バレーボール少女とピアノ少女～その時大人の村では？～

第一章『出会い』

この物語はフィクションであり、実在の人物・団体・事件とは一切関係ありません

とある地方都市
勘二は一つの小さな個人の個別指導塾の経営者もちろん先生は一人
生徒は8人
勢い勇んで始めたものの2年目でようやく食べていくのがやっとの収入

そんな中一人の女の子が他生徒から紹介される
ナッツ
中学2年生
バレーボールをしているらしいが150㎝くらいか…
ただ見るからに運動神経は良さそう
そういう選手なんだろうな…

親（シェル）とナッツと3者面談をして
成績表をみせてもらう
現常5教科
3が二つ
2が三つ
金銭的に負担が少ない公立高校に行きたいという
しかも普通科
内申点なんかも考えるとここから5教科すべて4くらいとらないと
この地方都市でその要望に応えるのは厳しい
正直
”志望変更”
をこの段階で提案しようとさえ思った