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【海外書籍ランキングTop10】#9 今週のアメリカ版Amazon書籍売れ筋ランキング

アメリカ版Amazonの書籍売れ筋ランキングのお時間です!本日もリアルタイムの情報をいち早くお届けしていきます。

先週は、人気俳優ウィル・スミスの半生を綴った回顧録「Will」が1位を飾りました。

そして前回はランキング第10位、世界最大級の自己啓発ウェブサイトを運営しているマーク・マンソンの常識をくつがえす自己啓発本「The Subtle Art of Not Giving a F*ck」をご紹介しました。

実は、こちらの本と前回のランキング1位の「Will」は、どちらもマーク・マンソン氏が執筆しているのも興味深いですね。

さて、今週のランキングはどうなっているでしょうか?

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1位「Will」
MARK MANSON

(CUSTOMER REVIEWS:★4.8/964REVIEWS)

☆3週連続ランクイン
俳優、プロデューサー、ミュージシャンとして活躍するウィル・スミスが成功するまでの過程と自身の不安やトラウマといった人間味あふれる姿をさらけ出した回顧録。

2位「The Real Anthony Fauci」
ROBERT F. KENNEDY JR.

(CUSTOMER REVIEWS:★4.9/933REVIEWS)

☆4週連続ランクイン
ジョー・バイデン米大統領の首席医療顧問のアンソニー・ファウチ博士の正体と、ビル・ゲイツ、大手製薬会社による世界的な専制政治と不正の真実をロバート・ケネディJrが暴く。

3位「Betrayal」
JONATHAN KARL

(CUSTOMER REVIEWS:★4.7/387REVIEWS)

☆2週連続ランクイン
トランプ氏がホワイトハウスを去った後に起きた出来事とは。ABCニュースワシントン特派員の独自取材と中心人物たちが初めて語るオフレコのインタビュー満載のドキュメンタリー。

4位「The 1619 Project」
NIKOLE HANNAH-JONES & THE NEW YORK TIMES MAGAZINE

(CUSTOMER REVIEWS:★4.7/270REVIEWS)

☆ランキング初登場
アメリカで長い間覆い隠されていた真実が明らかに。奴隷制度の遺産を探る18編のエッセイと、抑圧、闘争、抵抗の重要な瞬間を描いた36編の詩や小説を織り交ぜたジャーナリズム作品。

5位「All American Christmas」
RACHEL CAMPOS-DUFF & SEAN DUFFY

(CUSTOMER REVIEWS:★4.7/311REVIEWS)

☆ランキング初登場
FOXニュースファミリーからカラー写真盛りだくさんの贈り物!風が吹き雪が降るワイオミング州から、クリスマスライトに輝くフロリダ州のビーチまで。アメリカ全土のクリスマスの伝統を紹介。


6位「Atomic Habits」
JAMES CLEAR

(CUSTOMER REVIEWS:★4.8/56,282REVIEWS)

☆148週連続ランクイン
習慣形成の専門家であるジェームズ・クリアが提唱する習慣を変えるために必要なツールと戦略。

7位「Welcome to Dunder Mifflin」
BRIAN BAUMGARTNER & BEN SILVERMAN

(CUSTOMER REVIEWS:★4.6/33REVIEWS)

☆ランキング初登場
超人気コメディドラマ『The Office』の俳優から脚本家、プロデューサー、ディレクター、その他多数のスタッフの声を収録した音声ヒストリー本の決定版。

8位「The Body Keeps the Score」
BESSEL VAN DER KOLK, M.D

(CUSTOMER REVIEWS:★4.8/38,768REVIEWS)

☆53週連続ラインクイン
コルク医学博士による、トラウマを癒すための大胆で新しいパラダイム。

9位「Greenlights」
MATTHEW MCCONAUGHEY

(CUSTOMER REVIEWS:★4.7/47,546REVIEWS)

☆57週連続ランクイン
アカデミー賞受賞俳優マシュー・マコノヒーが、自らの日記から見い出した人生をより良く生きるヒント。

10位「The Storyteller」
DAVE GROHL

(CUSTOMER REVIEWS:★4.8/3,466REVIEWS)

☆8週連続ランクイン
伝説的バンド・ニルヴァーナのドラマー、
フーファイターズのフロントマンのデイヴ・グロールが
ゴーストライターを起用せず自らの手で書き綴った自叙伝。

今週注目の1冊
『The 48 Laws of Power』

今回は、ベストセラーランキング20位内に27週連続ランクイン、今週第19位のROBERT GREENE『The 48 Laws of Power』をピックアップ!

