働くあなたの快眠地図』から、めっちゃ使える実践スキルを2つをご紹介します。

まずは、仕事で帰りが遅くなったとき。

そんな日の翌朝は眠いですよね。かといって、前日の帰りが1時間遅くなったからといって、会社に行くのを1時間遅らせるわけにはいきません。

・・・そんなときにはどうすればいいか?

仕事で寝るのが遅くなったのを1日で取り戻す方法

 仕事で帰宅が遅くなると、当然その分寝る時間が遅くなります。そしてそのままいつもと同じ時間に起きると、翌朝はたいてい眠たいですし、気合を入れて起きても日中眠くて仕事の効率が下がります。
 かといって、1 時間遅くなったので1 時間遅く起きると、寝る時間と起きる時間がどんどん後ろにずれていってしまいます。
 困ったものです。
 よくあるこのようなケースに対処する方法が2 つあります。
 1 つ目は「帰宅しながら眠りモードに入っていく方法」です。
 帰りの電車、駅から自宅の間にオフモードにして副交感神経を高めていきます。帰宅しても明るい電気はつけず、すぐにお風呂に入ります。
 照明をつけずにぬるめ(41℃以下)のお風呂に入ると、仕事モードをオフにすることができます。帰宅が23時を過ぎるケースは、お風呂を入れる時間がないのでシャワーでも構いません。
 そういった工夫でかなり遅くなる就寝時間を少しでも減らして、いつもとのズレを最小限にします。こうすることで、いつもと同じ時間に寝ることができれば、翌朝はいつも通り起きて変わらず仕事ができます。
 こうした工夫ができない場合は別の手があります。
 例えば、1 時間いつもより遅く寝た場合、1 時間の半分の30分だけ遅く起きます。もちろん普段の朝より急いで準備しないといけないですし、普段ゆっくりコーヒーを飲んでいた時間がなくなる可能性がありますが、それはしかたありません。
 いつもより少し睡眠時間が少ないですが、この程度なら仕事に支障が出ることはまずありませんので、心配ありません。
 そしてその日を過ごすと、いつもより少しだけ早い時間に眠くなってきます。そうなったらその眠気に従って早めに寝てください。翌朝にはいつもと同じ時間にスッキリ起きることができます。
 このテクニックは本当に実践的で、とても使えるのでおすすめです。

角谷リョウ『働くあなたの快眠地図』より

いかがでしょうか。
かなり実践的な対処法ですよね?

◎帰宅しながら眠りモードに入っていく
◎1 時間いつもより遅く寝た場合、30分だけ遅く起きる

毎朝、眠そうな顔で出社してくる同僚には、ぜひこの快眠スキルを教えてあげてください。

「それでもやっぱり眠い!」というあなた。

まさか、前日に深酒していませんよね?
深酒はしていないけど、ちょっと飲み過ぎた?

あ~~・・・そんなあなたには次の快眠スキルを授けます。

アルコールを飲んだときの快眠スキル

 アルコールを飲むとリラックスしてすぐ眠れるようになります。
 そのために睡眠導入剤の代わりにアルコールを飲む人が、日本では世界一多いという報告があります。しかし、ご存じの方も多いと思いますが、アルコールは入眠しやすくなりますが、夜中に起きやすくなったり、睡眠が浅くなるなど、快眠になりにくいデメリットも多いのです。
 私もお酒をよく飲みますが、少し工夫をしていますので、飲んでも快眠を手に入れています。それはどんな工夫かというと、まずは「自分が快眠できるアルコール量」を把握することです。
「いびきラボ」という便利なアプリがありますので、まずはそのアプリを使って自分のいびきの大きさを測ります。多くの人はお酒を飲むといびきが大きくなるのですが、当然いびきが大きい時は睡眠が浅いです。ですから、いびきラボでどれくらい飲むといびきスコアが上がるのかが分かれば、急激にいびきスコアが上がるポイントが自分の快眠アルコール上限値というわけなのです。
 翌日に何もない時は気にせず飲んでもいいのですが、翌日に大事な仕事がある時には、アルコール上限値を超えないようにするだけで、かなり翌日のパフォーマンスが変わってきます。
 また、アルコールを飲む前にトマトジュースを飲むと、アルコールの分解が促進されて飲んでも快眠に入りやすくなります。
 昨今では、アルコールと同時に水(チェイサー)を用意して、交互に飲むスタイルも常識になりつつあります。ただし、この方法は途中からではなく、最初から水を用意しておかないとつい忘れてしまいますので、飲む前に水を用意することを習慣化することが何より大事です。
 あとは飲んだあとすぐにスポーツドリンクなどのイオン飲料(薄めのタイプがおすすめ)を飲むと、体内のアルコール濃度が下がります。これが水だとあまり量が飲めないので、イオン飲料を飲むことがポイントです。

角谷リョウ『働くあなたの快眠地図』より

翌日に大事な仕事が控えている日は飲まない、もしくは飲んでも飲み過ぎない。言うまでもなく、これが得策ですが・・・そうもいかないのが飲兵衛の習性。

そんなあなたにおすすめの快眠スキルが次の4選。

◎「いびきラボ」を使って自分が快眠できるアルコール量を把握する
◎アルコールを飲む前にトマトジュースを飲む
◎アルコールと同時に水(チェイサー)を用意して交互に飲む
◎飲んだあとすぐにスポーツドリンクを飲む

酒は呑んでも呑まれるな。
たとえ呑まれても、快眠スキルで乗り越えろ。

これです。

このような快眠スキルが満載の『働くあなたの快眠地図』はおかげさまでコツコツと累計3万部に到達しました!読者のみなさまの健やかなる快眠ライフの一助となるべく、引き続き快眠ノウハウをお伝えしてまいります。



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