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ラーメン好きだけど血糖値が気になる方へ朗報です!

フォレスト出版編集部の寺崎です。

みなさんはラーメンお好きですか?

私はラーメンがだいすきです。

少なくとも週1回は必ず食べているため、「1食÷週21食」と考えると「4%」。カラダの4%はラーメンで構成されていることになります(計算合ってるか!?)。

ただし、ラーメンがあまり健康によくないことも承知しております。理由としては・・・塩分過多、糖質過多、脂質も多めというところでしょうか。

ただ、鶏や豚の骨から出汁を取るスープは、ボーンブロススープといって、カラダにはいいそうです。かつて原始時代の人類は、動物の食べ残した骨を食べていたのではないかという説があるそうで、動物の骨にある骨髄液はとても栄養価が高いらしい。

ゆえに、我々現代人も原始時代の記憶から「ラーメン」を原初的に求めるのかもしれません。

で、ここで血糖値を気にしてラーメンを控えていたあなたに朗報があります!ラーメンは食べても全然問題ないと糖尿病専門医が太鼓判を押しているのです!

どういうことなのか、新刊『血糖値を自力で下げるやり方大全』(市原由美江・著)から引用してご紹介します。

ラーメンがどうしても食べたい!
そんな時には、この「OKラーメン」

 みんな大好き、ラーメン。でも、血糖値に悪そうなイメージですよね。ところが、実は、そうでもないんです。しょう油ラーメンや塩ラーメン、みそラーメンの1杯は500~800kcalと、思ったほどは高くありません。糖質も50~70gで、1食の糖質として多過ぎはしません。トッピングには、海苔(食物繊維)、卵(たんぱく質)、モヤシ(食物繊維、ビタミンB
1)、メンマ(食物繊維、カリウム)です。
 注意が必要なラーメンは、豚骨ラーメンやチャーシュー麺。糖質量は、他のラーメンと変わりませんが、脂質量がグッと高くなります。脂質は1g当たり9kcalで、糖質は4kcal。そもそも脂質は糖質の倍以上のカロリーがあるので、太りやすくなります。しかも、糖尿病の人が「糖質+脂質」を多めに摂ると、食後の高血糖の持続時間が長くなるので、血管へのダメージも大きくなるうえ、中性脂肪やコレステロールに悪影響も……。
 食後の中性脂肪値が高い患者さんに、何を食べたか聞くと、大抵、豚骨ラーメンです。私のクリニックがある横浜は、豚骨系のラーメンが多いので、余計にですね。
 インスタントラーメンはというと、油で揚げてあるので、脂質が多いイメージですが、実は、それほどではありません。糖質も50g前後と多くはないのです。つまり、1個ならOKです。
 誰ですか? インスタントラーメンとおにぎり食べてる人は? インスタントラーメンのおともには、野菜サラダ(食物繊維、ビタミン等)か豆乳(食物繊維、たんぱく質)、チーズ(たんぱく質、脂質)を摂って、食後の血糖値の急上昇を抑えましょう。
 最後に一つだけお願いしたいのは、「汁は残して!」。ラーメン全般に言えることですが、塩分が多いんです! ラーメン1杯には5g以上の塩分が含まれていて、これは1日に摂るべき塩分量の半分以上。塩分過多は、血圧上昇や腎臓への負担、むくみのもとになるので、なるべく控えたいところです。

『血糖値を自力で下げるやり方大全』(市原由美江・著)より

食べていいラーメンをまとめると・・・

①しょうゆラーメン
②塩ラーメン
③味噌ラーメン

なるべく控えたいラーメンは・・・

①豚骨ラーメン
②チャーシュー麺

となります。

豚骨ラーメンもチャーシュー麺も大好物の私にとってはたいへん残念な結果となりましたが、しょうゆ、塩、味噌はオッケーとのことなので、一安心です。

インスタントラーメンもOKというのが意外でしたね。

そして・・・「ラーメンの汁は残せ」が鉄則。

出汁の効いたスープだと、店主へのリスペクトと感謝も込めて、スープ飲み干してしまいがちですが、そこはグッと堪えて、汁は残すようにします。


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