The 48 Laws of Power
=権力の48法則

腹黒い人には読ませないで欲しい!
刑務所のリクエストランキング上位!
ビジネスの世界では常識!?
競争相手を出し抜く術を学ぶ。
「不道徳・人を巧みに操る」と酷評される世界的ロングセラー!

・・・・・・

ロバート・グリーンとヨースト・エルファースは、3,000年に及ぶ権力の歴史から48の本質的な法則を見出しました。

ある法則は、慎重さの必要性を説き
(「法則1:主人を出し抜かない」)、
ある法則は自信の大切さを説き
(「法則28:大胆に行動する」)、
多くの法則は絶対的な自衛を勧めています
(「法則15:敵を徹底的に潰す」)。

しかし、どの法則にも共通しているのは、「完全制覇」です。

あなたの目的が征服であれ、自己防衛であれ、あるいは単にゲームのルールを理解することであれ、本書はあなたにとって理想的な本となることでしょう。

・・・・・・

パワーには「社会的に弱い立場の者が自らの政治的・経済的な権利と力を
得ようとする運動やスローガン」の意味がある。

このパワーをめぐる一連のかけひきをパワー・ゲームと呼ぼう。

パワー・ゲームには多くの思惑と矛盾が存在する。ランダムに見えるかもしれないが、ゲームを制するための48の法則が存在する。

法則は、パワー・ゲームを習得した人々の言葉をもとにして成り立っている。時代にして3000年以上、古代中国からルネサンス期のイタリアまで、幅広い範囲からひろった言葉だ。

そこには共通する一つのテーマがあり、いまだ明確には表現されていないパワーの本質を多少なりとも言い当てているのだ。

本書は、歴史上で特に傑出した戦略家(孫子、クラウゼヴィッツ)、政治家(ビスマルク、タレーラン)、外交官(マキャベリ)廷臣(カスティリョーネ、グラシアン)、色事師(ニノン・ド・ランクロ、カザノヴァ)、詐欺師(「イエロー・キッド」ことジョゼフ・ウェイル)などから含蓄のある言葉を集め、そのエッセンスを蒸留してできたものである。

この法則には、明快な前提がある。

法則にしたがった行動はほぼ間違いなしに本人のパワーを強めるが、法則にそむいた行動はパワーを弱め、最悪の場合は身を滅ぼすもととなるということである。

違反と遵守の結果は、数々の歴史上の事例が証明している。

この法則は、時代を超えた普遍的なものなのである。

本書を一通り目を通せば、パワーの全体像が分かるだろう。興味のある法則だけを読み込むことも可能だ。あちこちを拾い読みして、パワーを手にした先人たちの弱点や偉業を楽しんで読んでいくこともできるだろう。

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【著者について】
ロバート・グリーン ROBERT GREENE
著書にNYタイムズ紙ベストセラー「The 48 Laws of Power」のほか「The Art of Seduction」「The 33 Strategies of War」「The 50th Law」などがある。待望の5冊目となる『Mastery』では、チャールズ・ダーウィン、モーツァルト、チャールズ・ダーウィン、モーツァルト、ポール・グラハム、ヘンリー・フォードといった歴史上の偉人たちの人生を検証し、彼らの特徴や普遍的な部分を描いている。
グリーンの著書は、ビジネス界で強い支持を得ているだけでなく、ワシントンで深い支持を得ており、戦史家から大物ミュージシャンといったあらゆるジャンルの人物からも称賛されている。

いかがでしたか?

今回ご紹介したロバート・グリーン氏の著書は『権力に翻弄されないための48の法則』(上下巻)というタイトルで2016年に日本語訳版が発売されています。

本書の帯には「刑務所図書館貸出ランキング第1位」「腹黒い人には読ませないで欲しい」「禁書にする刑務所もあり」といったフレーズが踊っていて、気になりますね・・・。

今後も海外書籍のランキングを定期的にご紹介していきますので、どうぞお楽しみに!

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