【NISA始めようか迷っているあなたへ】積立投資の3大メリット
フォレスト出版編集部の寺崎です。
来週、いよいよ『お金は寝かせて増やしなさい』の改訂版が発売となります。シリーズ20万部を突破した本書ですが、そもそもの誕生のきっかけはなんだったのか。原点を振り返ってみます。
このプロローグにある「金融機関の著者ではなく、インデックス投資の長期実践者が経験にもとづいて書くインデックス投資本」というのが、本書の最大の売りです。
いまでこそ、投資ブロガーやYouTuberが書いたインデックス投資指南書はたびたび見かけるようになりましたが、それでも「20年間ずっと積立投資でバイ&ホールド」し続けている著者は水瀬さん以外にほぼほぼ存在しないと思われます。
そんな水瀬さんがインデックス投資をおすすめする理由は次の3つ。
①手間がかからないから
②実は世界標準のスタンダードな投資法だから
③お金の基礎知識として日常生活に役に立つから
ちなみに入門者の方の一部は「インデックス投資って何?」とここまで読んで思われたかもしれませんが、「インデックス投資」「積立投資」「新NISA」は、どれもほぼほぼ同義と捉えていただいてOKです。
では、「インデックス投資をおすすめする理由」について、それぞれ詳しくみていきましょう。
インデックス投資をおすすめする理由①
手間がかからないから
2024年から始まった新NISAも、基本的にはこの「世界中の株や債券に分散したインデックスファンドを、毎月定期的に同じ金額を積み立てて、あとは寝かせておくだけ」というのが王道スタイルです。
インデックス投資をおすすめする理由②
実は世界標準のスタンダードな投資法だから
さらに補足すれば、GPIFは将来的に不足することが予想される年金を補うことを目的に「年金積立金」を運用しています。つまり、積立金を運用して増やして、将来足りなくなる年金の不足分を積立金から賄う予定なのです。この計画は100年先まで見据えているそうです。
そんな、我々の将来を保障する
「年金積立金」はいまどんな状態にあるのか?
【GPIFによる年金積立金】
運用資産額 224兆7025億円
累積収益額 132兆4113億円
年平均リターン 3・99%
この数字からうかがえるのは「GPIFのインデックス運用すげえ!」です。2001年から始めた運用資産額のうち、利益が132兆円ですから、運用資産額の半分以上が利益です。元手がだいたい2.4倍に増えています。
これって、フツウにすごくないですか?
で、GPIFがどんな投資方法をしているのかというと・・・『お金は寝かせて増やしなさい』で推奨されている「国内株式」「外国株式」「国内債券」「外国債券」の4つの資産クラスに分散投資して、ただひたすら寝かせるスタイルなんです。
つまり、われわれ一般庶民が新NISAで毎月積立する投資法と、GPIFが132兆円もの利益を上げた投資法はまったく同じなのです。
どうでしょうか。
「新NISA始めるか迷ってる」という方。
ちょっとは「やってみてもいいかも!」となりませんか。
インデックス投資をおすすめする理由③
お金の基礎知識として日常生活に役に立つから
最後の理由③は地味に大事なことかもしれません。
このところ「これ、明らかに詐欺だよね」っていうSNS広告をよく目にするようになりました。おそらく、簡単に騙されてしまうひともいるのでしょう。
実際、こうした書籍の編集を担当する以前は「年利?」「債券?」「ブンサン投資?」とチンプンカンプンな状態でしたが、今ではなんとなく理解することができていいます。それもこれも、実際に投資することで「自分ごと」になっているからだと思います。
『改訂版 お金は寝かせて増やしなさい』はあなたのお金の強力な守り神となってくれるかもしれません。
というわけで、今日は「インデックス投資をおすすめする3つの理由」でした。
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