波照間島で満天の星空に願いを込めたら、彼女できま〜コムカノday36〜
「・・・・源・・・源起きろ・・・」
・・・・ここは?
鎌田「着いたぞ」
今にも死にそうな顔をしている。
気づけば、縦揺れはなくなり、外からは笑い声が聞こえてきていた。
ああ、俺、生きてる。生を実感した。
宿で小鹿タイムを1時間くらいかまし、酔い覚ましに、島をチャリで一周してみようということになった。
とにかくもともとの島の人口が少ないうえに、台風が来ていてチキった客が多かったらしく、チャリで走ってるのは俺らくらいだった。潮風が気持ちいい。青空が澄み渡っている。今、俺は地面の上にいる。生きてるって素晴らしい。
もう、ここから分かる。
こんなん優勝やん。
ニシ浜。東にあるのになぜかニシ浜。由来は何だっけ。とにかく、天国に一番近い島という異名を持つくらいはきれいな海だった。俺はついさっき地獄にいたんだっけな。
ここでも、とにかくアラサー男4人ではしゃぎまくった。海がきれいだからテンション上がりまくりだ。はしゃぎすぎて、俺は気持ち悪くなった。
ランチ(食えるか)
とてもとても胃に何か入る状況じゃなかったので、こいつをチョイス。
あの、サトウキビでできたかき氷だ。文字通り、黒糖のほのかな甘みと、氷の冷たさが五臓六腑に染みわたる。3人は、ソーキそばを食っていた。くううう。
3人はデザートにパッションフルーツジュース。俺は水。くうううう。
ヤギ多すぎ
とにかく、ヤギの数が多い。そこら中にいる。草を食べてもらうためだろうか。ここで中尾の名言
「女の数より、ヤギの数の方が多いな。」
最南端「波照間之碑」
ああ、今俺たち日本の最南端にいるんだなって思った。感慨にふけっていると、鎌田が焦って一言、
「おい源、お前の荷物漁られてるぞ!!」
なにい!?
こんな果ての島まで来て窃盗だと!?さてはお前、歌舞伎町のクソデブとブスヤンキー女か、名古屋栄のクソパリピだな。成敗してやる。
はーい、犯人晒します。
3・2・1!
いや、カラスやん!
確かにカラスの数も女より多かった。お前ら、何が欲しかったんだ・・・?
大したものは入ってなかったはずだ。プレミアの俺のパンツ一枚くらいくれてやるぜ。
うおおおおおおおおおお!俺の命の恩人がああああああああ!!
お土産屋さん
東京で買ったら何千円にもなる激レア商品らしい。よし、一億で転売しーよう!
本編~波照間島の満天の星空~
そう、今回の目的は波照間島の満天の星空である。どこよりも、星がきれいな情報がある。夕方でまだ明るかったので、一軒やっていたお店に行った。
時刻は、21時。このブログを見ている方々にも追体験してほしい。
日本で、人生で一番やりたかった事。波照間島の満天の星空を。街灯がないところへ歩き始めた。
♬歩きながら、脳内に君の名はのスパークルが流れる♬
俺は恋愛市場で何度も負けた。文字通り消えてなくなった。青天の霹靂のように消えることもあれば、蜃気楼のように薄れていくこともあった。でも、その情景や匂いは消えてくれない。時に傷として残った。
それでも、いつか出会う未来のあなたへ。一生生き抜いていけるようなまだ見ぬあなたへ。何年たっても、いつか、多分、いや必ず出会えることを信じて今日は満天の星空に願いを込めようと思う。
さあ、いでよ!メニーメニースターズ!!!!
へ?
台風の影響か、めちゃ曇ってて、全く星が見えなかったので、彼女は・・
できませんでした。
~後日談~
台風の影響で海ぶどうが食べられなかったので、せめてお土産にしようと思い、実家に持ち帰った。特に、母親が食べたことない!とテンション爆上がりだった!
あのプチプチとした食感、そしてほんのり香る海の味がたまらないのだ。
源、できたよ!
おかん、、、これ、、オレ思ったやつちゃう、、泣
これもはやもずくや、、、。
これは一体、、、?
オカン「あー、ついてた液に浸しといたら、縮んじゃったよ。」
おかん。
ナメクジに塩かけた経験ある?終わり。
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