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気の向くままに。溺れていく。

最近、調子が良くない。仕事にも少しずつ影響が出てきた。

今までなら、きりがいいところで少し休もうと思えたのだが、そうもいかなくなってしまった。もう、無理だ。そう感じざるを得なくなってしまった。

先日、掃除中抜け出して、副部長(前回のプチ休職を許可してくれた課長が昇給したよ)に役員室で息を吐くように気づいたら「明日仕事したくない、、、休みたい、、、」と言ってしまってる自分がいた。

これに対しても「あ、いいよ」と二つ返事でOKが出た。どこまで優しいんだ、、、。(ちゃんと明日のシフトを見て私が休んでも支障がないことを確認してから言ってはいる。わがままなの分かっているから、人がいないときに抜けるのは申し訳ないし)

ただ、私も有給削りたくないし、公休9日間と有給1日の10日間でどうにかうまく休めないか考えて組んでる。だから突然その日休むとなるとそのあとのシフトを組み替えなければならない、、、どうしよう、、、

そう考えてたら、副部長が「今、来週分のシフト組んでるからどこ休むか一緒に考えよう」って提案してくれた。

隣に座って、「ここは出勤してくれた方がいいな」「じゃあこことここで連休にしたら?」「じゃあ、そうします」こんな感じでシフトを2人で作り、いろいろ話しながら、気づいたら1時間半が経過していた。当然だがみんな帰っている。その日、副部長が車で家の近くまで送ってくれた。

なんとか、出勤日は仕事をこなし(途中軽い呼吸困難というか息苦しさを抱えながら仕事してた日もあるが)迎えた2連休。行くとこは決まってた。新宿。例のパフェ屋さん(SARON BAKE&TEA)で前回柑橘のパフェを頂いたが、同時期に白いちごのパフェも出ていた。どっちも食べたかったから今回は白いちごのパフェを食べに来た。4月中旬までとのことだったのでギリセーフ。

白いちご「淡雪」を使用したパフェ。

もちろん美味かった。ジャスミンに親しみがなかった(ジャスミン茶も飲んだことない)が、意外にいけることが分かってちょっと感動。何より目の前で仕上げてくれるその待ち時間が好きだ。白いちごをふんだんに使いつつ、ジャスミンの風味がパフェ全体をまとめ、柚子の香りがアクセントになっている。何より見た目が好き。

そのあと紀伊国屋に向かった。久しぶりに。体質的に小説とか漫画はほぼ読めなくなってしまったけど、レシピ本やデザイン本は大好きなので、知識と情報の海に溺れたくなったら大きめの本屋さんに行くことが多い。

気になる本があったら手に取って、少し立ち読み。タイトルで惹かれることもあれば表紙に惹かれることもある。作りたいものはたくさんあるはずなのに、今の私の知識では限界があるので、本やSNS等で他人の力を借りて、知識とセンスを得たいのである。

正直、無限にお金があったら気になった本全部買いたい。知識を脳と家にとどめておきたい。図書館でもいいのだが、最新のものもあるのはやはり本屋である。

SNSでもたくさん得られるものはある。しかし、溢れすぎてしかも「映え」や「バズり」を意識したものが多く(それらに対して否定はしないし参考にしてるものもある)私が求めているものを探そうとすると、到底疲れてしまう。

だから、情報量がまとまっている本がいいのである。しかも、何年持っていても飽きないかつ役に立つ(一過性の流行に左右されない、ある種の世界観があるもの)を求めているのだが、なかなか見つからず、、、。現時点で2冊。あと5冊くらいは欲しい気がする(デザイン系とカクテル系とスイーツ系と心理系で。最近は旅行雑誌?とかも欲しい気がするが、そういうやつって毎年内容変わるから持ってたところで数年で意味をなさなくなってしまいそうで。金沢、京都、鎌倉、パリといった伝統が残りつつ現代との融合がう上手い観光都市が欲しい。旅エッセイならいけるかな?)

そんなこんなで本屋で気になるジャンルの本を一通りあさり、何かを得たような気がするが何も得ていないもやもや感がありつつ、建物をあとにした。でも間違いなく、あの時の私は知識と情報量の海に溺れていた。とても心地よかった。

これを書いている今、無性に金沢に行きたくてしょうがない。ただ、お金がない。



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