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マッチングアプリ葬送のフリーじゃないゲン

これは勇者(俺氏)とパーティ(俺を支援し友人、マッチング女子など)によって、マッチング廻戦で勝ち抜き、彼女ができた“その後”の世界だ。


彼女を作るために2年以上ブログを書き、50人以上とデートした魔法使い(意味深)のフリーじゃないゲンの旅路。

賢者モード源「帰ったら、彼女へのプレゼントでも買わないとな。」

フリー×源「もうそんなこと考えてるんだ。」

賢者源「大事なことさ。彼女ができたからと行って、終わりじゃない。この先の人生の方が長いんだ。」

リトルフォレストナイト「彼女か。酒が飲める彼女がいいですね。」

賢者源「いや、お前飲めないだろ。」

脳内のみんな「ハッハッハッハッハ!」

フリー×ゲン「それもそっか。」

賢者源「フリー×ゲン。君のこの先の恋愛人生は、想像もできないんだろうね?(煽り)」

フリー×ゲン「そうかもね。」

そよ風が吹く。



気づけば横浜での「サブスク?告白」から1ヶ月がすぎた。

特段変化はない。

日常は廻って行く。

渦巻く世界はいつもと同じだ。

変わったことといえば、
・マッチングアプリで女の子を探す日々から解放されたこと。
・理不尽なフラれ方や、やっべぇ女の子(お前も大概やぞ)がいたときに、酒の肴にして盛り上がることがなくなったこと。
・マッチング戦士をやめた時間で、なんか投資とか家計簿の勉強を始め出したこと。
・毎日1-2通の太陽ちゃんとのライン。

そして、毎日投稿のブログが終わったこと。


実は、ブログの伏線を回収するまでは、1か月間、謎のプロ意識で、彼女ができたことを周りにも言わなかった。一部の知り合いのブログ読者の反応はこうだ。

勝ち組公務員「ん?どういうこと?」

マッチング女子AB「おめでとうございます!幸せになってくださいね。(伏線の意味はよくわからない)」

横浜勝ち組男子「お前、いつの間に彼女できていたのか。」

中尾「正直に言ってほしかったな。」


うん。ちょっと罪悪感。

そして俺は諫山創にはなれなかった。

マッチング女子AかB「もう、ブログ書かないんですか。」

源「うん。しばらく書かないかな。彼女できてから、泉のように湧き出ていたアイデアが全く出てこないんだ。」

マチ女子「太陽ちゃんのこと書けばいいじゃないですか!」

源「のろけ記事なんて誰が読むんだよ。それに、フリーならよかったけど、性格の悪い記事になるから、なに彼女いるのにこの男ゴミすぎみたいなフェミのコメントで荒れるだろ笑」

マチ女子「いや!私たちが読みたいんです!!」

!?!?

そうか。全世界の女子(それと偽善者男子)を敵に回しても、2人が読んでくれるのなら、書こうじゃないか。


そう考えてから2週間以上が経った。


そもそも、最後の記事が意味不明で、煮え切らない読者のために、軽く解説編といこう。

1 タイトルの意味


進撃の巨人ファンなら、パロディであることにすぐに気づいたであろう。
2000時間だとあまりに長いので、キリがいい1000時間後に、この記事を書こうと、どっかのタイミングで思った。

1000時間=41日と16時間
最後の投稿日が、1月日。
その41日と16時間前は、

12月23日の夜22時が告白した時間となる。


2 なぜ当日彼女できたことを発表しなかったのか?


理由は大きく分けて3つある。

①サブスク告白

「んーと、だからさ、もしよかったら、1か月お試しで付き合ってみない?」

どういう告白?と、全港区女子からツッコミがくるであろう。
俺もそう思った。

ということで、30日間以内に、
「やっぱサブスクを解約で!」ってなったらなんか恥ずかしいなみたいなナゾのプライドがあったのだ。みみっちい!

②納期に間に合わない&書きたい記事があった。


 太陽ちゃん編を、片手間でスマホでポチポチッは無理があった。たしか、クリスマスイブイブデートしているときも、1回目の池袋編までしかかけてなかったと思う。
そして、今も、いろいろ途中の記事がとっちからっていると思うが、なんか最後まで書ききってから、終わりたいっていう下心があったようだ。

③なんか自分の気持ちが不安定だった。

 どう表せばよいか分からないような、なんか複雑な感情になっていたのだ。彼女できて何様だよとお思いだろうが、彼女ができない底辺にとっては、ビッグイベントすぎて、脳が追いついていないのだ。本当にこれでよかったんだろうか?的な。

・・・ふう。
さて、これからは彼女できた報告を先延ばしにしたことの、懺悔の旅に出るとしよう。

同じ道を選んだ。それだけだったはずなのに、
いつのまにかどうして、ほほを伝う涙の訳は
もっと知りたいんだ。今更だって、ともに歩んだ旅路をたどれば、
そこに君はいなくとも、きっと見つけられる。

YOASOBI「勇者」

太陽ちゃんはすごくいい子だ。
ぶっとびクズの俺に太陽ちゃんはもったいないくらいだろう。
でも、日常に何かが足りない。
何かが。
その答えはいつか見つかるのだろうか。

...とりあえず髪伸びたし、いつもの美容院に行くか。
あの、頭のおかしな店長がいる美容院に。

第一話 冒険の終わりと始まり

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