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森の映画祭2024を準備中です。

こんにちは、森の映画祭のちばひなこです。今までのnoteでは代表補佐としてご挨拶しておりましたが、この度代表として〈森の映画祭〉を実施することになりましたので、そのご挨拶と森の映画祭2024についてお知らせをさせてください。

そもそも森の映画祭プロジェクトって?

五感まるごとで映画を体験する日本初の野外映画フェス「夜空と交差する森の映画祭」や、映画とコースディナーのマリアージュをたのしむ「幻燈の料理店」、映画音楽やおしゃべりで映像を見ないで映画をたのしむ「映像のないシネマパーティー」など、映画を“たのしむ”企画を多く実施してきたチームです

実行委員会は毎年イベント終わりに打ち上げを実施し、解散します。
こちらは2023の打ち上げの様子

普段は別の仕事をそれぞれがしているメンバーで「やってみたいこと」「おもしろそうと思うこと」を実現してきました。また、大きなイベントである「夜空と交差する森の映画祭」では、通年活動しているメンバーのほかにも実行委員制を採用し、毎年新しい人と一緒にイベントを企画・運営してきました。

森の映画祭2024について

さて、〈森の映画祭2024〉ですが、今までの「夜空と交差する森の映画祭」とは少しだけ違った映画祭を目指そうと思っています。

今までの森の映画祭が大事にしてきたことのひとつに「エンターテイメントとしての映画祭」でありながら「短編映画のお披露目の場」になるという「入口と出口の違うイベント」ということがありました。

これからの森の映画祭では、「エンターテイメントとしての映画祭」でありながら、もう少しだけ広い意味での「映画をちょっとすきになる場」を目指したいなあと思っています。

2015年。ちばにとっての初めての森の映画祭はこんな夜でした

実際、私自身も、たくさんの映画に支えられ過ごしてきました。大学では、映画製作を行うゼミに属し、短編映画を(数本ですが)監督し、映画館でアルバイトをしていました。私自身は映画がわりと好きな方……だとは思います。
だけれど、別に、映画がそんなに好きではなかったとしても、映画というのはコミュニケーションのきっかけになったり、共通の話題になったり、一緒に過ごせる時間になったり、映画の作品そのものにはもちろん、そのものの周りに染み出している部分にもいろいろな魅力があります
作品を大事にしない、というわけではもちろんありません。作品を大事にしながらも、作品と同じように、作品のまわりにある「空気や時間、過ごし方」も大事にしてみたいと思っているのです。

なので、森の映画祭は、少しだけ名前や大事にしたいことや目指す姿を変えて2024年を迎えます。詳しい内容や会場、日程などの情報は年明け、春の初めのころにでもお伝え出来るかな、と思って準備を進めておりますので、あたたかく見守っていただけたら本当にうれしいです。

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森の映画祭2024の最新情報やチケット情報はもちろん、最近観た映画などのコラムも「ほとんど月刊だより 森の知らせ」として配信する予定です。

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代表就任にあたって

……この段落以降は、私自身の決意表明ですので、イベント自体の情報はございません。なので、もし興味がある方がいらっしゃいましたら、お読みください。そうでなければ、また来年お会い出来たら幸いです!🌳

公式instagramなど各種SNSにて、森の映画祭2023の様子も公開しています。ぜひご覧ください!

……では、私の話をさせていただきます。私は、もともとは、2015年に「夜空と交差する森の映画祭」の実行委員のひとりとして参加してみたスタッフのひとりでした。当時大学1年生だった私は、映画を観て、本を読んで、演劇に通い、音楽を聴き、美術館や博物館に出かける、という文系まっしぐらな生活をしていました。映画館にはひとりでいくし、だれかと映画の感想を共有するわけでもなく、学生生活を過ごしていましたが、森の映画祭に参加して「野外映画はどうやら私の知っている映画鑑賞より、どうもだいぶ“たのしそう”だな?」と思ったのを覚えています

今でも映画がすきですし、みんなでたのしむ野外映画のことはもっとすきです。森の映画祭は、私にとって、映画を作品として楽しむだけではなく、映画が元来から持っている「鑑賞する以外の楽しみ方」に気づかせてくれた場所です。

私が代表補佐として活動するようになったのは2017年から。前代表のサトウさんに誘われて、へぇ私でいいならば…と案外気軽な気持ちで始めました。
新しいことに挑戦するのはいつだっておもしろく、事務所でお菓子を食べながら企画の相談をしたり、運営準備をするのは、学ぶことも多く充実した楽しい時間でした。
また、一人ではなく、みんなでつくる映画祭だったからこそ、自分自身はもちろん、チームメンバーの考え方や行動や生き方の変化の様は本当におもしろく、ずっと刺激的です。そして、毎年森の映画祭を終えてみて、もっと出来たのではないかと悔しくなったり、もっとやってみたい!と挑んでみたくなったり……そんなことを繰り返していたら、あっという間に10年近くが過ぎていました。

これからの森の映画祭は、私がやっていきます。だったら、私が森の映画祭で得た”映画と映画の周りにあるたのしい部分”をもっともっと感じられる映画祭を目指したいな、そう思っています。森の映画祭をしっかりやっていくぞ!という決意も込めて、法人化もいたしました。会社名は〈合同会社あのてこのて〉です(森の映画祭以外の体験コンテンツやイベント、プロジェクトなどのお話もいつでもお待ちしております!)。

至らないところばかりだと思いますが、まずはやってみようと思っていますので、どうぞよろしくお願いいたします。
今後の動向に関しましては、森の映画祭のinstagram𝕏(Twitter)をフォローして情報をお待ちいただけると幸いです!

それでは、また来年お会いしましょう。 ちばひなこ


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