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■ インド北部から数十年ぶりにヒマラヤが眺望! 経済成長と自然回復は両刃の剣

・ここしばらく空の青が美しく、山の緑が冴えて見えます。「夜の訪問者」田圃のアマガエルが戻ってきました。

都内でお正月にモノレールに乗った際、富士山がはっきり見えた記憶があります。二か月飛行機や車が動かなかった・・・世界人口77億人の8割が影響を受けたといいます。

青・蒼・ao  いつもは電子辞書かPCで検索しますが、重い百科事典を下の棚から取り出して第一巻で「青」探しました。


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紙媒体に辿るまでページをめくる数分が良いですね。検索だと一発です。自然とあ・い・う・え・おは頭の中で並べられている。近頃、図書館で作者名の順を探せない人がいると聞いたことがあります。キーボードの場所は指が覚えていてもあ行・か行・・・を頭の中で使う機会が減ってしまったのです。

に至るまでにちょっとした想像力が渦巻きます。青 あお の前は「亜鉛末」

気になっていた内容は最初に書いていました。山は「あお」ではなく緑色ですが「あおあおとした・・・」と使われても厳格に区別されて使用されているわけではない。交通信号のみどり色あおといっても「違和感がない」例は幾つもある。納得するし、これからも続けても抵抗はなくなる。

他にも、から連想されるものの代表は空・水など感情は静寂・寂しさ・深さ・さみしさなどです。

広辞苑では①七色の一。三原色の一。晴れた空のような色。

②緑色にも言う ③青信号の略 辞典を読んでみるとアッサリしています。

百科事典(小学館1990年)井上靖氏によると百科事典を”読む”は私の一生関心を持たないであろう分野の知識が私を取り巻く『神さまの贈りもの』と扉に記されています。

そして、「アオリイカ」 「あおり行為」の後は「」です。紙媒体はこうして知らないことを知るようになっていく訳だった・・・ですね。

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手織りを仕事にしています。一年に一度「裂織り」を織っています。織物といえばこの裂織りをさす方もいるほどです。

キルトもそうですが、いわゆる使い古した布が適当に集まった時が、織り時です。経糸は新しい糸を使用します。緯糸に布を裂いて織り込むため何時も藍染めの糸を使います。使い古した布を生かし、冴える新しい布を織るために藍色(ブルー)は最適です。

布が独立して立ってくれるほど打ち込みさらに、二重の布を織るところが得意です。大方はトート・バックを仕立てています。

・最初の山の画像の下に苗を植えたばかりの田んぼの中、飛び立っているのは鴨です。三羽泳いでいましたが近づくと飛んでいきました。このあたりの農家は除草剤を使わないためアオサギやカモが自由自在に遊びに来ます。

77億の人が住むためには小さくなってしまった地球です。二か月で空気汚染も減少しました。時間は短縮するばかりを考え、経済は発展するばかりを考え、前ばかり向いていました。織物はマイナーな仕事ですが時を刻むためには丁度良い仕事です。

立ち止まってデザイン」1987年の本です。30年前に戻る・・・イメージしてみるとiphoneはなかった。



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